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〈ワイン日記〉バーナードサンタ・ルシア・ハイランズ ピノ・ノワール 2018

【ワインについて】

ワイン名:Bernardus Santa Lucia Highlands Pinot Noir 2018
生産者:Bernardus
https://www.bernardus.com/product/Pinot-Noir-2022-Santa-Lucia-Highlands
産地:アメリカ サンタ・ルシア・ハイランズ
購入Wassy‘sさん

バーナードサンタ・ルシア・ハイランズ ピノ・ノワール 2018

【テイスティング・コメント】

テイスティング・シチュエーション: 自宅ランチ
〈外観〉

色は透明で中程度の濃さのルビー色
〈香り〉
香は弱い
オフフレーバーなし
ゼラニウム、赤すぐり、クランベリー、ラズベリー、レッドチェリー
黒コショウ、リコリス
バニラ、クローブ、ココナッツ、トースト
〈風味〉
ドライ
酸は中程度、タンニンはやや少ない
アルコールは高い (13.1%)
ミディアム(-)ボディー
後味は中程度
〈結論〉
非常に良いワイン
今飲んでも良いが、熟成の可能性がある
〈感想〉
糖ではない果実の甘味を感じる。おそらくプロリンではないだろうか?
好きな味わいで、美味しかったです。

【料理とのマリアージュ】


豚肉と白いんげん豆・モッツァレラチーズ入りトマトソース・ショートパスタ

自宅ランチ:豚肉と白いんげん豆・モッツァレラチーズ入りトマトソース・ショートパスタ

〈味わいの変化〉
・豚肉を食べた後に飲むと、チャーミングな果実味が増す
・トマトソースを口にした後に飲むと、うま味・酸味のある果実味が増す
・トマトソースとモッツァレラチーズを食べた後に飲むと、酸味が増す
・豆を食べた後は、苦みが増す
・ソースとパスタを食べた後に飲むと、しっかりした果実味が増す

〈解説〉
・トマトは、うま味成分としてグルタミン酸とグアニル酸を含んでいます。
・豚肉にはイノシン酸が含まれています。
・モッツァレラチーズには、グルタミン酸が含まれています。

料理として、これらの組み合わせでかなり高い旨味の相乗効果があると思われます。
また、このワインは果実の甘味を感じ、おそらくはプロリンが多く含まれているのではないかと思いました。(→いつか測定します)

プロリンが多いと、
·        粘り気のある口当たりが増し、渋みが減少
·        甘味が増し、苦味が減る
·        赤い果実の風味が強くなる
という効果があります。
また、グルタミン酸との相乗効果があると報告されています。
グルタミン酸の多い食事と一緒に楽しむと、ワインの果実味や甘味、粘度が増すように感じられることになります。

〈感想〉

料理とこのワインを一緒に飲むと、甘味や酸味が増し、するすると飲んでしまいました。
あわやボトルを半分飲んでしまいそうでしたが、午後も仕事があるので、なんとか我慢しました。
このワインと旨味のあるお料理を、また、夕食にゆっくり味わいたいと思います。

有料になっておりますが、プロリンの測定結果の例は、下記サイトに掲載しています。ご購入いただけると幸いです。



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