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2024年秋アニメ等感想

アニメの話、するぞ!!!!!

と、いうわけで今期アニメのうち、話したいものの感想を言っていきます。

消費者視点(作り手の事情など知ったこっちゃないの体)で話しますし、ネガティブなことも言いますのでご注意ください。

もう1月ですが、秋アニメを「今期」、冬アニメを「来期」と呼びます。

それでは、行きます。


2024年秋アニメ

Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season 襲撃編

今期8話やって2月から残り8話やるらしい。

水の都みたいなところで魔女教たちと戦う話。
魔女教大罪司教大集結でパニックものみたいになってる中で、新キャラも登場するし見せ場もあるしそれぞれのキャラの抱える問題も扱うしで濃密でした。おんもしれ〜〜〜。
とくにエミリア陣営の成長が見られてよかったです。
スバルは2期のロズワールとのあれこれもあって全部救うって覚悟が決まってる。演説回もよかったけど、覚悟完了の話もよかったですね。
エミリアも、囚われのヒロインをやりつつも、純粋さを押し通す芯の強さが魅力的です。このエミリアあってのスバルだし、スバルあってのエミリアですね。

(……こころなしか胸も成長している気がする。)


エミリア、君は処女かな?

強欲担当さん、「あのさぁ……」から喋りだすことが多くって………………あのさぁ。


リリアナちゃん、画面がたのしい。こいつが歌う度にやしきんの仕事が増えるのおもしろいです。

オットーくん、危険過ぎる街でなぜか死んでないし最強だろ。萌えだし。

op、かっこいい〜〜。イントロの「デデデデデデデデデデデデッジャッジャー」で各陣営がカットインするところ良すぎます。


ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇 (※11話まで)

全15話で、12〜15話は来期やるようなんですが、前半の感想だけ書いちゃいます。
女神フレイヤがベル・クラネルを手に入れるためにオラリオの都市全体に「魅了」を使って、ベルに関する記憶を上書きしてしまいます。
いや〜〜〜、おもろスンギ!!!ダンまち、4期あたりからめっちゃ火がついてるように思います。
こういう記憶操作系って、ここまでの積み重ねがあるからこそ効いてくるっていうか。それを1クールかけてじっくり描いているのが強いです。

終盤にさしかかり魅了が解けてウォーゲームの話に突入しましたが、どう着地するのか楽しみですね。

ed映像、フレイヤ様の身体をなめ回すようなカメラワークで、まさに「魅了」を体現していてエロすぎます!!!
ライザed思い出して笑ってました。


ダンダダン

オタクに優しくて霊能力のあるギャルとオカルトオタクが、金玉を取り返すために妖怪や宇宙人とかと戦う話。
ぶっ飛んだ設定かつ大目的が金玉でいいのかよって感じでずっと奇を衒いまくった展開をしていますが、おもしろいです。
制作がサイエンスSARUで、崩しの効いた動きにめちゃめちゃ強くて、コミカルな部分から戦闘のアクションまでそれが噛み合ってて気持ちいい。

金玉を持つ愛羅ちゃん(CV:佐倉綾音)
(なんか「東京レイヴンズ」の話をしたくなってきたな……)

桃ちゃんが温泉でキモおじらに襲われたまま終わりましたが、2クール目も7月からやるそうで。期待です。



らんま1/2(2024)

令和らんま。

水をかけたら女の子に、お湯をかけたら男の子になる格闘少年のラブコメ。毎話格闘シーンがあってドタバタしています。
令和うる星完走していたのですが、テイストとしてはほぼ一緒のノリで見られました。慣れとキャラ萌え的にらんまの方が楽しめてるかも。女らんまたむ、萌え萌えンゴねえ。
冒頭のイントロダクション説明が毎回入るんですが、毎回違う絵で遊びがあって楽しいです。

メインキャラの声優を1989年版と同じ面子でかためるとかいうとんでもないことをやってます。高山みなみさん、女性役をやっていてもコナン君やピット君(新・光神話パルテナの鏡)の印象が強すぎて男声に聞こえてしまうことがあるんですけど、天道なびきはだいぶ女としてしっくり来るように感じました。

令和らんまのおかげでこの間の冬コミでらんま1/2の同人誌が出ていて、それをらんまコスの人から買って楽しめているの、すごいことだと思います。(いい話のように書きましたが、エロ本を買ったってだけです。)


ラブライブ!スーパースター!! 3期

ラブライブの大会を描くシリーズで初めてとなる第3期。
なんというか、新キャラの登場、グループの合併、それぞれのキャラの未来の話など、展開に迷いや無駄がなくきっちり描き切ったなという印象です。
各ライブシーンの曲がそれぞれストーリー上での位置づけと役割を持っています。

澁谷かのん、歌が上手いし萌え萌えだし後輩思いで仲間思いで、課題解決にもしっかりと噛んでくるしで、澁谷かのんしか勝たんところあります。最強!

澁谷かのんはクールに去るぜ……
↑これやるために牛久まで来てるのヤバすぎる。
(みんな気軽に牛久行きすぎだろ。)

他の3年生はなんだか落ち着きと覚悟が見られましたね。

1年生の2人も、実力はもちろんのこと、光る萌えも備えていてよかったです。

猫舌マルガレーテちゃん、かわいいね。
堕ちたな。


それにひきかえ2年!!!
ちょっと"弱い"んじゃあないか………?


!?
!?!?


