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Disney 『アナ雪』の舞台🇳🇴ノルウェー王国ベルゲンNational Day


北欧スカンディナビア半島ひとり旅

旅の締めくくりは5月17日に行われるノルウェー王国のナショナルデー🇳🇴

ナショナルデーは、ノルウェーの憲法記念日で、ノルウェー国民がみんなで民族衣装を着て、お祝いしたり、町ではパレードが行われたりと、
とっても大切な日。
ノルウェーに着いたナショナルデー2日前から、お祭りに備えて街中には国旗デザインで溢れていました。

今回お邪魔させてもらうのは、
ノルウェー西部に位置する第二の都市ベルゲン。
ノルウェーは皆さんご存じの通りディズニーアニメーション『アナと雪の女王』の舞台です。

ナショナルデーでは、ハンスやアナ、エルサの衣装のモデルとなったノルウェーの民族衣装「ブーナッド」を思う存分堪能できます。

まるで作品中の戴冠式のような雰囲気で素敵すぎました💓
ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね♪

前回の記事でフィヨルドに行ってきた様子を書いているので、まだの方はぜひ読んでみてください✨

また、『アナと雪の女王』の原作『雪の女王』を書いた、アンデルセンの故郷デンマークにも行ってきたのでこちらも併せてご覧ください。
(ちなみに、原作の『雪の女王』の、女王の城があるのはフィンランドのラップランドという設定なんですよ。)


5月17日

5時に起きてゴロゴロしながら時々外を見ては通行人を確認していました。
8:00
ブーナッドを着た女の子2人組を見つけてテンション爆上がり、
支度を進めながらちらちらと外をみて、ブーナッドを身にまとった人々が続々とパレードに向かう様子に心躍らせていました。

私はブーナッドは着られないけど、少しでも雰囲気を味わいたいと用意した今日の服がこちら。


聳える山に見守られて広がる絵本のような街

男性はバチっとスーツで決めている方と、伝統的なブーナッドを着ている方半々くらいで、女性はほとんどがブーナッドを着ています。

みんな大きな荷物が入ったバックを持ってます。親戚同士で集まって一緒に食事なのかなと思いました。

とーーっても可愛い色合いのケーキを運んでいる方もいました🎂

あっちもこっちも可愛い子だらけでわくわくが止まりません。

どこで一番素敵なパレードが見えるのか分からず、みんなが向かう方向についていったのですが、途中から進む方向がバラバラになりだしたので、ブリッゲン地区へ向かうことに。

みんなノルウェーの国旗を手に持っているので私もどこかで買おうと思っていると、コンビニにも売られているのが見えたので入ってみます。

そのついでに、ナショナルデーといえばのアイスクリームをゲットしました。

このカラフルなミルクアイス、とても美味しかったです。
甘みがあってクリーミーで濃厚。
旅行中にこれで4食目のアイスですが、これが一番でした♡

少しずつブリッゲン地区の雰囲気が見えてきました。


船着き場について写真を撮っていると、楽器を持った音楽隊の皆さんが現れました。
カッコ良すぎますね✨

音楽隊の後ろからついていってみる。
もう、、、みんな本当に可愛すぎます。


民族衣装っていいですね。
普段着ることはないけど、着た途端に、自分のナショナリティを意識する。


このレンガの建物は、16世紀の都市計画で木造の建物が取り壊されて新しく作られたものです。
ベルゲンの市民がブリッゲン地区の木造建築を後世に残そうと声を挙げたことで、一部の木造建築物が壊されず残ったんだとか。

その木造建築の倉庫群がこちら✨


三角屋根の建物が並んでいてまるでおもちゃの世界のよう。
ブリッゲン地区は世界遺産に登録されているノルウェー最古の港町。
13世紀、ハンザ同盟で栄えていた時代にドイツの商人の居留地として使われていました。
ノルウェーは質のいい干し鱈で有名で、その交易をドイツのハンザ商人が担っていたんだそうです。
何度も火災に見舞われていますが、その度に、当時の技法で復元されています。
「ブリッゲン」とはノルウェー語で「追悼」という意味だそうです。

丁度、いくつかの建物が復元中で、ビニールをかぶっていました。
ナショナルデーのブリッゲンはノルウェー国旗がはためいて、一層華やかですね。

列をなした水兵さんたち。女性も結構いますね。
かっこいい〜✨


今日は祝日なのでお店は閉まってると書いてあったのですが、
お土産屋さん開いているところたくさんありました。

このお店に飾られていた真っ赤なコートに目を奪われました。
こういうコート欲しかった。

Bryggen Husflidというお店。
北欧らしいデザインと質の高い雑貨や洋服がたくさん並んでいます。
質が高い分値段はお高めですが、とってもおすすめです。

北欧デザインがすっっっっごく素敵!


