スペイン料理屋で干支を食べよう!
この前お店で、今年の干支のうさぎを食べました!
みなさんはどんな味か想像できますか?
どんなお味かというと、ほぼ鶏肉です。
ちょっとパサパサしていて骨が多め。臭みはそんなにありません。鶏肉と言われても気づかないと思います。
まだ食べたことない方、ぜひ食べてみてください!
話のネタにはなると思います。
うさぎ肉は本格的なスペイン料理屋さんで食べることが出来ます。
というのも、伝統的なパエリアは魚介ではなく、
うさぎ肉、インゲン豆など山の幸を使っていたからです。
だいたい「バレンシアパエリア」と言う名前で
メニューにあります。
スペインは歴史を振り返ると、
太陽の沈まぬ帝国として繁栄していたことが有名ですが、それは上流階級の話で、普通の国民は貧しい暮らしをしていました。鶏肉や豚肉、魚介類は高級品でした。
バレンシアはイスラム教徒がお米をもたらしており、
稲作が発達していました。そこでバレンシアの貧しい国民はお米を炊いたものにウサギ肉を投入しました。バレンシアの山側で、うさぎは捕獲しやすい食材だったのです。
このようにして伝統的なパエリアがバレンシアで誕生しました。
パエリアといえば“魚介”のイメージですが
魚介が用いられるようになったのは、観光国として栄える1970年代くらいからで、割と最近です。
スペイン料理は奥が深いので面白い!
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