……ふむ。



転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期

転生して貴族の子どもになった主人公が人の能力値を見られるスキルで仲間を増やして出世していく話第2期。
1期でスカウト編はだいたいやりきっていたところがあるので、2期では戦争の話がメインでした。
戦況とかどういう駆け引きが行われていて今回はどこに注目すればよいのかがハッキリ提示されていて、こういう系の中ではトップレベルに追いやすかったと思います。味方側の話は既に描けている分敵側のドラマの描写をしっかりとしていて、それを踏まえた主人公アルスの成長も見られる。

出勤キャプすぎる。

2期最終回でルメイル様からカナレ郡を託された時の堂々と返事をするシーン、感慨深かったです。


シャーロットさん、萌え。

戦争の合間にちゃんと日常の楽しいシーンも入れてくれて、仲間や領地のみんなの大切さを感じさせてくれるのもえらいです。

3期決まってるのもえらすぎる〜〜。


嘆きの亡霊は引退したい

時は今!かつてなきトレジャーハンター黄金時代!
帝都ゼブルディアに煌めく数多の才能の中に、一際異彩を放つ男がいた!
その名はクライ・アンドリヒ!
これは幼馴染とともに結成した最強パーティのリーダーにして、最強のクランマスターとして名を馳せる彼の栄光と苦悩に満ちた英雄譚である!

たかたまさひろ監督がやりたい放題得意な手法を盛り込んでいて、声優や作画もそれに応えていて非常に楽しいアニメになっていました。
edのアウトロのラップ調次回予告とか、opのナレーションの口上、それを活かした改変ギャグとか。opを90秒尺で聞けることが滅多になくなっていていいんだ。(動画版だとほとんど見たことない絵があっておもろいです。)

お話の方は、まわりが勘違い系。クライは最強パーティのリーダーをしているものの、自分自身のステータスはぜんぜんダメダメです。なんだけど、集めている宝具が強かったり仲間が強かったり、てきとーに言ったことが本当になったりで実力者だと思われてしまっています。
クライ本人のモノローグがないとほんとに最強っぽく見えてしまうところが面白いですね。
他キャラもクセが強くにぎやかで萌えもあってよかったです。

ティノ・シェイドちゃん、萌!!!
ますたぁは神!
どんな体位でもいけてしまいます!
えっちやね。

幼馴染パーティのリィズやシトリーが来てからどうしても子分として小さくなってることが多かったのはちょっと残念です。

リィズやシトリーにもそれぞれ魅力があってよかったけど。

2期決定うれしすぎ!!!待ち切れないです。

ところで、たかたまさひろ監督作品、他にも見てみたくないですか?おすすめのアニメがあるんですよ。「天空侵犯」って言うんですけど……



BEASTARS FINAL SEASON Part1

動物が人間社会みたいなのをやってるけど男女の他にも肉食草食とか種族の違いとかもあって大変だよ〜〜の話第3期。異種族間での子ども「ミックス」が一つのテーマとなっていて、主人公レゴシの家族の話とかビースターとかが出てきます。
お話がおんもしれ〜〜です。いろいろ設定が明かされてきたり、ルイ先輩とかハルちゃんとか大学生になって前に進んでいてそれぞれすっきりしたいい関係になってたりもいいんですが、やっぱりまずレゴシが魅力的なキャラなのがいいですね。

大事なシーンでキーボードポチポチしてるレゴシも、萌えキャラでした。

レゴシの家族の話、よかった。

レアノの最後の夜のレゴシも泣きアニメだったんですが、その前のゴーシャがレアノにかけた言葉も優しくってビー泣きしてしまいました。

純粋で頑固でバカで不器用で優しいレゴシが、この世界でどんな答えに辿り着くのか、気になるところです。

設定の面について。こういう生き物系作品ってどこまでヒト化させるの?って問題があるんですが、なんとなく明かされてきました。
海洋生物は基本海に住んでいて魚は魚型のまま。ただし、知能はある程度あって海洋語を話すようです。アザラシとか、陸に上がって服を着て生活してるキャラもいます。また、海の中には陸のような社会はなくてふつうの食物連鎖で回ってるらしい。
たしか2期で出てましたが虫はヒト化されておらず食用OKな感じでしたよね。
コウモリも出てきてわりと描写は普通のコウモリっぽかったんですけど、あいつら喋るのかな……?

映像面も相変わらず良いです。3Dと手描きおりまぜてでやってるので、モデル用意してないところとかたぶん手描きでやってると思うんですが、すごいよく溶け込んでいます。(どちらかが浮いたりしがちなんですが。)
このアニメ、画面を2分割して2キャラの顔を映す手法をよく用いるんですけど、表情の表現への自信が感じられます。(2分割自体は気になるけども。)
センシティブなシーンもいくらかあるんですが、未だにどんな気持ちで見ればいいかわからないです。生理的には、若干嫌。

ビースターズ、ダンダダンと似たような状況で2クール目待ちになってて草であります。



君は冥土様。

一戸建てに一人暮らしで住む高校生男子のもとに元殺し屋のメイドさんがやってくる話。
設定的になんかありそーーーなやつなんですが、意外となかったっぽい。
主人公の人好(CV:熊谷俊輝!)とメイドの雪さん(CV:上田麗奈)に向き合うぞ!と思って視聴をしていったんですが、そこはあんまり伸びず、サブキャラの方が萌え萌えでしたね。

日陰ナカちゃん。
横谷李恋さん
お利口リコちゃん。
Moe fang.
Moe fangの遺伝を確認!

横谷李恋さん、いつも元気で賑やかし力強いし常時Moe fangだしお目々しいたけだし私服かわいいしで最強すぎました。

横谷李恋さんのグッズ少なくて泣いた。

萌え日常方面はまあまあよかったんですが、シリアス部分が微妙でした。過去の話の具体性が低くてあまりノリ切れていないのに、殺し屋設定のためにシリアスを入れなきゃいけないというところでぶつかっちゃってたかなと思います。
シリアス面から見ると、雪さんが人のあたたかさに触れて心をひらいていくってところはいいんですが、言動が赤ちゃんすぎるのと、過去の自分の行いや罪への向き合いが足りないなという見方になってしまいます。

恋としてうまくいってないの、雪さんの精神レベルがまだその段階にないってだけなのに。

oped、かなりおしゃれな曲がついていて、映像も曲側に寄せられていてなんかおもしろかったです。



ぷにるはかわいいスライム

コロコロの漫画原作。かわいいものが好きな河合井コタローと幼馴染のスライムのぷにるとのラブコメ?&ギャグ。
いや〜〜、やれてましたねえ。幼馴染とのすれ違いラブコメとしても、わちゃわちゃにぎやかなギャグアニメとしても一級品だったと思います。
まずぷにるのCV:篠原侑がほんとうにGJすぎました。「じゃーん、〇〇のかわいいぼくでーす!」が毎度正解の音。
opedも歌ってるんですが、ちゃんとぷにるが歌っていてすばらしい。edはAdoの唱のカバーなんですけど、おかげでアニクラで唱流せるようになってるのデカいです。

