ミケちゃんとわたし
朝、起きたらまずミケちゃんが息していることを確認する。
ミケちゃんは大きな病気をしているわけではなく、すこぶる健康なネコちゃんである。2019年の秋に生後1か月ほどで保護されたから、いま4歳。自慢であるが、かなりのべっぴんさん。性格はネコちゃんそのものでツンデレ、毎秒毎時毎日何をしても褒められるわが家のお姫さまだ。といっても、ミケちゃんとわたしのふたり暮らしなのだけれど。
ネコちゃんと暮らすのはミケちゃんが初めて。いろいろな偶然が重なり世田谷からわが家にやって来た。それが2019年12月の終わり。それから4年と7か月、毎日がミケちゃんに始まりミケちゃんに終わる。
4キロほどのこの気高くやわらかい生き物は、一瞬たりとも偽ることはない。(都合の悪いときはごまかすこともあるけれど、それもまた愛嬌)眠くなればそのとき一番寝心地の良い場所で寝るし、遊びたければこちらが仕事中でもお構いなしにジャマしまくる。甘えたいときは上目使いでニャーニャーすり寄ってくるものだから、わたしは自分のしていることを放棄することしか選択肢はない。
ふわふわの毛に覆われ、気ままで自由。それがネコちゃん、それがミケちゃん。ミケちゃんがこの世に存在することがわたしにとっての奇跡。だから毎日、その温かさを確認する。
そんなミケちゃんを世界中に見せびらかしたくて、(当時の)Twitterやインスタを始めては見たけれど、どうも短くオシャレにまとめることはできない。そんなわけで、ただただミケちゃんへの愛をダダ漏れさせる場所をこちらに作ってみた。わたしもミケちゃんと同じく気まぐれなのでこの先どう続くか、どんな形になるかわからない。お付き合いくだされば幸いです😊