とにかくすべての品物が素晴らしくて、すべて買いたい。
5月ですが、ほとんどが冬物。


お土産用に夏服を買おうと思って店員さんにいくつか紹介してもらいましたが、冬物の商品には敵いません。

一通りお店を見て回って、全部に目がくらんでしまいましたが、
やっぱりショーウィンドウで一目惚れしたコートを諦めきれず、
試着して鏡の前で悩んでいると、
お店にいたお客さんが、通るたびに「いいね」「素敵よ」「買っちゃえ😉」って声をかけてきて、

買っちまいました。
なかなか良い出費🫠
でもやっぱり買ってよかったですね✨
一生の思い出の品です。

古い木造倉庫群


10:00
お店を出るとさっきより人の数も多くなっていました。
少し様子を見ていると、遠くからドラムの音が聞こえてくる✨

いろいろな楽団、グループが次々にやってきました。

ベルゲン警察!めちゃめちゃかっこいい😎
ベルゲンの大学生たち


ブリッゲンの三角屋根の建物の前にはイスとテーブルが用意され、みんな食事をしながらパレードを見るみたいです。


この場面の背景


いろんなところで別々の団体が音楽を奏でているので、とっても賑やか。
広場では学生さんらしき団体が合唱をしていました。

すぐ近くでドラムがドカスカドコスコ凄まじく鳴ってるけど笑
すっごく綺麗な声色でした✨

一気に人が多くなりました


徐々に賑わいを見せるベルゲン
何を運んでるんだろう


年配の方の衣装は伝統的でとっても素敵ですね✨


同じデザインのブーナッドもあれば、
代々受け継いできたような個性的なものまで色々。
ここから写真どんどんいきます🤳

後ろ姿素敵
男性陣

異国の民族衣装をこんなにまじまじと見る機会はあまりないと思いますが、写真を見ていて、「そういえばなんで女性の民族衣装ってエプロンついてる事多いんだろう」と思って調べてみました。

最初、エプロンって女性についているし、家庭的なものの象徴かなと思っていました。
もちろんその意味も含まれていました。
ですが、現代のエプロンの使い方として使用され始めたのは16世紀から。

でもそのずっと前からこのエプロン(と呼ばれていたかは分かりませんが)は存在していて、権力の象徴として用いられていたみたいですが、
その当時はキリスト教的な意味として、
なんと、

アダムとイブのイチジクの葉の意味があったらしいですよ〜!びっくり🫢

話を戻しまして
バッグサウンドに是非⇩

父娘お揃いすっごい可愛い!
挿絵になりそう
伝統的な模様が素敵
男の子たちもキメてますね〜!
細かい装飾品まで美しい✨


次から次へと色んなグループが続いてきます。
ワクワクが止まらない✨楽しすぎる!

こちらの楽団について行ってみます
旗をフリフリ歩いているお父さん
楽団に挨拶をして出発を待つ団長さん


絵になる〜✨
素敵です💓

また戻ってきてパレードを観覧

見て!✨✨✨


素敵なカップル✨


今度は左から行進が始まりました♪

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨



素敵すぎて言葉が見つからない✨

痺れる🫨


やばぁぁぁぁあい
絵になるね


どんどん賑やかになり、人で埋め尽くされ、
人集りが苦手なので、逃げるように場所を移動しながらパレードを楽しむ✨

ここのお店の洋服がありえないくらい素敵でした✨⇩

残念ながらお休みでした、、、。
特別な日だからしょうがないですね。
こちらから見れます!⇩

すごい人の数。どんどん増えてます💦

ちょっと小道を抜けてみます。

素敵なところに来ました。

まるでパリのような、
とっても可愛らしいカフェを発見



ここで休憩します♡
とっても素敵な店員さんが案内してくれて、
誰もいなくて落ち着いて、ぽかぽかしていた
奥の席にお願いしました!