まぜてねばねば
ホウ砂水と洗濯のりをまぜてー♪
↑なんだかんだ律儀に入るコレと変身バンクが好きです。
萌。
お口八ツ橋なかわいいぼくでーす。

ぷにるがかわいいけど人と感覚がズレていてちょっと残念なこともあるってところから全てが始まりますからね。ここが堅いのが大事だ。

湯上がりの雲母先輩と御金賀、かわいい。
ぷにつきやがって。

クリスマス回に星飛雄馬のネタ出てきましたね。

↑これは別に元ネタとかじゃないと思うよ。


2期決まってるのをいいことにものすごいとこで終わりましたね……
まあでも楽しみです。



2.5次元の誘惑(第2クール)

後半クールはサブキャラ達のお話に入っていきましたが、こちらもグレイト。
萌えS、ラブコメS、熱血S、感動Sとどの要素も高水準で天晴なアニメでした。

ヒロインだけでなく、ちゃんと奥村の物語にも向き合っているのもいい。

あと、リリサはずっとリリエル一本でコスプレを続けているのだけれど、イベントごとにしっかりと味変があって、課題解決による成長が描かれているのもよかった。

みかりちゃん、一番萌えです。
萌えすぎます!!!!!
ヒロイン達、仲良しでうれしい。
もちもちののぴ、うれしい。

op主題歌だけやや弱かったか……

2期決定うれしいです。


マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド

3Dのオリジナルアニメ。ゾンビの蔓延した世界で、バリケードで閉鎖したタワー内で起きた殺人をめぐって犯人さがしの謎解きをする話。
マーダーミステリーという複数人でやる推理ゲームがあって、それをアニメにした感じです。(同名のマダミスパッケージがあるようで、アニメ視聴者はそれをプレイすることができないようなのですが、どう繋がっているのかは不明です。たぶん設定の流用があるとかなのかな。)
ちょうどこの前マダミスを初めてやる機会があったので、興味をもって視聴しました。

うんうん、マダミスのアニメだなという風な面白さはあったんですが、お話としてはそこそこ。
殺人をめぐって各キャラが他キャラに知られたくない事情を抱えていてそのせいで容疑がかかって事態がややこしくなっています。
全6話しかないのでその事情の説明がけっこうキャラの口から説明セリフで行われてしまっていたんですけど、マダミス自体もわりとそういうところあるのでそのとおりと言えばそのとおり……

他におもしろかった点として、キャラクター全員に声優とは別にモーションアクターがついていて、全編ボディトラッキングで作られているっぽいところがあります。VTuberの3D配信みたいな感じ。ぜんぜん事情に詳しくないんですが、アニメでは一部取り入れたりとかはしてそうだけど全編ずっとっていうのはあんま聞いたことないかもです。(知ってたら教えてほしい。)(「バーチャルさんはみている」はコーナーによっては一応そうか…?)
ブレがあるとか画面のクオリティ面での問題はあったように思いますが、この手法ならではの感情表現だとか「脚を怪我している」の表現だとかがあって面白かったです。全員の動きをイチから作るよりは手っ取り早い部分もあるかも。



監禁区域レベルX

元はチャット小説?らしい。

未確認生命体「X(サイ)」がいるマンションから脱出しようとするけど謎のループに巻き込まれちゃう話。

どのループでもやたらX(サイ)に詳しいLINEのお母さんがおもしろすぎる。「自衛隊の人が言ってたんだけど、」が万能すぎます。


ed映像、つぐのひ過ぎませんか?

なんか続編決定してるし主人公CV:雨宮天だしで、わりとおすすめできます。



アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season

1期では「いいところがなかった」と言いましたが、まあ1期よりは楽しめたと思います。
2期から追加となったストレイライトのお話とか、ちゃんとトゲや葛藤の要素もあって、よかったと思います。
ノクチルは…………緊張感はありましたが、ちょっと何がしたいのかよくわからなかったです。あは〜の人(市川雛菜)、なんか場の雰囲気悪くてもこの喋り方でこわい。樋口円香、Twitterで人気なわりに出番少なくないですか。

あと、ライブシーンも1期よりカメラが動いてたような気がします。

ただ、セリフや内容、アイドル描写の抽象度が高いのは相変わらずで、もっと具体的なところで展開してほしいな〜というのは思いました。
U149ではプロデューサーも登場人物の一人として重要だったんですが、シャニPはどう頑張ってたのかもあんまりわからなかった。ホクロ気になるな〜としか……
グループをまたいだキャラの絡みも、真乃が新グループの数人と抽象的な絡みをする程度であまりクリティカルには感じませんでした。まあキャラ多すぎるってのはあるけど。


カミエラビ GOD.app 完結編

第1クールをあんまり楽しめてなかったんですが、一応第2クールも完走しました。

第1クール目おわりで主人公ゴローが消えた後みんながゴローを忘れてしまった世界でのお話。
最終的にゴロー戻ってくるんですが、べつにゴローのこと好きになれてないので嬉しくないんですよね……
なんかいろいろあってカミエラビとか神様とか世界についての謎が明かされて、設定自体はおもしろいところもあるんですが、解説セリフだったのは、うーん。
後半内容は世界観の話やメタ的な部分の話になっちゃって、前半でのキャラたちのお話や個性などがほとんど効いてこなかったなと思います。


神之塔 -Tower of God- 工房戦

韓国原作だけど制作スタッフは日本のアニメの2期。2クールありました。

キャラ数多いし用語多いし大筋で何やってるか見失いがちなんですが、その場その場の展開はおもしろいところもあって視聴継続していました。
神之塔Wikiを頼りにするといいという情報を見て、読みつつ追ったらなんとなく大筋で何がしたいのかつかめました。それにしても用語多いし用語だけ聞いても何を指すのかわかりにくいな……

