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痛みが酷くなる大雑把な仕組み

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ちょっと忘れないために。
記録のために書かせてください。
私は、医師や専門家ではないので、間違ったことを書いている可能性があります。
興味が沸かれたら、ご自分でも調べてみてくださいね。

単純に、痛いと体は強張るし、強張ると、血管を圧迫して、血流が悪くなる。慢性的な痛みがあると、動かないから、ますます、血流が悪くなり、回復のための栄養や酸素が運ばれない。
痛みが長引いて悪循環が起こっている場合は、局所麻酔(神経ブロック)使うと連環を断ち切れる場合もある。

ストレスでホルモンの出方が変わる。
ストレスから出るホルモンは炎症物質も多く出す作用がある。
ホルモンで血管も引き締めてしまうから、体のほかの部分の血流も悪くなり、特に末梢血管の関係するところで、そこでも炎症が。
(歯茎の腫れや痛みとか。ストレスで起こりやすくなったり酷くなったりする)。

脳腸相関もあって、お腹にガスが溜まっていると、脳はガスを出そうとして、興奮の方向に行く。
運動不足が、ここでも悪さをする。歩かないと腸の状態も悪くなる。
(歩かないことによって、腸の働きが悪くなる。怪我や病気の後遺症で、歩けなくなった人は、便秘になる人が非常に多いと聞いた)。
普通は脳が興奮しても、それは、やがて鎮静していくはずなのだが、慢性的な脳の興奮が起こると、感覚がどんどん過敏になる。
それによって、痛みや不安を増幅させてしまう。

怪我や病気の痛みと複雑な感情やトラウマがセットになっている場合は、繰り返し、複雑な感情やトラウマを反芻あるいはフラッシュバックしてしまい、脳の興奮が繰り返されるので、治療が難しくなる。

ストレスと睡眠不足、孤立などの疲労から、精神疾患を併発する場合もあるし、精神疾患を持病に持っていて弱ってる人が怪我や病気の痛みで、それが、クリーンヒットすると、このやっかいな連鎖が起こることがある。
大多数の人は、ここまでこじれることは少ない。
しかし、この状態にうまく対応できる医療やリハビリ方法は少なく、(医師としては、それ以外の方法が見つからない場合が多いために)痛み止めの大量処方になって、ふらつきや、頭がぼんやりして生活動作ができなくなり、二次障害、三次障害が起こる場合がある。

自分で体を動かせる範囲やペースを探すこと。
動かな過ぎたり、焦りで逆にやり過ぎてもっと悪くすることが多いので、そこを注意。

それから、負のループに入ってると、これから、どうなるんだろうって、凄く不安になるから、そこをなんとかする必要がある。

先に挙げたように、精神的にいろいろな問題や複雑な状況を抱えている場合、びっくりするほど、苦しい気持ちをため込んでいることも多い。
負担の少ない方法で(費用や自分の心身、家族や知人の負担が少ない方法で)、それを頭というか、体の外に出す必要がある。
感覚としては、頭というか、体全体に感情をため込んでいる感じの人もいる気がする。
(魂の座は、脳だけで説明できないのではないか。
脳に一番、複雑で大量の神経が集まっているには違いないが、脳だけでなく、全身にある神経のネットワークの情報のまとまりが、心(意識)ではないかという説がある。)

慢性的な痛みは、歪みをどんどん強める難しさがある。
長期化すると行動が減り、体験や経験が減る。
価値観や情緒もアンバランスになってくる。
そうすると、新しい人間関係を作ったり維持することが難しくなってくる。
孤立していく。
でも、孤立は非常に危険だ。

どうしても、家族や専門家以外の人と、苦しいこと、気持ちも分かち合う必要がある。
そこが一番、難しい。

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