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読書記録【本・子ども・絵本】

私の好きな絵本作家・中川李枝子さんの追悼を受けてふと開く。

初めて読んだのは2人目が生まれて4ヶ月頃のなんとなくモヤモヤした日々を過ごしていたとき。
長女もまだ2歳で言葉で気持ちを伝えるのが難しいのに、ひたすら後を追ってくる、大声で泣きわめく、赤ちゃんのお世話をしていると邪魔してくる、などの言動にイライラしたり焦ったりしていた。

私は本が好きなので気分転換に子どもたちと図書館に行くと、絵本コーナーにこの本が置いてあった。
ふと目について子どもたちが寝たあと読んでみる。

子どもとの向き合い方、子どもの面白さ、絵本の素晴らしさなどがエッセイを軸に綴られている。
なんだか気持ちがスッと晴れた気がした。

次の日から長女との関わり方を少し変えてみた。家事を忘れて一緒に遊んでみたり、焦らず焦らず待ってみたり、そして1番は寝る前に絵本を読んでみた。読めないときは昔話をしたり娘と交互にお話しを作ったりした。すると少しずつ長女が穏やかに、私も穏やかになった。

それからもたまにモヤモヤしたときはこの本を開いて中川さんの言葉を心に刻んだ。

三女が生まれてもうすぐ4ヶ月
改めてこの本をめくり素直な気持ちで子ども達と向き合いたい。

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