P4U2でFrosty Faustings 2024に参加してきました記 その2【アメリカ二日目・本戦編】
※このnoteはFrosty Faustings 2024遠征記その1の続きです。
その1:こちら
その2:これ
その3:こちら
アメリカ二日目編
予選プール
現地26日。
ホテルで朝食。レパートリーはそんな多くはないが悪くない。
ゆったり食ってから会場へ。幸い、この日は雨も雪もなく無事に到着。
P4U2のスペースへ向かうと、初日では見かけなかった人もいて本番感が増してくる。
コスプレで参戦してる人もちらほら。JPコスの直斗使いもいたり。タノシンデクダサイ
おみやげの白い恋人は大人気でした。
現地時間12時からP4U2の予選プールが開始。
BO3のダブルエリミネーション形式。
予選プールは前後半に別れており、俺もしぃたも後半なのでしばらくはフリー。流石に最初から構えててもしょうがないので進行の雰囲気を把握しつつ、同じタイミングでプール進行してたBBCFを観戦したりイメトレしたり。
2時間後、後半プール開始。
俺としぃたは別プール。
まあ予選プールでしぃたと当たったりしても「シカゴまで来てお前ら何やってんだ」という話なのでありがたい話ではある。
流石に日本からの招待選手二人ということで注目されているのか、大人数にベガ立ちされたり、スマホで試合内容を撮影されたりしながらの対戦。
1ラウンド取られるだけで歓声が湧いたりするのでアウェー感が凄まじい。
動画はyoutubeにアップされたようなんだけど、まあ緊張と前述の遅延でとんでもなく酷い動きになってるのでまあ見ないで。
招待された身だし、かっこいいプレーを見せたかったんだけどね・・・
ともあれ俺はウィナーズファイナルでJordanとの足立同キャラ戦をギリッギリで制してウィナーズ側でプール抜け。しぃたはコンボミスの影響でルーザーズでのプール抜け。
大会進行もスムーズでありがたい限り。
昼飯を食うタイミングが無かったのもあって、TOP8が始まるまでの時間で再びフードコートへ・・・向かったんだけどここで迷子になる盛大なポカをやらかす。
Wear-Tear-Rustの協力を得てなんとかたどり着くも、注文したストロンボリ・・・のサイドのポテトが想像以上に盛りに盛られ、食べきれない事態に。
時間の都合もあるので大慌てで会場に戻り、腹痛を抱えながらTOP8に挑むことに。うーん、アホ。
TOP8〜
TOP8は、
ウィナーズ側にmightyjoey(クマ)、Grover(番長)、ねこぜ(足立)、NBM(マリー)
ルーザーズ側にThun Lunk(ゆかり)、しぃた(ミナヅキ)、Atarax(エリザベス)、Jordan(足立)
という構図に。シャドウタイプどこ・・・?
そしてここからはメインホールの壇上での試合+配信あり。1台進行。ウィナーズファイナル、ルーザーズファイナル、グランドファイナルのみBO5形式。
TOP8の動画は以下から見れます。
配信台も入力遅延ありそーなどと予測しつつ、mightyjoeyとGroverの試合を観戦。
いよいよ出番が回ってきてウィナーズファイナルでNBMと対戦。
ここで勝つとトナメ上で大分楽になるので是が非でも勝ちたいところ。
・・・だったんだけど、様々なミスやアンラッキーなヒットもあり、何よりNBMマリーの仕上がりの前に1-2で敗北。
設置をガードしたはずが何故か喰らってたり、立ち回りで思うように動けず、安易にペルソナ振って割られ続け、そして更に動きが制限され・・・と、どんどん悪い方向に転んでしまったので反省点だらけ。見てから対応しようとしてた技も全然反応できず、対マリーの対策不足を痛感させられた。
とはいえ負けた以上は切り替えるしかないので、トナメ表で自分が落ちたルーザーズでの位置を確認。
・・・ん?Thun Lunkとしぃたの勝った方と?ワンチャンシカゴまで来てしぃたとやる可能性が?アケ時代から散々対戦してお互い手の内は知り尽くしているのでルーザーズのこんな一発勝負の場でやりたくない。
かといってThun Lunkが勝ち上がると、ゲームとしての形を成していないぐらい足立側が不利なゆかり戦を強いられる。
どっちが来ても別ベクトルの地獄。
なんかの間違いか不思議な力でどっちもDQにならないかななどとしょーもないことを考えながら二人の試合を見届ける。
1セット目はしぃたが盤石で勝利し、こりゃしぃたか・・・?と思っていたら2セット目はThun Lunkがゆかりのキャラパワーをいかんなく発揮し1-1に。この時点で俺は自分自身の試合中以上に緊張で震えだす。
最終セットもしぃたのコンボミスが多発し、かなりThun Lunkに試合展開が傾くも、ラストにJDがヒットしギリギリでしぃたが勝利。
しぃた、渾身のガッツポーズ。
そしてこの瞬間「シカゴまで来てお前ら何やってんだ杯」の開催が決定したのである。
勝って壇上から降りてきたしぃたを称えつつ、「シカゴでお前とやりたくねぇよ」という率直な思いを伝え合う。
しぃたにしてみれば「なんでお前ウィナーズから落ちてくんねん!!勝てよ!!」ってなるし、俺からすれば「そもそもお前がプールでルーザーズになってるのが悪いだろ!!」って話である。
うーん、愚か愚か。人間は愚か。
そしていざ始まったルーザーズクォーターファイナル。
まさに"HEAVEN OR HELL"である。LET'S ROCK!!