1期は「二十五日の夜」(←だいたい「ヨル」って呼ばれてたけど、そういう名前だったんだ。)がラヘルという女の子を追って塔を上ったけど裏切られて落っこちたみたいな話だったと思います。

2期はそこから何年か経った後の話。成長した夜が「ジュ・ビオレ・グレイス」という名前で登場します。
……は?ジュ・ビオレ・グレイス????誰すぎる。
しばらくは新しい仲間たちと試験に挑みながら塔を上る感じでした。(そもそもこの世界塔がデカすぎて外観とかそういう次元の話じゃないから、あんま"上ってる"感はしないんですが。)
そのうち1期で登場した仲間も出てきて、なんでジュ・ビオレ・グレイスになったのかの話も少し明かされてきます。クンとかラーク(ワニ)とか出てきてホッとしました。夜モテモテでウケます。

塔の試験、それぞれルールがあってゲーム形式になってるんですが、詰め込んでる関係でルールがどう活きてるのかが伝わりにくくてただ戦ってるだけに見えたのはちょっと残念でした。



齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定 season2

日本原作のbilibili中華アニメ2期。
レーコと邪竜さまのコンビが好きで、2期自体はうれしかったんですが、ストーリーはけっこうどうでもいい寄りなんですよね……

萌え。

2期は1クール通しでアスガ王国編の話をやってました。
邪竜さまがずっと巻き込まれキャラでやってるんですが、もうちょっと邪竜さま自身の良さが出てるといいなと思います。心優しさみたいなところはあるんですが、実力が伴っていないためにあんまり何もできていなくて、ストーリーへの関与度も中途半端です。今回のお話もあまり深い事情に絡めていなくて、新キャラで回してたなという印象。
メリハリのある成長路線でも徹底的な勘違いギャグ路線でもいいのでどっちかに振り切ってくれた方が個人的にはいいなあって思います。



女神降臨

容姿のせいで「肉まん」と呼ばれいじめられていた主人公イム・ジュギョンが、メイクで大変身してモテモテになったりミスコンに出たりする話。
韓国発のウェブトゥーン原作で、韓ドラにもなっているようです。

完全に韓国アニメなんですが、外国産アニメ特有の違和感とかもほぼなく普通に楽しめました。クオリティも高い。とくにジュギョンの友達との会話でのデフォルメがめちゃめちゃやれててよかったです。


ボトルを回してルーレットやるやつ、「下の階には澪がいる」でも出てきたけど韓国あるあるなんですかね……

整形水」もそうでしたが、韓国作品、容姿に関してけっこう直接的に扱う印象があります。

ストーリーは、まあ面白かったんですが、最終的に女神コンテストが相手の暴露合戦になっちゃったのは残念でした。

最終回、エピローグでイ・スホ戻ってきてくっつくのかと思いきや、なんか2期に続くらしくてワロタ!



ひとりぼっちの異世界攻略

クラスまるごと異世界転移モノ。ぼっちが余り物スキルで無双しつつもぼっちする話。

いいデザの女の子たちがわちゃわちゃするシーンが楽しかったです。

笛持ち委員長、よすぎる。

みんなは女の子誰が好きなんだよ?


今期ガールズでアンジェリカさんを挙げていた人、たしかにアンジェリカさんは萌えではあるけど、この作品をここまで築き上げてきたのは委員長ちゃんですよ???

主人公のぼっち(遥)はぼっちとは言いつつも会話はできて、一人でいる方が好きというだけな感じです。
(クラスメイトを属性で呼ぶクセがあるけど、名前覚えてないからぼっちなんだよ。)

ぼっち攻略なので、ぼっちが独り言をいいつつ迷宮等を攻略しているシーンも多いのですが、余り物のバッドスキルをたくさんもらっているという設定なものの、組み合わせて工夫する部分の詳細がよくわからなくて、ただのチートと変わらなくなっちゃってたように思います。
早く萌え女を出しなさい。

このアニメにナナホシ管弦楽団の気取ったopと島猛のモーショングラフィックスがついてるの、なんかむかつく〜〜。



精霊幻想記2

待望の!!!(というほど待ち望んでたかと詰問されると実はそこまででもないというのはナイショだが、視聴モチベはバリバリに湧いてた)2期。

1期はセリア先生萌え萌えだったな〜というのと、edのElder Flowerの入り方がよかったな〜というのしかあまり覚えていなかったので、「セリア先生のわくわくまじかる教室」や「リーゼロッテのわくわくまじかる商会」などで復習してから臨みました。たすかる。

セリア先生、萌え萌え〜〜!!
ジャージ萌。
金髪に変装しても萌えが隠しきれていませんよ。
ラティーファたむ、萌っ!!!!

このアニメ、ヒロインたちがニコニコしている絵がほんとうにいいんですよね。

起こる出来事もだいぶ小規模で、リオがいればたいていなんとかなるのもよいです。


注目のedなんですが、原曲に存在しないイントロにあたる物々しい劇伴とセットで使われていて、1期が大事にされているのを感じました。
トンチキな入りの回もあって、2話とか食卓を囲んで「いただきます!」って言いながらed入るのありえなさすぎて最高でした。


opの今回予告ってアニメとして不要だと思うけど、なんかついてておもろい。



魔王2099

魔王が2099年の日本に復活して、現代(近未来?)生活をしたり勇者と共に悪と戦ったりする話。
PV時点でキャラデザがいいなと思って注目してました。

マキナ=ソレージュ(CV:伊藤美来)さん、萌えかわ〜!
ベルトール様がほめられて得意気かわいい。
ハッカーの高橋も、いいね。
マキナと仲良しなのも、いい。

ベルトール様が器デカいキャラでありつつ新しい生活にも柔軟に適応していて、他キャラとの掛け合いがよかったです。
お話はじんわりよかったです。とくに後半の秋葉原編がよかった。一通り状況がわかった後の魔法学校→メイド喫茶バイトバレのテンプレ回しが心地いい。

