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星の巡礼
七夕の日は
映画 倭文しづり〜旅するカジの木
そして、海人族の末裔、渡会さんのお話会を聞きに鷺神社へ
映画は、日本神話に出てくる幻の倭文しづり、という織物をめぐるおはなし。
星の神を封じこめたのは、しづりという織物の神さま。
しづりをよみがえらせようと、カジの木の繊維から、糸を紡ぎ機を織ったり、紙を漉く現代の人たち。
織物や紙漉きって、本当に気がとおくなるような手仕事。
繊維を取り出すために、蒸したり、柔らかくするために発酵したり。
糸をつむいで、染めて、たての糸とよこの糸で織っていく。
渡会さんのお話を聞きながら、星の神さまは、やっつけられたのではなく、織物の中に、織り込まれていったのかなと。
天の星の光が地におりて、地に植物が生まれ、育ち、人の手により、織物となる。
七夕は、天地の中で生かされていることに感謝する日だそう。
鳥も星と関係しているらしい。
昔も今もかわらず星は照らし、人は星を観る。
映画を上映してくれた大和巫女のみなさま、渡井さん、素敵な映画と七夕にぴったりなお話をありがとうございました💫
渡井さんの住む明日香村にも行ってみたい!
石舞台古墳で旧暦の七夕にイベントをされるそうで、そこでシュタイナーのオイリュトミーをされている方の舞もあるみたいです。
好きなものは、やっぱり全部つながっていて、その後シュタイナーの星めぐりの本を読んだら、訳者の方が、あとがきに宮澤賢治の星めぐりの歌を引用されていた。
さらに、そのあと「星の旅人たち」というスペインの聖地サンチャゴデコンポステーラをめざし巡礼する映画を観た。
息子が巡礼途中に亡くなり、父が代わりに巡礼しながら、いろんな人と出会い、人生を考えるそんな映画。
サンチャゴデコンポステーラは、星降る丘の聖ヤコブというスペインの地名。
いつかスペインも行きたいけれど、今年は、個人的に、たぶん日本のいろんなところを巡礼する年。
今年に入って、古代からの星信仰にまつわる場所へ行くことやお話を聴く機会がとても多くて。
古代の星を思いながら、古代に星を観ていた人たちを思いながら、巡礼する旅の年。
とりとめもない星のはなし。
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