♯1 福祉職という生き方
福祉職が子どもたちがなりたい職業のランキングに入ってほしい
私は今現在25年福祉職を続けてます。職種によって得手不得手があったり、移動していますが、大きな枠としては福祉職で、働いています。
なんでこんなに長いことを働けるのだろうと時々考えます。
世間では、よく節目を大切にする節がある。
いい大学に受かる。
いい会社に勤める。
いい結婚をする。
節目自体は、ひとつの区切りであり、大切ではあるが、その節目が目的化してしますと、そこをスタートに本当になりたい姿がわからなくなってしまっている。そして結果だけを追い求めて、その過程を楽しめずに犠牲になっているのであれば、なにか違うなと感じています。
「今この時を大切に」
ぼんやりと生きてきた私に、今を生きる大切さを教えてくれた言葉です。
ちなみに私の職場のもと理念でした。この言葉を体現する職場であった為、好きでした。
働き出してから、介護施設で看取りを経験すると、死ぬことを身近に感じ、高齢者の方は、この一瞬一瞬を毎日生き抜いておられる。仕事なんだけど、高齢者の方、同僚と一緒に泣き笑いしながら、毎日がお祭りのように過ぎていきました。
「ウエルビーイング」
今のいい感じの幸せの観点からすると、過程が大事。結果は「死ぬ」という一択なので、そこにいたるまでに後悔がすくなるなるように働きかけが出来たか。未来の幸せのために、今を犠牲にはできない。今の幸せなくして、未来の幸せはない。「死」を肯定的な未来と捉えるためにも。
もののあふれる時代で、なんでもできる自由を選択する権利を手に入れたけど、幸せを感じにくくなった時代が到来した。
30代までに多くの「死」を見ていく中、今ここに全集中することを繰り返し
一喜一憂する。充実感や多幸感があったように感じます。
向き合う中で、心のメンテナンス、体のメンテナンスは重要課題でした。
心にも体にも大きな負荷がかかる仕事です。
それがうまく出来なくなってくる人は戦線離脱してしまいます。
特に結論めいたものはないですが、今後、多くの人が長い時間を高齢者として過ごすことになると思います。
そこで対応する人がいないから、不幸な老後が待っています。
それではあまりにも寂しすぎる。AIやIT技術で置き換われる部分があるだろうが、人がいないとどうしようもない。
選ばれる職業として考えられること。
今現在続けていくための考えられること。
日々思っている事、感じていること。
今後も福祉のことや生き方等発信していきます。
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