山田・レイナード=緋月さんも萌えだったし。
デッッッッ


opedもかっこいいです。



ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインII

SAOに登場したVRMMOゲーム「ガンゲイル・オンライン」を舞台としたスピンオフ作品の2期。

キャラクター全員喋り方が痛々しいし、観客のコメントも痛いし、こんなだっけ……?
まあこんなだったか。

前半後半とでゲーム内のイベント戦を描いてずーーっとドンパチしてる感じでした。
まあでも、ゲームのルールや戦況や駆け引きがちゃんと伝わってるのってえらいよなと思います。(見ててもよくわからない作品も多いので……)

萌えのレンちゃんが動くのを見られてよかったです。

途中キリトの影がチラつく話でドカ沸きしたり、最後もSAOっぽい内容が入ってたりと「これはSAOのスピンオフなんだぞ…!」というアピールを感じられました。

op、かっこいいんだけど聞き取れる部分の歌詞が「ハローハローハローアングッバイ、イェーイエーイエー」とか(に聞こえる)であまりにも簡単すぎるだろって思います。

↑ノンクレジット版だけどこれ



パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき

今日も元気にナルセーナ

タイトル通りの内容。
Abema独占かと思いきや最初Abemaプレミアムでしか見られなかったんですけど、途中から最新話1週間無料になりました。
ヒロインのナルセーナがとにかく萌えで、宣伝もとにかくナルセーナを擦ってました。

萌えキャラ並置開口法。
「お兄さん!」呼びなのうれしい。
ここすき。
宿屋さんの娘のシーラちゃんも萌えでした。
家出するナルセーナ
不機嫌なナルセーナ

ナルセーナ、けっこうプンスカ怒ってることが多いんですけど、主人公ラウストが追放されたりひどい扱いを受けたりしているのにぜんぜん怒らないからその代わりに怒ってくれるって側面もあると思います。
(思えば「ビステマ」とかもそういう構造だった。)

ラウストはずっと積極的に動けていなくて微妙だったんですが、最終話でナルセーナが「私にも半分背負わせてください」ってグイグイ行って勝利してたのがよかったです。
やっぱこのアニメ、ナルセーナです。

opに歌詞ついてるの、なんかこのアニメっぽくていいです。(リンク先ノンクレジット版にはついてないけど。)



多数欠

2クールアニメ。

2択の質問が表示されて多数派が死ぬというデスゲームものかなって思って期待していました。(デスゲーム大好き君。)
「特権」と「権利」(まとめて「特権利」)と呼ばれる特殊能力を駆使して多数欠を生き残る……って話かと思いきや、どちらかというと特権利の方が先にあって、中盤以降はそれによる能力バトルがメインになっていきました。
特権利が先にあってその回収のために多数欠が実施されたって開示されたところはけっこう面白かったです。

能力バトルや頭脳戦の部分がしっかりしていて、能力自体はぶっ飛んでいるんですが読み合いや駆け引きの筋が通っていて面白かったです。

特に、神臣(じんおみ)(CV:三上枝織の田舎訛りキャラ!!!)の「拒否権」が印象的でしたね。自分に向けられる意思表示を「断る!」と言うことで拒否することができます。能力行使とか物理攻撃とか何でも。
「被回答権(質問に答えさせる)」とのコンボが強力で、「わいらば攻撃するつもりべか?」みたいに質問をして敵に「ああ!」と答えさせてから「断る(こどわる)!」ことで、自身や仲間への攻撃を制限することができます。


おもしろくはあったんですが、さすがに詰め詰めで展開していたのであまりにも展開がはやくてひとつひとつの駆け引きについていくのが難しかったと思います。
「◯◯権と☓☓権で□□して、〜〜」みたいに組み合わせて使っていくので、どの特権利を誰が持っていてどういう効果だったかが把握できていないときびしいです。登場人物も多いし特権利もキャラごとに複数持ってたり所有者が移ったりするので、もう大変。
概念操作みたいな能力が多くて難しいしそれをトンチみたいに利用しているので一見なんでもアリみたいに感じられてしまいます。(よく設定を追うとけっこう筋は通してあるのはえらいですが。)(まあでも「蘇生権」とか「命令権」とか何でもありすぎるのはそう。)
一応多数欠Wikiというのがあるのでそこで確認はできます。

もうちょっとひとつの駆け引きをゆったり見せられたらジョジョみたいな違うテイストになってたかもしれませんが、なんかもうはやすぎて問題集の答えだけバーッと見せられた感じがしました。

あと、バトルだけじゃなくて敵の居場所を探るとか敵の目的を探るってところでも能力を利用した駆け引きがあってそのこと自体は面白かったんですが、それが毎度律儀に行われていたのは地味だったなと思います。
(あとあと、「特権」多すぎるしデメリットで身体の一部機能が失われるとかの部分がデメリットとしてほぼ機能していなくて、「権利」と分かれてる意味あんまりなかったなーと思います。)

最終回、すさまじかった。今期ちゃんと終わらせる気がないアニメも多かった中で、多数欠は戦いにケリをつけて事態をリセットした上で問題の大もとを解決してエピローグまでやってて、なんかもう、参りました。

主題歌が全体的によかったです。op1のタイトルロゴ打ち直しがおもろくて好き。



戦国妖狐 千魔混沌編

分割ありので3クールやってたやつがついに終わりました。後半は主人公が千夜に移って進んでたから、妖狐成分薄めだったね。
思ったより登場人物も増えず風呂敷も広げずに終わったなという印象です。
最終回のエピローグがよかった。かたわら(「闇」と書くらしい)の、人よりも長い時間がさらっと描かれているのがよかったです。

