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「好き」が何よりも強い武器になると思うから。わたしは書き続ける。

「文章を書くと自分が消耗する」と、言うひとがいる。本当にそうなのだろうか。ひとの書き方に文句を言いたくはない。ただ、「それってめっちゃしんどくないですか?」「続けられますか?」「そんなことをしてまで文章、書きたいの?」とは思っている。

求められるからと自分の魂を削ってまで、文章にしなくて良い。だって、ネットに出してるから。一生残るもの。タトゥーより残るわ。

ネットは怖いよ。誰が見ているか分からなくて、誰が保存しているか分からなくて、だけど、それが良い風に作用することもあるから。だからネットは辞められないよね〜。

色んなひとが炎上するのを見るたび、何で炎上するか分からないなと怖くなる。バズる文章の書き方は知っているが、その「もしも」を考えると、怖くて何かをセーブしてしまう。そろそろ覚悟を決めたい。だって、私はエッセイと小説だけで暮らしていけるようになりたいから。

絶対に書かないこともある。私のこころの奥底だけに置いている。絶対に書かないので、ここでも書く気は一切ない。書いても有料にするから絶対、読むなよ。(振りじゃないよ!)

書くためには、書く以外のスキルも必要らしい

会社員としてコピーライターになったけれど、ひとつも仕事をできていない。まだ3ヶ月だからって、もう、わたし、3ヶ月でしょう。書けないと生きている意味もないし、会社員になった意味を感じられないよ。そうじゃないと悲しくて他のことが何にも手につかない。

上司に交渉しようにも強い言葉しか出てこなくて、なだめられることしかなかった。

書きたいだけなのに、書く以外のスキルが必要なのだろう。それを考えてこなかったから、躓いているけれど、私の文章を見たら「どれだけ好きで書いてきたか」分かるだろう。分かんないなら、もっとよく見ろよ!それか見る目のない人なんだなぁと思っている。

こんな風に、文章にだけは自信を持っている。批判は耳に入らない。絶賛してくれる声だけを覚えている。わたしの文章を貫きたい。ナチュラルに書いて読まれたいなんて、当たり前だ。

そんなこと、わざわざ聞くなよ。やりたいことは決まってんだ。あとは貫くだけ。世の中には、やりたいことすら見つからない人がいる。それに比べたら私は進んでいる方だ。

もっと読まれたい。もっと書きたい。わたしが書ける文章はぜんぶ書きたいの!会社の隣の席のひとが、私の書けるはずの文章を書いている方思うと涙が出てきそうになる。つらい。書かせてください。お願いだから書かせてよ。

「理由は書きたいから。それ以外にある?」

と思うけれど、そういうわけにもいかない。実は私が主張しすぎたのか、近日中に支援会議が開かれることになった。そこで、うまく交渉しないと会社で書ける日が伸びてしまう、かもしれない。私が仕事を任せてもらえない理由は「欠勤と遅刻が多いから」という妥当なことを言われてしまった。そりゃ任せてもらえないのは当たり前か。この状況で、どうやって主張したらいいものか。頼れる友達がいるので聞いてきたから、その言葉を暗記している最中。

「好き」が何よりも強い武器になると思うから。わたしは書き続ける。

文章を仕事にする気はある。だけど、写真を仕事にする気はない。記事を書くついでのスキルとして、持ちたいし使いたいとは思っている。たしかに写真やイラストもプロ並みにできるようになったら、需要は高まるだろう。収入も増えるだろう。だけれど、もしも写真やイラストの方が反響が大きくなったって、わたしは文章を本業にする。だって、私の根本は「撮りたい」じゃなくて「書きたい」だから。

もっと写真を撮るのが好きなひとっているでしょう。そのときに負けると思う。文章の好き加減なら誰にも負けない。書くのが好き。楽しくやっていける。いつの日か分からないけれど、上位何%に入ったとき、「文章を書くことが好き」なら勝てる。最後の最後には、そういう気持ちが必要。……知らんけど。

根拠も自信もないけれど、文章は好き。「好き」が何よりも強い武器になると思うから。だから、書きたい。つづけたい。

わたしは成果が出るまで、書き続ける。

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