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依存症は「生きづらさ」解消プログラム!?
こんにちわ、ねこまねきです。
あまり知られていないギャンブル依存症という病気。
仕組みはこうじゃないかな、というのが自分の中で固まってきたのでまとめてみたいと思います。
(あくまでも私個人のド素人な考えですよ。)
病気が発症する場所は 脳の基本メカニズムの中。
関与するのは報酬系回路と伝達物質ドーパミン。
この回路の中で間違った習慣が繰り返されるのが依存症。
でも病気を引き起こす根本原因は
「歪んだ人間関係」から生まれる「心の痛み」
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仕事のストレスだったり 家庭のストレス
ちょっとした夫婦のすれ違い
生活費が足りないかも・・・なんて金銭面の心配
誰かに言われたたった一言。
もしかしたら子供の頃の虐待かもしれないし
親からの過剰な期待だったかもしれない
他の人にはどうってことない普通のことでも
本人にとっては大きなストレスになっていたかもしれない
その人にしかわからない「生きづらさ」
ずっと抱えてきた 「心の痛み」
この生きづらさや心の痛みこそが、病気を引き起こす真犯人らしい。
最初のきっかけはちょっとした好奇心
おこづかいが増えたら良いな、くらいの軽い気持ちで始めたギャンブル
みんなやってるのに、依存症になる人とならない人がいる。
その分かれ道はどこ?
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恐らく、どっかのタイミングで大きく勝てた。
勝った嬉しさは誰にでもあるよね。
でもそのとき たまたま 思いがけず
「心の傷」も癒されちゃってたら?
ストレス消えた!(ストレスがあった)
お金入ってホッとした!(お金がなかった)
楽しくなれた!(楽しくなかった)
ギャンブルやれば この痛みが消えるんだ!
そうやって脳に刷り込まれちゃった瞬間が過去にあった。
人の脳は自分にとって「有益」だと判断した状況を記憶する癖がある。
そしてそれを繰り返して 習慣化するという機能ももっている。
トリガー(辛い感情) →行動(ギャンブル) → 報酬(安心、幸福感) → 繰り返す
こうして辛いことがあるたびに自動運転するプログラムが出来上がり、無意識下で発動する。
脳は最短最速で問題を解決する癖がある。
その方法としてギャンブルが登録されてしまった。
だから、脳は辛いことがあるとギャンブルするようになった。
脳はただ、目の前の問題をせっせと解決してるだけ。
自分を守るつもりの行動が、自分をどんどん傷つけていることに気づけなくなってる。
たぶん依存症ってこんな病気です。
じゃあどうやって回復していけば良いのか?
それはまた別の記事で考察してみます。