月湖(CV:内田真礼)、萌え萌え〜〜♡
……!?
……………


たまは成長してもいいよ♡

第1クールで好きだった灼岩ちゃん、ぬるっと復活したけどそんなに大事な立ち位置じゃなかったのでさらっとおわっちゃいました。



メカウデ

タイトルロゴの「デ」が腕になってる。

メカウデという生命体が人間とくっついたりする世界のお話。
クラウドファンディングで資金を集めて新しいアニメプロダクションで作られたオリジナルアニメ。
キャラも魅力的でストーリーも王道でアツく、映像もよかったと思います。キャラ同士の掛け合いの雰囲気も明るくて良い。
ものすごいぜいたくなことを言うと、戦闘シーンでかっこよく動いてた部分でもうちょっと絵数を増やしてぬるぬる動かせるリソースがあったらもっと嬉しかったかなと思います。

ムラサメアキちゃん、萌え萌え萌え萌え。

opのここ大好き。

妹の件以降実力的に目立たなかったのはちょっと残念かなと思います。

ライバルキャラのカガミ君も印象的でした。朴璐美さん、ライバルキャラで素直じゃなくてよくつっかかってくるけどなんだかんだ筋が通っててここぞの時にかっこいい奴キャラの適性が高すぎるだろ。(シャーマンキングの道蓮とか。)

他キャラもいろいろ出てきたんですが、終盤で非戦闘員も含め活躍の場があったのもよかったです。協力して瓦礫から抜け出すところとか。

主人公のアマツガヒカルが第1話で妊婦さんに電車の席を譲れなかったのが最終回で譲れるようになるやつ、ベタかもだけどよかったと思います。
ヒカルってメカウデのアルマの声が聞こえてほっとけなくて巻き込まれちゃっただけの存在で、戦闘面での覚醒はわりとアルビトリウムとかの適性とか才能によるところが大きかったです。じゃあ今回の件で何が変わったのかというと、アルマやアキやカガミなど友達との出会いを通して、「ほっとけない」という優しさを持っているだけじゃなくて「自分から積極的に歩み寄る」という行動がとれるようになったってところが成長ポイントなんだと思います。
このことがさらっと表せているいいシーンでした。



ネガポジアングラー

ポジアン。

こちらもオリジナルアニメ。
人生がどうでもよくなって全てから逃げ出した主人公佐々木常広(つねひろ)が釣りと仲間と出会うお話。
前半は常広が逃げてばっかりでダメダメであんまり好きになれず、微妙な感じでしたが、後半から終盤では躑躅森貴明(つつじもりたかあき)との話に入っていってよい締めでした。
自分の病気や人生から逃げていた常広と、家族のことから逃げていた貴明が喧嘩と仲直りを経てそれぞれの課題と向き合えるようになっていくんですが、仲直りの過程で釣りがいい味を出していました。
釣りを通したコミュニケーションって、対面してのガッツリしたものではないんだけど、同じ方向を向いたままボソッと話せるので、気恥ずかしさや素直になれない部分のハードルが低いという良さがあります。

op、タイトルロゴが途中で出てくるタイプだ。



ささやくように恋を唄う(後半)

2024年春アニメでしたが、10話までしか出ておらず制作会社のクラウドハーツ(横浜アニメーションラボの分社)が消えたりなどして最後が放送できていなかったんですが、なんとか年内に公開されました。
前半の「木野ひまりちゃん、あまりにも萌え萌えすぎるだろ💢💢💢💢💢あまりにも萌え萌えすぎるだろ💢💢💢💢💢!!!」という感想は春のときに書きましたので後半の話について。
後半はサブキャラの水口亜季と泉志帆が過去のバンド脱退の理由をめぐって文化祭のライブ対決をするバチバチしたお話。
ここで木野ちゃんって直接は関係していないんですが、両方のバンドの橋渡しとして動き回って首を突っ込みまくっていて、こんなん普通はキレられるだろって感じなんですが、木野ちゃんが萌え萌えで真っ直ぐすぎるのでなんか許されてます。木野ちゃんが萌え萌えじゃなかったら成立してないよこのお話。
でも、志帆→亜季のLOVE、亜季→依のLOVEがあったところを依→ひまりで掻っ攫っていってるんで、だいぶ罪深くもあります。

泉志帆も、だいぶ萌えでしたね。

これ(11話)からの
これ(12話)ですもん。

春日影、やってよかったね。(違う。正しくは「金糸雀」です。)

ひまりちゃんのこと「ひま」呼びなのいいし、近すぎるし。

この学校、たぶん共学なのに百合カップルが当たり前すぎてすごいです。

話としてはまあよかったんですが、この作品ってたぶん一応メインカップルは依とひまりなので、そっちの話をもっと見たかったかなとも思います。(噂だと文化祭編のラストは原作9巻にあたるらしく、かなりのエピソードが飛ばされているようです。)


歴史に残る悪女になるぞ

歴悪。

よくある乙女ゲーム悪役令嬢転生モノで、「歴史に残る悪女になる」ことを目標にがんばるお話。
主人公アリシアがかっこいい自分であろうと覚悟の決まった行動をとるのが面白かったです。

萌え。
文字が出るタイプのアニメ。
ミニキャラと一緒に照れるの萌えすぎました。

楽しめたんですが、アリシアの幼少期から始まって学園の話に入っていく関係で、ちょっとお話の展開が遅かったように思います。聖女キャザー・リズが無自覚にまわりのキャラを洗脳してしまっていたくだりとか、髪を切るやつとか、もっと序盤に済ませるところな気はする。
吹っ切れた後のキャザー・リズはいいキャラしてたし、キャザー・リズあっての悪女アリシアなのでライバルとしての成長も気になったところです。

edの「わっちゅあね?」、萌えソングすぎる。
opは………



やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中

やり竜。

成長しない方の令嬢。
婚約者がシスコンで裏切られたので人生やり直して今度は竜帝陛下に求婚する話。
女神クレイトスまわりの設定がちょっとややこしいところはありましたが、楽しめました。やり直し前の情報がモノローグでさらっと入るぐらいであんまり把握が追いつかなくて、やり直してること自体がどれぐらい活きてるかはわからなかったかも。
地味にやり直しそのものの謎に関わってる存在が出てくるのって今まで見たやり直し令嬢系アニメでは初めてだったかもしれないです。

