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小さなアイデアを無視する覚悟
最近は締切が少ない生活を送っている。
ひとつメディア運営(コンテンツ制作)を預かっているので、編集者として見ているスケジュールはあるけど、ライターの方にも余裕を見てお願いしているので、自分の首を締めることはまずない。ま、今の更新頻度(週2)だからできることだけど…。
じゃ、なんでこんな作業詰め詰めなんだろな。一日一日、目一杯やらないと終わらないだけの作業をスケジュール上に積んでいる。それがぜんぶ受注なら仕方ないにしても、そんなこともなく、むしろ半分くらいは誰にも頼まれてないことだったりして(このnoteでのブログもしかり)。
分かっている、あーおもしろそうって思ったらすぐ手を出すからだ。それは結構なことだけど、その「おもしろそう」は「こういう記事書いてみよう」というちょっとしたものも含まれているのでよろしくない。しょっちゅうそれやってると終わりが見えないのよね。どのみちまたなにか新しいのが出てくるし、言い様によっちゃ自分のアイデアに振り回されてる。やるなという訳じゃなくて、それは大切な時間を使ってまでやることか、やったところで自分や周りのためになるのか、ということを今一度考えた方が良いのではと思えてきた。俺はそんな、時間を雑に使えるほど、もう若くはないんじゃないか。
買って読んでない本が、紙として机の上にも、スマホの中にもたくさんある。勉強しようと思って手付かずのテキストもある。マイリストに登録しただけで見てない映画も。このあたりでむやみやたらと小さなアイデアを形にするのをやめて、その分だけ大きく空き時間を増やしてみたらどうか。アウトプットは最大のインプットと考えてる節はあったし、今もそれを否定まではしないけど、だからといってインプットでなければ得られないインプットもある。
近頃スマホが「空き容量が足りない」と嘆くので、使わないアプリをいくつか消したらなんとか2ギガほど確保ができた。自分自身の生活にも、同じことが必要だと思った。どのみちその余裕が仕事に良い意味で返ってくるのは分かりきっているのだし。スマホだってクリアしてからは幾分快調になった。
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