①円安に抗う女の40Lリュックの中身 ~真冬の東欧10日間
普通の会社員、びよんせと申します。
都内勤務、基本カレンダー通りの休日、普通(気持ち低め)の年収、でもお金のかかる趣味がないのでわずかに貯金(とNISA)でき、長期休暇で異国に旅に出るのが好きな女です。
子供の頃は歩くドラクエ攻略本と自負していました。
カジノで少しでももうかったらすぐに教会にセーブしにいくタイプ。目を閉じても教会まで行けるぜ!(十字キーテクニック)
年末年始に単独でポーランドとハンガリーへ行ってきたのでレポしたいと思います。2024年12月28日〜2025年1月6日の移動含めて10日間でした。
預け荷物か手荷物か
まず、昨年のウズベキスタンの旅で、とくに準備編を多くの方に読んでいただきました。嬉しい!ありがとうございます!!
予算や荷物の中身が気になる方が多いのかな?と思い、今回はより深掘りして書いてみようと思います。
ガチバックパッカーではなく、普通の会社員による荷造りです。
女性はどうしても荷物が多くなりがちですよね。
普通10日間もヨーロッパへ行くならキャリーケースで行くもんですが、今回も40Lのバックパックで行きました。
去年のウズベキスタン10日間とほぼ同じ内容です。
理由の一つに、到着後のバスの時間がギリギリで預け荷物をピックアップする時間がなさそうだったので、往路は手荷物で搭乗する必要がありました。
また、
万が一ロストバゲージになった場合、その日のうちに空港から遠くに移動するため取りに行けない
ヨーロッパの石畳では安物キャリーケースのタイヤが壊れそう(昔壊した)
という理由もありまして。
復路はお土産もたくさん買ったので預け荷物にしました。
寒いので当然重ね着してもこもこダウン着て行ったのですが、荷物パンパンのでかリュックは背負いにくいんですよね。それがしんどい。
というわけで今回わたしが持って行った荷物をさらけ出します。写真は後日撮り直したものです。(荷造りの時撮っておけばよかった。。)
以下リンクも貼りつつご紹介します。PR / アフェリエイトではないのでご安心を〜
メインバックパック
karrimor tribute 40
これ、メインの口がガバッと開くので荷物が取り出しやすいんです!
以前は登山用バックパックを使ってましたが、口元が小さくて荷物が取りづらかったのでこのタイプを購入しました。
よいところ
手荷物搭乗可能なサイズ。これ以上大きくても重すぎてどうせ持ち歩けないので女性にちょうど良い◎
腰ベルトが背面ポケットに収納できる。これ求めてた〜!長時間歩く時は腰ベルトが欲しいけど、普段は使わないしブラブラしてると邪魔なので。
アウトドアチックすぎず、タウンユースとしても使いやすいデザイン。わたしはカーキを愛用中。
Xでもおすすめされてる女性バックパッカーの方を見かけました。いいよね。
ただパンパンに詰めるとUberEatsのリュックみたいに出っ張るので電車やバス内では場所を取ります。。
左:無印のミシン目入り結束テープ
ショルダーテープをまるめて留めてます。
他にもケーブルをまとめたり、1個あるとなにかと便利!
右:超軽量南京錠
少しでも軽くしたかったのでポリカードネイト製。
ネオンカラーでアクセントになってかわいい。
3桁ロックは開けられやすいと言うけど、2個もついてたら諦めるよね?
スタメンを紹介するぜ!
左: Melissaのシリコンサンダル
Melissaでなくてもよかったのですが、ちょうど良いのが他になくて・・
トングじゃない(機内や宿で靴下でも履ける)
シリコン製(シャワールームで履ける ←ドミだと床が不衛生なので)
薄くて嵩張らない
この条件のサンダルが全然見つからなくて、ようやく見つけたのがこれだったんです。定番の型ではないので同じのはもう売ってないかもだけど。
トラベル用で検索するとこんなのもあります。でもデザインのわりに高い。。
右: スリコの洗濯バッグと粉末洗剤
デカくて破れにくいジップ付きバッグならなんでも良いです。
肌着や靴下を洗うのに宿によっては栓のない洗面台もあるのでバケツ代わりになります。これはシャカシャカ振るタイプ。
帰りは荷物が増えるタイプの人へ。このバッグを忍ばせるのです。
スリコのシアーボックスバッグ:Lサイズ
これ、Xで見かけて買いました。ありがたやありがたや・・
収納バッグなんだけど、ジッパー付きでしっかりしてるからそのまま預け荷物に出せるという!
ツイ主さんは一番大きなXLのバッグを使ってたけど、わたしは旅行で手持ちで持って帰らないといけないので現実的に考えてLサイズ。でもこれで30L入る!
軽いし全然嵩張らないので、帰りにお土産が確実に増える予定の方はぜひ忍ばせてください。
液体を制する者こそパッキング上手
手荷物の問題のひとつ、液体持ち込み制限。
男性のように石鹸ひとつではどうにもならない現実。
航空機内への液体物持ち込み制限について、詳しくはこちら(JAL HP)
手荷物検査で必ず出さないと行けないので、バックパックの手前側にスタンバイしておきます。
化粧品などは小さな容器に詰め替えてます。少量ならお弁当のタレ瓶とか。専用の使い捨て容器も100均に売ってます。
仕分けが面倒なのでパウダーや鏡などもまとめちゃってますが、液体だけ入れればOKです!
わたしはひとりだしセルフィーもしないので、旅中はずっと近所のコンビニへ行くような顔でした。しかも眉毛描くやつ忘れたし。
ところでなぜ日本のシャンプー・コンディショナーの個包装は1パック50円もするのでしょう。
東南アジアでは安く売っていて、わたしはとくにピンクのPANTENの香りが好き。
もうストックないので次行くことあればまとめ買いしたい。でももう値上げしてるかな・・?
