1.働き盛りの30代で生理過多。さて、生理マネジメント、どうする?
30代後半、女。
身体は虚弱で、冷え性。激務の会社員生活に負けない身体づくりをライフワークにしており、趣味は滋養強壮と病院巡り。漢方薬、インドハーブ、MNM、点滴、と健康にはお金に糸目をつけない主義(ちなみに今一番のお気に入りはまむしスッポン人参サプリ)。だって身体は資本だからな!
健康診断ではほぼ全項目正常の数値であるが、30代後半になり生理が重くなってきたのをきっかけに色々な学びがあったので、誰得になるかわからないが書き残しておこうと思う。
自分を含め、晩婚化や、結婚をしない、子供を産まない選択も一般的になってきている。妊娠をしないと初経から閉経まで子宮は何十年も休むことなく生理をおこすことは子宮にとっての負担とも考えられており、筋腫や内膜症、それに伴う生理過多に悩む女性は増えているそうだ。自分の子宮はずっと休むことなく働き続けているのかと思うとちょっと申し訳ない気がしてくる。
そんな自分も一年前までは生理についてよく考えてこなかったし、ただ憂鬱に、毎月の生理を迎えるだけだった。
3年前、健康診断で子宮筋腫を指摘された時も、大きさは2センチ程度と言われたので、「ふーん、大きくないしまぁ経過観察でいっか」と思っていた。診断を受けて筋腫のことは頭の片隅にあったものの、あまり気にしていなかった。だって今や子宮筋腫は4人に1人というとても一般的な確率である。
それより、ここ一年で生理の経血が増えてきていて、今までと同じ多い時の昼用ではカバーしきれず何度か服に経血がついてしまったことがあって、鈍い自分はやっと「あれ?これはもしかして‥経血が増えてきている?」と気づいた。
なのにおめでたい自分は、生理の血がたくさんつくられてるってことは、健康で増血できてるってことなのかな♪ 生理痛はしんどいけどきっとたくさん悪血を出してデトックスになってるから身体にもいいはず☆ と大きな勘違いをしていた。
生理と真面目に向き合ったきっかけは全く関係ない角度からの気づきだった。南海トラフ地震を心配して、被災準備に生理用品を備えていたら、ハッと、「あれ‥ この経血量で被災したら、相当大変だぞ?シャワーも満足に浴びれない状況の中で、布団にも服にも血を漏らしたら精神的にも相当しんどい‥‥!」と容易に想像がついた。環境が整っている普段の状況でも生理をもてあましてるのに‥‥!
これは真剣に生理についてのマネジメント方針をたてなきゃまずい。
そうだ、生理を軽減するためにミレーナを子宮に入れよう!と思いついた。
(ミレーナとは、黄体ホルモンの入った3センチくらいのプラスチックの棒。子宮口から入れることで、子宮内膜を薄くして生理を起こしにくくする。)
出産したことないのに子宮にプラスチックの棒を入れるなんて、恐怖。怖すぎる。でも、災害時の準備のため、背に腹は変えられない。ソリューションがありながら試さないなんて納得できない、と腹を括って産婦人科のドアをたたいた。
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