亡くなって五年目になる父宛の葉書がたまに届く。父が好きだった会。いつかお前も行けよといわれた会。絵だったり文学だったり。ときおり誘われては思い出し、父を受け継いでいく。父からたまに手紙が届くのは嬉しいものです。父の思いが生きてどこからかやってくるのです。
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土庫澄子
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