まるでオートのように、その3（根暗か根明か）

普段の言動がハツラツとしていないからと言って、その人を根暗だと決めつけるのは良くないと思っています。何年も前に＂ネガティブなモデル＂がブレイクしていたとき、その彼がバラエティ番組でボソボソと喋っただけで「ネガティブだ〜」と言われていて、それは違うだろ、と思いました。喋った内容が後ろ向きだったわけではなく、ただボソボソと喋っただけだったからです。あの瞬間、彼を根暗だと断定する要素はどこにもなかったのです。

つまり、その人の言動から受ける印象と、実際の中身はまるで違うことがある、ということです。

かく言う僕は、あんまり認めたくないけれど根暗なところがあります。基本的に言動もハツラツとしていないので、「だめだこいつ」という印象を持たれます。相手が実際に「だめだこいつ」と思っているかどうかはわからないけど、きっとそう思ってるんだろうな、と感じるのです。この思考回路こそ根暗の証拠です。

根暗なところはあるけれど、根暗と断定されるのはまたちょっと心外です。最近は親と話す機会が多いので、よく言われるのです。「あんたって子はハッキリしないというか、根暗というか、ため息ばっかりついて、そんなんで大丈夫なのかい？」と。

ところが僕は根明（ねあか）でもあるのです。基本的に楽観主義だし、なるべく楽しくゴキゲンに振る舞っているし、前向きに次の一手を考えるのが好きなのです。
ただ、社交辞令とか、とりあえず間を繋ぐための会話とか、興味ない話題とか、そういう場面って意外と少なくないんですが、そういうとき「もっと別のことをやっていたいな〜」と思っているので、歯切れが悪くため息混じりの会話になってしまうのです。そう、誤解の原因は僕にありました。すみません。ハァ〜、、、

そんな根明な僕ですが、ここ数日は精神的にとても落ちています。ワクチンの副作用で弱っているのもありますが、なぜか社会人としてやっていく自信が出なくて困っています。
特にビジネス系の記事の見出しが目に入るだけでキツいです。そういう記事にありがちな「デキる人を目指すのが当たり前であり、そうすべきだ」と言わんばかりの空気感が受け付けないのです。何も見ても何を読んでも、自分は駄目なやつだ、という結論に繋がってしまう状態です。2年くらい、社会からいったん離れたいです。あれ？根明な僕はどこに行った？ハァ〜、、、

結論としては、僕は普段の行動もハツラツとしていないし、中身も根暗だということです。ハァ〜、、、
ではおやすみなさい。