頑張れないあなたは、まず自分にダメ人間の烙印を押すべきだ
頑張れない。
どうしてこんなに頑張れないのかと絶望するときがある。
もちろん、仕事に追われている時だ。
僕の仕事は金融機関のコンサルテーション部門であり、毎日の提携業務というものはほとんどない。ほぼ受けの仕事であり、忙しさが一定しない面がある。
重なるときは鬼のように重なってしまう。まともに受けていては自分も含め部下が壊れてしまう。こなせる仕事量と収益を考慮し、仕事量を調整するのは僕の重要な仕事だ。
とはいえ、やはり重なってしまうことが多々ある。それは仕方のないこととして受け入れるしかない。
ひとつひとつが短期間で完了するならそこまで苦しくないが、何しろ特殊案件ばかりくるので、案件がミルフィーユのように重なっていく。そうなると、家に帰っても休みの日でも仕事のことばかり考えるようになる。
もちろん、経験も知見もある。どの仕事も手間がかかるものの完遂できるものばかりだ。そこらへんの見立ては正確にできる。
でも、頑張れない。
心が折れてしまう。
そして、ひどく自分が惨めになってしまう。
そんな中、こんな言葉を耳にすると、正直「黙ってろ!」思う。
はっきり言おうか?
その行動を起こすこともできないほどに消耗してんだよ。
+++++++
僕はだいたい月に1回ほど気分がダウンする。
この波が来ると、心の底からうんざりする。毎月くらい来る波なのに、毎月ご丁寧にうんざりする。
そうなると、まず何もする気がなくなってしまう。
人生の美しさや素晴らしさなどどうでも良くなる。
誰とも話したくないし、どこへもいきたくないし、もちろん仕事などしたくもない。
体は疲れていないはずなのに、ひどく疲れている気がして、すぐに就寝しようとする。でも疲れていないから、眠りに入れない。そうなると余計な考えが巡り、ますます陰に落ちていく。悪循環だ。
職場には行く。
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