【解剖学】縦隔ってな〜んだ?
まいど、ねこのてです!
今回はちょっとした理解のコツをご紹介。どちらかというと、医療職向けになりますかね?
さて、タイトルにもありますが、「縦隔(じゅうかく)」ってなんでしょうか。
後輩A「あの〜センパイ。縦隔ってぶっちゃけなんすか。どっからどこまでを言うんですか?」
先輩A「そら、あれよ。肺の間にある軟部組織のことだよ。範囲は、え〜っと、、、」
後輩A「すんません、忙しいのに(地雷ふんじまった、、、)」
てな事が意外とあるんです。言葉は知ってるのに、ちゃんと答えようとすると、なんだっけ?てなってしまう事。何か理解にコツがあって、しっかり覚えれるならいいですよね。
「縦隔」を調べてみると、こんな事が書いてあります。
【縦隔】
縦隔とは、胸腔内の中央に位置し、前は胸骨、後ろは胸椎、左右は胸膜腔で囲まれた 部位をいう。肺を除く胸腔内臓器や組織、すなわち心臓、大血管、これらを覆う心膜、食道、気管などが収められている
なにやら色々書いてますね。ほんと医学書ってこういうのが多い。
頑張って覚えても、結局なんなのかイメージが湧きません。。
そこで、縦隔は「箱」だってイメージを持ってみてはどうでしょう。箱なんだから、面は6面あるに決まってる。
この面を解剖構造に当てはめるんです。
左右の面(青)は肺。上端は胸椎の1番(黄)、下端は横隔膜(赤)
前面(茶)は胸骨。後面(緑)は椎体っていうように。
要は、これらの構造(面)で囲まれている領域を縦隔と呼んでいます。
「縦隔は箱!箱なんだから6面あって、それぞれの面はこうなんだ!」って覚えると、覚えやすくないですか?