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王将テイクアウト&お酒で楽しむ満開の桜
桜の見頃情報と睨めっこしながら、お花見へ行く日程を立てた。
決行はこの週末。
お花見の場所は、昨年初めて訪れてすごく良かった公園。
公園という名前のイメージ以上に敷地は広く、約3,000本の桜の木が植えてあるらしい。
目の前は海、電車も走っていて眺めも最高だ。
去年は家の近くでパンを買い、キャンプ用の椅子を持って出かけたが、さて今年はどうしよう?
美味しいごはんをテイクアウトして、お酒も持って行くのはどうか?
と盛り上がり、道すがらの王将に立ち寄ることに。
20代後半にして王将のごはんを食べるのは今回で2回目、しかも1回目は2023年の秋ごろだった。
春巻き、エビチリ、青椒肉絲、焼売...
食べたいものを読み上げると旦那さんに「そんなに食べられないでしょ?食べれなかった分全部俺が食べることになるんだろうし」と苦笑された。
食べたいものを考える時はなぜかどれだけでも食べれそうな気がするので不思議だ。
お花見当日
朝から気合いを入れて洗濯物を干し、掃除をしていざ電車で出発。
王将ではエビチリ、油淋鶏、餃子をテイクアウトした。
そしてテイクアウトの順番を待つ間にお酒もゲット。
電車に乗って大切に抱えると、良い香りが上がってきて自分で自分に匂いテロをしている状態だった。
おかげでお腹が空きすぎてくらくらした。
お花見の始まり
そんなこんなで公園に到着。
ちょうどお昼時だったので家族連れやカップルで賑わっており、桜の木の下のポジションはすでに売約済み。
それでも見晴らしの良い芝生のポジションをゲットし、お花見セットの準備を始めた。
キャンプ椅子とテーブルを組み立て、ごはんをテーブルに置き、さらに持参したグラスにお酒を注ぐ。
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乾杯をしていざごはん。
エビチリはエビがぷりぷりでタレが甘めで美味しく、油淋鶏は酸味が効いた一枚肉がお酒にぴったり。
餃子もお酒が止まらず、食べて飲んで食べて.. と忙しかった。
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あったかい陽気、
一面柔らかいピンク色の景色、
お酒でほろ酔い、
肌が日焼けで赤くなったが、それもまた寒い冬が終わり新しい1年の始まりを感じて嬉しくなった。
桜に魅了される日本人
なぜ毎年飽きずに桜を楽しみに出かけるのか。
毎年形や色が大きく変わる訳ではない桜だが、お花見とセットで毎年日本人に愛されている。
どうやら冬が終わり暖かい季節になるという気分が上昇するタイミングと、桜ならではの儚さによるものらしい。
これほどまでに日本人が桜を好きな理由のひとつに、桜は春の訪れを象徴する花であること。
四季がはっきりしている日本では、寒さが厳しい我慢の「冬」が終わり、様々な物事が「はじまり」を迎える「春」は待ち遠しく、うきうきと心躍る季節です。
もうひとつの理由は、日本人特有の滅びの美学というか、「美しくも儚い花」であること。
何ヶ月も前からずっと、桜の満開を心待ちにしていたにも関わらず、その爛漫と美しい桜は2週間程度で儚く散ってしまいます。
ずっと待ち侘びていた暖かさを存分に楽しみ始めることのできるタイミング、そしてできるならもう少しだけ長く楽しみたいと思わせる儚さを持つ「春に咲く桜」に私たちは魅了され続けるのだろう。
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来年の桜はどこでどうやって見ようか?
その頃私はどこで何をやっているかはわからないが、毎日に感謝しながら自分なりの充実した生活を送れていたらいいな
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