内容も初手からコマ投げ仕掛けてくるわ、こっちも逆ギレ読み切ったりお前なら反応して上入れるだろと信じてデビスマ多めにしたりとまあ何周もぐるぐる回った後の読み合いを展開。お互いを"信頼"している。するな。疑え。
そこに技が出なかったり俺の木っ端が暴発したり色んなことがありつつ、2-0で俺の勝利。
ミスはあれど、普段から対戦し慣れているしぃたミナヅキとやったことでようやく直ガ精度だったりが戻り始めた。
ちなみにTOP8以降はめがほさんのTwitchチャンネルで日本勢も応援してくれていた(時差あるのにありがとうねみんな)のだが、この試合中に関しては"邪悪"な声とコメントで溢れていたことをここに記しておく。「安全」であることの愉悦。俺たちの鉄骨渡りがそんなに見たいか。うん、俺も逆の立場だったら見たい。
多分この組み合わせがグランドファイナルとかだったらもっと純粋な応援だった気はするが、ルーザーズクォーターファイナルというこのなんとも言い難い位置で当たってしまったのが俺たちの運の尽きである。
エンタメ、お楽しみいただけましたでしょうか。
とはいえここで勝ったことでTOP4は確定。
残りはルーザーズセミで俺とGrover、その勝者がルーザーズファイナルでNBM、グランドファイナルでmightyjoeyが待ち受けるという構図。
ここからは俺は連戦。3人相手にリセット込みで合計11勝すればええだけや。無茶を言うな。
まあ心強い同胞を自らの手で葬ってしまった以上、腹を括ってたった一人の最終決戦に臨むしかない。誰がこんな酷いことを・・・どうして・・・
まずはGroverの番長と試合。
前日の野試合では対足立での対応が割とちゃんとしている番長使いがいたのだが、それがGroverだったのかどうかを確かめていなかったので序盤は探るように恐る恐る動くことに。
1セット目を終えた辺りで、「あ、これ別人だわ」と確信。じゃあいつも通り番長戦やればいけるな、ということで2-0で勝利。
でも最後は空ダ>ディレイJBのバー対のルートに行ったはずが、空ダが出なくて単なるジャンプキャンセルに化けてバースト一点読みみたいになったのは違うんです信じてください。
続いてルーザーズファイナルでNBMと再戦に。
5Cの仕込みが漏れたり直ガミスして喰らったり動きが怪しいものの、1セット目は取ったものの、2セット目は同一ラウンドで3連続でDキャンをミスるなどして逃す。思えばこのミスが無ければ残りのセットの展開も大分違ったんだけども。
3セット目はウィナーズでの試合と同様に安易にペルソナ振っては割られ続け、動きにくい状況になってしまう。
最後の5B(2)ombは割と確信を持ってバー対として撃ったけど噛み合わずペルソナブレイクして負け。通ってれば~とも思うけど、そもそもそんな状況に陥らずに勝ち切るべきなのでなんとも。
4セット目は1ラウンド目の起き攻めで足払いを選択したものの2Bに化けてそのままリーサル取られ、2ラウンド目もいいようにやられて1-3で敗北。心が折れとる。
全体的に立ち回りで封殺されてて、こっちがワンチャン狙いの動きを強いられるシチュエーションが多くなってしまった。NBMが強い。俺は弱い。
というわけで俺のFrosty Faustings 2024はP4U2の3位でフィニッシュ。
海外遠征としては3位という悪くはない結果は残せたという思いもありつつ、勝つ気で臨んだ大会だったのでやっぱり優勝したかった悔しい!という思いもあり。
心が2つある~~~!
まだまだ未熟である。
そしてグランドファイナルでmightyjoeyとNBMの決戦を見届ける。
0-3でリセットが入るも、最後はmightyjoeyが3-1で優勝!GG!
グランドファイナル後は表彰式が行われ、TOP8まで残った選手にはメダル、優勝者には更に盾も授与。
メダルはFrosty Faustingsのロゴデザインで、裏面にはタイトルと順位が記されている。やっぱりこういうの貰うと素直にテンションが上がってしまう。
うーん、3位!!がんばった!!俺がんばったなぁ!!
敗北直後の悔しさはどこへやら、現金なものである。人間は愚か。
その後はP4U2勢と記念撮影したり、Frostyに呼んでくれて改めてありがとー!って話をしたりしてその場は解散。
少しだけ会場を散策したりするものの、ワンデイトーナメントだったこともあって疲労感もありホテルの部屋へ退散。
しぃたと感想トークしたり、日本での応援配信のログを見たりしつつ就寝。
その3【アメリカ三日目~帰国編】に続く。