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足るを知る という言葉に出会う。

こんにちわ、ねこまねきです。
以前書いた記事で、「願い」について考察したものがあります。
実はその後、この記事で書いた内容と同じようなことに触れている言葉と
出会えたので、今回はそのお話。

役所広司さんの渋い声で語られる「足るを知る」

先日、YouTubeを見ていたら大好きな俳優さん 役所広司さんのインタビュー動画を見つけました。
役所さんといえば 最近だとVIVANTの役がカッコよかったですよね~。
この動画はVIVANTの役どころと新映画についてのインタビューです。

この動画の後半でキャスターから自分の軸や幸せについて質問されて
「足るを知ることですかね」と語っているシーンがありますが、
これがすごい腑に落ちた。

日々の生活の小さな喜びだけで満足を知るということは 
なんて豊かな生き方なんだろう

一瞬満足するかもしれないけど
そういうことを一生繰り返すより
どこかで自分に与えられた状況で
満足できる心が完成すると良いですよね

あぁ、やっぱりここにたどり着くんだなぁ、と思った。

もともと「足るを知る」とは古代中国の 老子 と 
仏教の開祖 釈迦(仏陀)が説いたとされる教え。
まぁ、お二人で若干ニュアンスは違うんですが。

基本的には
今あるものに満足し、感謝して生きよう。
ということ。

FXにハマっていた時はこの考え方をすっかり忘れてしまっていた。

「お金を稼ぐこと」が目的になっていて、
「そのお金を使ってどんな幸せを手に入れるのか?」
を考えてなかった。
そもそも、なんでお金が必要なのかもよくわかってなかった。

改めて考えてみると、実は欲しいものは全部持っていた。
十分幸せだったはずなのに
「何かをしなければいけない。もっと幸せになる努力をしなきゃいけない」
そんなよくわからない「しなきゃいけない」論に頭を支配されてた。
足りていることに気が付いていなかったんだよね。

「足るを知る」 
ギャンブル依存症には、この考え方が一番必要なのかもしれない。

お金がない、地位がない、豪邸じゃない、良い車を持ってない、
だから幸せじゃない と
ないものを考えるよりも

必要なお金もあるし、仕事もある。猫もいるし、家もある、
乗れる車もある、妻もいる、
だから幸せであると
あるものを見つめなおしてみることが大切。

そうやって足りてる自分に気が付くと、ギャンブルをしなきゃいけない理由って不思議となくなっていくのかもしれないね。





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