ジル・サーヴェルさん。
船とか投げる。

まあ難しいことは置いといても、急に線が太くなるジルさんとハディスとのいちゃいちゃを見てるだけでも十二分に楽しめました。

ラーヴェ様、CV:井澤詩織でうれしい。

しばらくラーヴェ様の声が聞こえなかった回、くるしかったです。


op映像、冒頭の婚約回避逃走シーンがベースになっていて、最初の肉咥え疾走とダンスのところなどかなり好きです。曲も好き。

ed、花たんだし調が同じだしで「アルカンシェル2」とか言われてたのわかるし、聴き比べるとわりと違うのおもしろい。クルクルしてるカードのジルさんもかわいい。

なんだかんだ、令嬢アニメっていいですね。


株式会社マジルミエ

魔法少女が企業所属の職業となっている世界のお話。
なんかパッと見オリジナルアニメかと思ってたけどぜんぜん漫画原作だったらしい。
魔法少女モノとお仕事モノというユニークな掛け合わせで、主人公の桜木カナが先輩や上司、他社の魔法少女などと出会いながらいろいろ学びを得て成長していく様子がまじめにじっくりと描かれていてよかったです。(もともと記憶力が異常だったりとハイスペックではあるけど。)
アクションや特に変身シーンなどのここぞのところのクオリティ水準も高く、ビビッドな色合いにゴージャスなエフェクトがついていて見応えがありました。
あと劇伴のメインテーマのメロディが印象的ですね。

ただ、展開がゆっくりめで事態が根幹から揺らぐような大きな出来事は起こらないので、味が薄めだったかも。怪異に変異が起きてるよ〜みたいな例がいくつか出ていたけど、その裏にある陰謀とかの話は(まだ?)なく、「社長がなんかすごい人らしい」ぐらいしか伏線がないです。
魔法についても、エンジニアが魔法陣のプログラムを組んでいるという設定はおもしろかったんですが、そこから先の具体性があんまりなく、発動時も「広域魔法テンプレ5、業務実行!」みたいな感じで味気ないです。(効率化された技術としての魔法なのであえて詠唱とかをしない設定なのだとは思いますけど。)

好きではあるんですが、2期あるよ〜って聞いた時のうれしさはまずまず。


魔法使いになれなかった女の子の話

魔法使いになれ
なかった女の子の話
↑改行位置がいい。

PV時点でノーマークでしたが、フォロワーさんの評判がよさそうだったので追いかけ視聴。
タイトル通り、魔法使いを目指して受験をするも普通科クラスに入ってしまった女の子の話。でもなぜか担任の先生は魔法使いで、杖と魔法陣を使った古代魔法を習っちゃいます。
パステルな色使いと絵本のようなタッチのまま、たのしいアニメーションが展開されていて良かったです。
キャラデザ原案の星野リリィさんは「輪るピングドラム」とかで有名ですね。

ミナミ先生、CV:堀江由衣でうれしい。


おふざけも足りててたのしい。

レットランの校章が「れ」なの、良い。
出てくる文書がだいたいローマ字。

各話サブタイもよすぎる。

↑勝手にどうぞすぎる。

魔法学校のお約束みたいなのもいろいろ取り入れられていました。

主人公クルミ=ミライのライバルポジションで同じく普通科のユズ=エーデルさんがいいキャラしてました。最初はツンとしていて、マ組に入れなかったことに納得できないまま一歩引いた立ち位置にいたんですが、↑の長期休みでクルミ=ミライと仲良くなってから素直になって学校生活にも積極的になって、このアニメのギアが2段階上がったように感じます。

ユズ様の取り巻きの名前がレモーネ=ジューシーとミカーナ=フルーティーなのもよすぎるし、ただの取り巻きに終わらずちゃんと対等な友達としてお互い大切に思っているのもよかった。

他にも普通科クラスの生徒たちなど、一点特化で個性豊かなキャラたちがにぎやかにわちゃわちゃしていて、みんなそれぞれ夢に向かってポジティブに進んでいくあたたかいお話でした。

クルミの同室のタンバリンダンスちゃん。(マキ=クミール)


終盤シリアスが入ってきて、衝撃の事実が明かされたんですが、純粋な"悪"すぎて振れ幅で笑っちゃいました。

別アニメの顔すぎるだろ。

マ組の生徒とかミナミ先生の過去とかについてはまだまだ謎があるけど、2期あるのかな……

このアニメが好きな人はたぶんこのアニメも好きです。→「リトルウィッチアカデミア


アクロトリップ

PV時点では魔法少女推しな女の子が悪役をやる話ということで「まほあこ」のエロ抜きかな……とスルーしちゃってました。

でも、信頼できるフォロワーさんが後から見始めてハマっていたので、それに追従させていただきました。

めちゃめちゃ良かったです。ギャグテイスト強めなんだけど、ふつうに面白いし押し付けがましくもなく、わちゃわちゃした楽しさがあります。
『りぼん』連載作品だったらしい。ぜんぜん知らないなあ……
あったかいノリも好きです。キャラ同士がお互いを大切にしている。

あと、謎生物要素も。
社食にインド象いるのよすぎる。
たまに安心アンコールワットみたいになるサブタイも好き。

↑この回以外もかなり天気悪めでした。

このヒーラー、めんどくさい」とか「でこぼこ魔女の親子事情」とかと同じ棚に置けるやつでした。
萌えもあって、最高!