苺のヨーグルト🍓

人混みにいた疲れが取れて、休憩できたので、
散歩再開です♪

教会に辿り着きました

ベルゲン大聖堂
1181年に建てられた古い教会です。
皆さん中に入っていきます。
何か始まるのでしょうか。

900年も前からここに存在していて、人々の拠り所となった大聖堂。
ちょっと入ってみることにします。

民族衣装着てるから、なんだかタイムスリップしたみたい

まもなく聖歌が始まりました♪
とっても美しくて、心地よくて、素晴らしいです😴
ノルウェー語さっぱりわからないので、
眠くなってしまい、
途中で抜けてきて、街を散策。

お父さんと子どもたち
素敵
公園に戻ってきました✨
素敵ですね〜✨


2日間お世話になったホテルに別れを告げ、
最後にとびきりお洒落なホテルに向かいます。

旅行前にホテルを探していた時、
見つけてから一目惚れしてしまったホテル。
宿泊料が高めで渋っている私を見て母が、

1週間バイトすれば貯まるし、いいじゃない✨
せっかくいくんだから我慢しちゃダメ!

と背中を押してくれて(?)
たしかに!
とポチりました。

Charmante Skostredet Hôtel
というホテル。

着いた途端ゴージャスすぎて目が眩む。
パリ風のゴージャスなホテル
シノワズリっぽい装飾が素敵です✨


実はここ、さっきのカフェのすぐ隣にあったんです。というか、ホテルのカフェだったんです。
(なんで気づかない)

どのお部屋もすごく素敵なんです💓

まるで
ドールハウスの
ような

全部の部屋に片っ端から泊まりたい。

フロントに着くと、素敵なスタッフさんが迎え入れてくれて、
ようこそ、とシャンパンを注いでくれました🍾
お部屋まで案内してくれる時も、
内装が煌びやかすぎて震える🫨

どのお部屋かなぁワクワク


ピンクでした〜😭✨
ピンクかブルーがいいなぁと思っていたので、
とても嬉しすぎて涙が止まらない。

机の上に手書きでメッセージが🥺

幸せすぎて、明日帰国するのが嫌すぎて😭

泣いててもしょうがないので、しばらく休んで、
気を取り直して、
また街へ。

素敵なクリスマスショップへ
クリスマスにまた行きたいな


❄︎
❄︎
❄︎

かわいすぎ

街を散策しまくり、お店に片っ端から入りまくり、お腹が空いていてしまったのでレストランを探します。18:00

そういえば、目でお腹が満たされるのか、
旅行中あまり食べずに観光ばかりしていたせいで
北欧料理をちゃんと食べてなかった私。
(物価が高いのもあるけど)

最後だから美味しい北欧料理が食べたい!
ということで、

ブリッゲンにある、魚料理が楽しめる歴史を感じるレストラン
階段を登り

木造の温かみのある店内

翻訳してもよくわからず困るのあるある

悩みに悩んで、
いただくのはこちら💁

アンコウのオーブン焼き
マッシュルームソースとトリュフのニョッキ添え

お野菜からソースからニョッキまで、勿論お魚も、
絶品です✨素晴らしいです🥺
お魚は肉厚でホロホロで柔らかい

帰りたくなさすぎて涙を堪えながらいただく
ノルウェー料理。

ご馳走様でした✨
ちなみにこちら4000円笑


外へ出ると、港に泊まった船の上で各々パーティしています。

小さなボートから大きな船まで、
大人数から少人数まで、
若者の集まりもあれば、大人の集まりも。


旅のおわりに


楽しんでいただけましたでしょうか
1週間3か国周遊ひとり旅。

長いようであっという間でした。
もっともっとひとつの国に留まりたかった。
1年くらいは。

1週間、1日たりとも天気が崩れることがなく、
ほとんど快晴☀️

今年一年の幸運を詰め込んだような旅でした。
いつか、世界を旅しながら仕事できるように
頑張らなきゃ、と改めて思いました。

帰ってきてから、心のダメージが凄く、
暫くの間、いや、今でも心は北欧にとどまっています。
夢の中で何度も旅行してるし。

北欧って、旅行先に選ぶ人は多くないですが、
すごくおすすめです。
日本を出たら治安のいい国なんてないと思った方がいいってビビりまくってましたが、
日本より全然治安いいと思ってます。

そして、この旅を期に、
やっぱり行き当たりばったりって最高!
って、気づきました✨
海外となると余計に、行きたいところをリストアップして、計画的に、効率的に動かなきゃ!
ってなりがちですが、
行き当たりばったりが何よりも贅沢で、面白くて、素晴らしいです✨

時間にも、心にも余裕を持ちながらのんびり行きましょ。


おまけ
次の日の朝食(ホテルにて)
サーモンの乗った絶品オムレツ✨

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