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絵本記録【ちょっとだけ】

三女が産まれてからずっと読んでみたかった絵本を、ようやく図書館で借りてきた。

"ちょっとだけ(作:瀧村有子 絵:鈴木永子)"
なっちゃんのお家に赤ちゃんがやってきた
なっちゃんはお姉さんになった
お母さんは赤ちゃんのお世話につきっきりだから、なっちゃんは1人で色々頑張ってみる
ちょっとだけしか上手くできない
お母さんにちょっとだけ甘えたい
なっちゃんの心の動きや大きな成長が"ちょっとだけ"の言葉に詰まっている

最後のお母さんの優しい言葉に、我が子たちもすっかり釘付けである。
最近は絵本の真似をして、長女と次女が甘えたい時にちょっとだけ、を使うようになった。
「ママちょっとだけ抱っこして」
「ママちょっとだけ遊ぼう」
絵本に出てくる優しいお母さんのように、優しい声で返すととっても嬉しそうにする。
いまさらながら、口調って大切だな、と思う。

「ママちょっとだけ〜」にいっぱい答えてあげられるお母さんになりたい。

ちょっとだけごっこは空前のブーム
「ちょっとだけお菓子食べてもいいよねぇ」
「ちょっとだけ落書きしてもいいね」
「ちょっとだけ走っちゃえ」
、、、それはちょっと違いますよ、と突っ込むこともあるが、なんだか日常にほっこりする時間が生まれた。

素敵な時間を作るきっかけをくれた素敵な一冊。

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