ベリーブロッサムちゃん(CV:水瀬いのり)、かわいい。
伊達地図子ちゃん(CV:伊藤美来)他、瞳の形がおもしろい。
絵面がたのしいアニメでうれしいです。

今期、実は伊藤美来環境だったかもしれない。

マシロウが二頭身になったくだりとか一切放置して最終回勢いのまま草津まで来て温泉旅館で締めるのすごすぎる。

op、タイトルを払い除けたりセリフが文字で出てたりと様子がおかしくて一気に引き込まれました。

サビの途中でハヤシライスできることってあるんだ。

で、「フラーグム」って何なんだ……?
(↑ラテン語で苺のことらしいです。)

edの動きも好き。



映画等

六人の嘘つきな大学生

小説原作。

就活の最終面接のグループディスカッションに謎の封筒が置かれていて、悪事や秘密が暴露される話。
予告編とかであらすじを見ていて、「トモダチゲーム」とか「ダンガンロンパ」みたいなデスゲーム系のやつかな〜と思って観に行きました。デスゲームもの、好きだから。
映画1000円の日だったこともあって劇場満員でした。みんなトモダチゲーム観に来たデスゲームの観客なのかなって思うとなんかクスッとなりました。

観てみた感想ですが、トモダチゲームではなかったけど、まあまあおもしろかったです。なんかイイ話なとこに着地してワロタ。それはそれとして結局採用担当者が一番デスゲーム大好き人間だろとは思います。

8年後パートの、「犯人、◯◯様」の勘違いのところは、蛇足だったと思う。
原作にあったから入れたけどあんま重要じゃないから扱いが軽めだった感じですかね。

ジャワーン

大胆なテロを起こして農民にお金を配ったり社会にメッセージを伝えたりするテロリストの親子のお話。

予告編でスローモーションやピタッと視認性のいいアクションが見られたので期待して観に行きました。
感想としては、良さはあったんですが、ちょっと物足りなかったなと思います。もっと嘘みたいなバカアクションもりもりだと嬉しかったです。終盤の盾でロケット弾をやり過ごすとことか良かったけど、全部このノリでよかった。真面目な画面のブレるようなアクションは求めてなかった……
インド映画なのでダンスシーンもあったんですが、もっとやり過ぎなぐらいのピタッとしたキレがほしかったなと。曲のキャッチーさも。

3時間の長尺の中で、途中から急に父親の過去編が入ってくるんですが、そこがラスボスへの復讐の動機として大事なわりにあんまり盛り上がらなくてノれなかったように思います。

ところで、終盤のテロでは電子投票マシンを盗んで「よく考えて投票しろ!」ってメッセージを国民に投げかけるんですけど……
そもそもインドって投票のとき投票所でボタンを押して投票するんだ。

文字が読み書きできなくても、シンボルマークを見てボタンを押せばいいらしいです。なるほど。




追っかけで観たアニメ

ターミネーター0

手前の女は機械じゃない。

Netflixオリジナルアニメ。アメリカ人の監督が総指揮で、Production I.Gが制作。全8話。
映画「ターミネーター」「ターミネーター2」と設定を共有した世界で、サラ・コナーやジョン・コナーなどは登場せずオリジナルキャラだけでストーリーが展開されます。
1997年にスカイネットが人間に核を使用する「審判の日」まわりでの日本が舞台となっています。
でもメイン人物はだいぶ外人だし、めっちゃロボットいるしで、ぶっちゃけ日本が舞台である必要なかったです。

序盤中盤は思い入れを持ててないキャラ達が目的の見えない逃亡劇を繰り広げてる傍らで、謎のおっさんが子どもを放置してAI(CV:種崎敦美)と哲学的なお話をしているシーンが続くばかりでした。

終盤の7話, 8話で真相や年号などが明かされたらタイムトラベルについての考察ができて、その部分はおもしろかったです。(終わり際にべらべら真相明かしただけなのでストーリー的にはいまいちでしたが……)

↑の佐久間さんのツイートの画像1, 2枚目のように、タイムトラベルっていくつか種類があるんですが、それについて本作では明確に「並行世界間移動型」だとする描写があります。
「ターミネーター」の原作って、

未来のスカイネットがジョン・コナーによってピンチに陥る

ターミネーターを過去に送ってジョンの母サラ・コナーを殺そうとする

から始まるんですが、未来のスカイネット視点だと「並行世界間移動型」ではターミネーターを送り出してもスカイネット自身は助からないということになるので、少なくともスカイネットは「単一世界改変型」の解釈で送り出していることになります。
それを本作では「スカイネットは誤解している」とバッサリ言っちゃってます。いいんだ、それで。
それを理解した上で「並行世界間移動型」でも人間を過去に送り込んで「そこに意味を見出すのが人間だ」とか言ってる預言者のばあちゃんは一体何者だったんだよ。

地面師たち

地面師詐欺という犯罪のお話。小説原作らしい。
話題の作品でしたが、だいぶ楽しめました。
1話がチュートリアルみたいになっていて、残り6話で「大きなヤマ」の話を展開するいい構成。インターネットで流行ってる語録はだいたい1話で聞けます。
キャラのわかりやすさと面白さ、豪快に悪いことをするのをガハハと眺める楽しさ、本人確認というハッキリした見せ場の緊張感など、クライムサスペンスとしてエンタメ性が高かったです。

各キャラ個性的でおもしろかったです。
ハリソン山中のねっとりした話し方は、もちろん良い。変態性が際立っています。「最もフィジカルで、最もプリミティブで、最もフェティッシュなやり方でいかせていただきます。」←物は言いようすぎる。
オロチさん、学のなさが節々に滲み出てて酷だ。
辻本さんは、オロチさんの失敗をぜんぜん責めないのと、長井くん(偽造屋さん)と話す時の口調がやわらかいのが良かったです。

あとは石野卓球の音楽も大変よかった。


おわりに

いかがだったでしょうか。
というわけで、今期おすすめアニメはアクロトリップ、ぷにる、嘆きの亡霊は引退したい、ダンダダン です。
リゼロ3期、ダンまち5期、にごリリもおすすめです。


今期、PV時点で令嬢ものもまほなれやアクロトリップとかも取りこぼしていたんですけど、TLのオタクたちのおかげでなんとか追いつくことができました。
アニメ視聴の団体戦としての良さが出ましたね。ありがたいことです。
おもしろいアニメがあったらとにかく騒いでいきましょう。

来期アニメは、GoHandsのオリジナルアニメのもめんたりー・リリィが気になっています。コケる可能性もぜんぜんあるけど、跳ねてほしい〜。
ダンまちとリゼロの残りも楽しみですね。

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