
(16)ニラ
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このシリーズは散歩中に見た300種くらいの植物を紹介していくシリーズです。
ニラ
多年草で、中国原産。広く畑に栽培されている。
また、空き地や道路脇や畦道や河川敷などにも広く分布する。
鱗茎(りんけい)と言って、
地下茎に葉が肉厚に密集したものがあり、
(タマネギみたいな感じ)
冬、地上部は枯れるが、春は鱗茎から再び芽吹く。
ニラの歴史は古く、
3000年前から栽培されていたと言われている。
日本では、古事記、万葉集にも記載がある。
古代においては、「みら」と呼ばれていたが、
訛って「にら」と呼ばれるようになったと言われている。
禅宗では、生臭い野菜を食べるのを禁じていて
ニラは、その一つであり、精進料理には使わない。