気圧で漏れたりするので、オイル系は避け(大事)、それぞれジップバッグに入れることをおすすめします。
シャワーグッズ
フック付きポーチ
旅の間、液体ソープ類は吊り下げられるメッシュポーチに入れてます。
狭いシャワールームだと置き場がないので、フック付きが使いやすい。
メッシュなのですぐ乾くし帰国後はそのまま洗濯機に放り込みます。
セームタオル
バスタオルのないドミ宿泊にはかかせないセームタオル
今回泊まった宿はタオルがあったけど、洗濯物の脱水として使うと乾きが全然違うので必ず持っていきます。実は普段からバスタオルとして使ってるやつ。
乾くとカチカチになるので、ぎゅっと絞って濡れたままジッパーバッグへIN。
封したまましばらく放置すると臭くなるので注意。
旅のコーデ 〜着回ししすぎ 気にするな〜
基本的に2着をずっと着回し、アンダーウェアのみ手洗いして過ごしていました。
冬なのでね・・夏はさすがに2着じゃ無理。
ちなみにショーツは古いものを持って行って現地で捨てて帰ります!
少しでも洗い物は減らしたいのと強制世代交代です。
他の衣類はずっと着ているので潔癖な方には厳しいかもしれませんが、これくらい絞れば40Lバックパックに収まります。私は移動が多かったのでさすがに服を乾かす時間がなく・・
同じ宿に数日滞在するなら乾きやすいし、ランドリーサービスを使う手もあります。
あと後述しますがかわいい古着屋さんがたくさんあるので買うのもよい!
ちなみに年末の東欧は0度前後で雪も積もっていなかったのでラッキーでした。
それでも温暖な南関東育ちのわたしには厳しい寒さ。氷点下になったら何を着たらよいの・・!?
サブバッグ
斜めがけは必ず前に持ちましょうね!貴重品の管理はしっかり!
とはいえセキュリティポーチは使ってません。
もっとスリの多い国へ行くなら用意するかな。
水筒
邪魔かなと思ったけど、乗り継ぎの北京の空港でお湯汲んだり、街探索でもずっと暖かい飲み物をキープできたので持って行ってよかったです。寒いし。
Wiseカード
今回の旅で一番活躍したのはWiseカードというデビットカード。作ってよかった!アプリで管理できるので不正利用などのお金の不安が少し解消。
おかげで出費のおさらいが簡単でした。見たくないものまで見えてしまったが。。また次回の予算編で詳しく紹介しますね。
モバイルバッテリー
寒い地域では充電の減りがとても早いし、飛行機やバスの長距離移動の際に充電できるとも限らないので、2つあれば安心かなと。
USB-Cにまとめたいところですが、たいていの充電スポットはUSB-Aなので必ずAを持って行きましょう。
でも最近のバッテリーの充電ケーブルってCなのよね。
なのでアダプターはAとCどちらも挿せるタイプを持っていきました。
食料
たった10日間で日本食が恋しくなることはないし、胃腸もスーパー頑丈なのですが、日照時間が短いのと円安を考慮して袋麺とドリップコーヒーを少し持っていきました。
冬のヨーロッパは午後5時には真っ暗で寒さも増すため、夕方に宿に着いたら絶対に外に出たくなくなるからです!
コンビニの軽食はサンドイッチ系ばかりで日本のように暖かいものは売ってません。
マルちゃん正麺は本当は茹でた方が良いのですが、ポットのお湯でもどうにかなります。なんなら初日の宿で食べました。しみる〜〜〜
初日は長時間移動でヘトヘトで、とてもじゃないけど外食する元気がなかったので味噌ラーメンに救われました。乾燥わかめを忍ばせた自分GJ!
ちなみにレストランは現地料理縛りでしたので、旅中ちゃんと食も楽しんでます!
ブダベストはベトナムレストランが多くて、途中すごくフォーを食べたかったけど!
その他:持って行ったけど出番のなかったものたち
ホッカイロ
せっかく持って行ったのに、普段使わないから存在を忘れて一度も使わなかったw
コンパクト折り畳み傘
念の為と思ったけど今回はずっと晴天で出番なし。
スイミングウェア
ハンガリー・ブダペストの有名な温泉に入るかも・・と思って一応持って行ったけど結局行かなかった。
番外編:生理の時の海外滞在
もし生理になりそう・なっていたら、わたしは生理用品は日本から持っていきます。
すごく嵩張るけど、いざという時すぐに買えない場合もありますのでね。。
使い慣れたものの方がストレス軽減になると思います。
以前中国出張ですごく便利だったのが、ショーツタイプのナプキン。これにさらにナプキンをつけて1日過ごし、ショーツを洗う必要がないので本当に助かった!
服も宿のベッドも汚したくないもんね。
ピルでの調整も大変だし、なるべく当たらないことを祈るしかないですね。。
昔フィリピンに住んでいた頃は、薬局で100円くらいで低容量ピルを買えたのが便利だったなあ。
esim
ヨーロッパ周遊で使える10GBのesimをamazonで購入。
色々なメーカーがありますが、わたしは一番安かったこちらを使用しました。
途中ネットが繋がらないトラブルがありましたが、宿のwifiからラインで問い合わせしてすぐに新しいesimを発行してもらい、その後は何の問題なく過ごすことができました。
というわけで普通の女性会社員が40Lバックパックで冬の東欧を10日間旅してみたときのバッグの中身でした!
次回はかかった費用をご紹介します〜。