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#41 苦しみと限界を克服する、気の利いた1つの方法とは?

副業をガチるとどうなるか?

と聞かれればまずはこう答える。

「生活が仕事で染まるよ」

そう答えると、怪訝な顔をする人がいる。

そういう人には、これから話すことは伝えないようにしている。

どうせ、理解してもらえないだろうから。



もちろん僕だってそうだが、会社員なら誰しも休日を楽しみにしている。

平日のほとんどの時間を仕事に費やし、家に帰ってきても家事やらなんやらでロクに自分の好きなことなどできず、面倒臭いけど風呂に入って、ちょっとスマホ触って寝る。それが平日のリアルだろう。

それに比べて、休日は素晴らしい。

朝早く起きる必要はなく、だらだらと布団の中で過ごしたっていい。起きて何したって自由だ。ここには、気持ち悪い監視の目も、小うるさい上司もいない。いつ何をしても、何も言われない。

平日と休日を分ける最大のポイントは「時間の処分権」であり、我々は時間の処分権を会社に譲渡し、その対価を分割で受領している。

休日は処分権を一時返還してもらえるから、自由に時間を使える。それは喜ばしいこととして受け止めているはずだ。

僕らは、時間の処分権を価値あるものとして認識している。

だからこそ、一部を会社に譲渡することで対価が発生するし、休日に権利が戻ってくることに喜びを感じる。

その権利が、全くなくなってしまったとしたら、それほど不幸なことはない。なんせ、奴隷になったのと同じだからだ。


しかし、副業を始めると奴隷になる。

全ての時間が、仕事に染まっていく。

それどころか

「別の種類の苦しみなら、まだ背負えるんじゃないか?」

とまで考えるようになる。


はっきり言って、どうかしている。

しかし、そのクレイジーな状態の裏には、意外なほど悲壮感はない。

この感覚に到達しなければ、副業で稼ぐのは難しい。


まずは、僕の苦しみの話から始めよう。


+++++++

僕は、とても普通の会社員だった。

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■どんなメンバーシップか ド田舎の金融機関に勤める平凡なサラリーマンでありながら ・会社の経営者 ・…

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