#22 人生の目的は金で買えるというザラリとした真実
先日、こんなポストを見た。
ポストの内容も素晴らしいが、なにより室伏広治氏の言葉が刺さる。
室伏氏は、目標と目的を明確に分けている。
まずは目的があり、目的を達成するために目標を設定する。
もう少し言葉を付け加えるならば、目的を達成するための手段として目標使っている、ということになるだろうか。
目的を達成するには様々な要素が必要であり、それら一つ一つに目標を設定する。そうすることでどれだけ目的に近づいているかがわかる。
その面から、目標は変更可能なものとなっているはずだ。
ある時設定した目標が、目的達成につながっていかなくなった場合、その目標にこだわる意味はない。さっさと破棄して新たな目標設定をすべきだろう。
あくまでも目的達成が大願のはずだ。だから目的は変化させるわけにはいかないが、目標は柔軟に変化させたって構わない。
室伏氏の「目的・目標理論」は、ときに眼前の目標に固執し、達成すべき目的から遠ざかるのを戒めているようにも感じる。とても理にかなった話だ。
そこでふと振り返ると、不安になる。
あなたは、目的と目標を明確に設定しているだろうか?
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目標がないと、仕事はどんどん非効率的になっていく。
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