ちいさな祈りの数々
こんにちは、ねこです。
今日は予定があって外に出ているのですが、電車の窓からぽかぽか陽気の中、お家の庭でそれぞれ自由に歩いているおばあちゃんと芝犬を見ました。あのくらいゆったりした日々を過ごしたいものです…。
冬と春の光が入り混じった中、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。お仕事の人もお休みの人も、今日もやわらかな日になりますように。お家まで気をつけて帰ってくださいね。
この前、ツイートかなにかで読んだのですが「気をつけて帰ってね」と伝えると、あぶないことに会う確率がすこし下がるそうです。もしかしたらそんなことは無いかもしれませんが、大切な人にそう伝えることに越したことはないですよね。それは祈りに似たようなもので。
大層な祈りではなくて、日々におけるちいさな祈りの数々。人類における祈りではなくて、あなたとわたしのための祈り。
例えば、今日もあなたがゆっくりと眠って、明日も無事でやわらかな日を過ごせますようにと、眠る前の電話越しに伝える「おやすみ」とか「愛しているよ」とか。起きがけに伝える「おはよう」とか「気をつけて行ってね」とか、そんななんでもない言葉たちのこと。
やり直すことのできない日々を生きる僕らだから。そんなことを言っても変わらないよなんて言われても、ちいさなことを少しずつ祈っていきたいと思うのです。当たり前が当たり前ではなかったと気づくその日の前に。
大丈夫のおまじないも、気をつけてねの祈りも、あったかいご飯に込めた魔法も。同じ明日を迎えるために、昨日と同じ祈りを何度だって。
今日もあなたが生きるこの一日が、やさしい日になりますように祈っています。
明日もその先も、どうか。