
(44)ノゲシ
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このシリーズは散歩中に見た300種くらいの植物を紹介していくシリーズです。
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ノゲシ
ケシと名前がつくが
葉が似ているだけでケシとは全く違う仲間である。
ヨーロッパ原産と言われていて
日本には有史前に帰化した植物だと思われる。
世界の非常に広い範囲に広がっている。
オニノゲシという近縁種があり それは葉が尖っていて触ると痛いのだが
しぱしばノゲシとオニノゲシは交配して 、背丈の高いノゲシの性質、オニノゲシの葉が鋭い性質、両方の性質が出ている個体を見かけることがある。
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食べられる植物で 、若葉・若い茎・若い苗を2〜4月頃
サラダ・煮浸し・和え物・油炒めなどで食べられる。
若苗は生のままサラダにしたり、若葉を天ぷらしてもよい。
時期を過ぎると苦味が強くなるので、茹でて水に晒して使う。