noteがいまより楽しくなる #わたしにとって企画とは
私にとって企画とは「めっちゃオモロイもの」です。(おわり)
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この一文だけ投稿するのも愉快かもしれないと思ったけど、「#わたしにとって企画とは」を個人企画しているマリナ油森さんが、zoomの画面越しに出てきて私を笑顔でシバきそうなので、もうちょっと説明します。
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オンラインイベントがこれだけ増えたので、個人企画もnoteの範囲内ではおさまらなくなってきましたね。募集はnoteだったけど、企画内容をもっとみんなでシェアしたい、深掘りしたいと思ったら、discordやzoomで語り合う。いっそイベント化してしまう、といった形が、一部定番化したような気がします。
現につい先日、岡山のnoter5人が集まって、オンラインイベントを開催しました。きゆかさんがnoteで募集した「#聞いてよ20歳!」という個人企画。ハタチの人に寄せる文章が90記事も集まり、たいへん盛り上がりまして。
このコンテストの結果発表をゴールに、5週連続でオンラインイベントをやろうと新たな企画が生まれ、その第1回めが行われたわけです。
「教えて20歳!」略して「#オシハタ 」zoomイベントに、世界中から32人ものnoterが集まってくれたのには、本当に驚きました。こんな大舞台ではじめて司会の大役をつとめたクニミユキさんが、開催する立場から勢いよく書きなぐt、詳細に解説したレポートがありますので、これからオンラインイベントをやってみたい方や、裏話がお好きな人はぜひ読んでください。
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企画に限らずなんでもそうですが、あるものにたずさわるとき、最初はそれ自身の存在を知るところから始まりますよね。「こんな企画をやってるんだ」と企画の情報が、まず目に入る。知って終わり、という人がたぶん大半で、企画内容に興味を抱いた人が、「知る」から「参加する」に移るんだと思います。
私自身、noteを初めて半年ぐらいは、ただ「知る(見る)」立場でした。公式のお題やコンテストは、なんだか遠い世界のもののように感じていたし、個人企画ともなるとさらに敷居が高かった。
知り合いでもない人の企画に、いきなり参加するのは気が引けました。仲のいいみんなで盛り上がっている様子を、垣根の外からこそっと覗き見ている感じ。その輪の中に「こんにちはー」と入っていく勇気がありませんでした。
参加するきっかけになった個人企画は、マリナさんの「#呑みながら書きました」だったと記憶しています。
マリナさんとは当時まったく交流なかったんですけどね。募集要項がね。
「書く前に酔うこと」
「誤字脱字に手出しは無用」
「一切読み直さず、書いたら即投稿すべし」
・・・マジで?
そんなぐだぐだの文章をnoteに投稿してもいいの?
過去の応募まとめを読んだら、参加記事数が100本軽く超えてるとか。
おもしろいじゃないか。
ストロングチューハイ2本呑んで書いた文章に、マリナさんから感想文をもらいました。応募するともれなく主催者がピックアップしてくれる、というサービスがついてたんですね。
これがめちゃくちゃ嬉しかった。いつもの自分の記事にコメントをもらうのとはまた違う感動。「あなたの記事が話題になっています」と通知を受けた喜びも大きいものでした。
それで次にもっと真面目な、ドレスアップして書かないと嶋津亮太さんに許してもらえない感じの「#教養のエチュード賞」に、思いきって参加しました。しらふで。もちろんこのとき、嶋津さんとも面識はありません。
このコンテストにもまた、「全応募作に対して懇切丁寧な感想文がもらえる」というプレゼントがありました。
嬉しい。自分の記事がピックアップされ、コメントを添えてもらえるのは、本当に心が震えるほど嬉しい。
私もやってみたい。応募作をピックアップして、みんなに感想文書きたい!
そんな動機で主催したのが「#ほっこり4コマ漫画大賞」です。
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企画を「知る(見る)」から「参加する」へ、そして「主催する」というポジションに、私も立ってみた。はじめての主催は、すべてが手探りでした。賞金を設定したものの、PR不足で応募数があまり伸びず、しめきりまで残り3日の時点で集まったのは16作品。30作品ぐらいを目標にしていたので、半分にしか届いていません。
最後の3日間はPR作戦。主催者たるもの企画を自ら盛り上げねばならぬと、いちばん苦手な自己PRをすべく、「こんな企画やってますよー!」と声を張り上げました。
その声をいち早く聞きつけたのが、個人企画の主催経験がある人たちです。私の横に立ち、でっかいメガフォン片手に宣伝を手伝ってくれました。
「猫野サラっていう人が、4コマ漫画募集してるよー!」
「しめきりまであと3日だよー!」
心強いシェアのおかげで応募数がじわじわと増え、結果的に68本もの作品を寄せていただくことができたのです。
めちゃくちゃ感動しました。泣いたね。あのとき応援してくださったみなさん、本当にありがとう。
さあ、ここからは感想文ですよ。それをやりたいがために企画を立ち上げたんだから。応募してくださった方に感謝の思いをこめて、そりゃあもう暑苦しいほど熱の入った、毎回5000字超えのまとめ記事を11本書きました。
この企画がご縁となって、noteでの交流が一気に広がりましたね。それまでほとんど接点のなかった、文章メインのnoterさんと仲よくなり、みんなの主催企画を積極的にシェアしたり、参加したりするようになりました。
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企画はね、おもしろいです。
ただ見ているよりは参加したほうがおもしろい。まず主催者に読んでもらえ、運がよければ感想をいただけるし、参加者とも横のつながりみたいなものができる。人の輪が広がります。
知らない人たちで盛り上がっている中に入っていくのは、転入生と同じ疎外感を、最初は感じるかもしれません。でもそのうちクラスに馴染んでいく。友だちが増えていきます。noteはとくにウェルカムな人が多いので、すぐに距離が縮まりますよ。
友だちがたくさんいる学校に行くのは楽しいもの。noteもうんと楽しくなります。あなたの作品を読んでもらう機会が増え、同人誌が誕生したりなんかするかも。
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たくさんある個人企画を、マリナさんがまとめてくれています。めちゃ便利。
必殺企画人、マリナさんのお題によせて。
マリナちゃん、いつもたのしい遊びをありがとう!またzoomで寝起きの顔を、カリフォルニアから見せてね〜。
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