【自己紹介】京大卒キラキラ外コンOLだった私がうつ病になってドン底に落ちた話
初めまして。ねこころです。
今更ですが、noteを始めましたので、自己紹介をしようかなと思います。
略歴
途中までは何とも華々しい経歴を歩んできました
京都大学卒業
税理士試験3科目1年で合格を決め官報合格
BIG4系税理士法人に勤務
外資系戦略コンサルに転職
華はここまで。ここから転落していきます。
離婚
ライフワークバランスを崩す
うつになる
休職
人生見直し中←NOW
今はフリーランスとして楽しいことだけ、楽しめる分だけ行う生活を心がけています。
ここに至るまでを簡単に書き記していきます。
京大入学、税理士を目指す
高校時代、1日12時間勉強し、念願の京都大学に合格。
京都大学を目指した理由は「尖ったところ」が欲しいからでした。
当時、「器用貧乏」であることがとてもコンプレックスで、何としてでも自分ならではの強みが欲しかったんです。
京大時代はサークルにアルバイトにいそしみました。
学校へはほとんど行かず、持ち前のコミュ力と愛想を振りまき、人に頼りまくりながらなんとか単位を取得していきます。
家庭の事情もあり、3年生より農学部から経済学部に転学部をしました。
そこで、入ったゼミの教授が、税理士試験の試験委員をやっており、
「税理士試験受けてみたら」
という軽い一言より税理士試験の受験を始めました。
税法3科目に1年で受かる
最初の1年は簿記論、2年目は財務諸表論に無事合格。
ただ、税理士試験の勉強は思ったよりも大変でした。
「働きながらの勉強していくのは無理だな。大学のうちに取ってしまおう」
ということで、3年目、1年で3科目の合格を目指そうとします。
周りからは鼻で笑われましたが、いろんな人に宣言をしまくり、計画も綿密に立てました。
そして、無事1年で3科目(法人、消費、国税徴収法)に合格。
この時の勉強法などは、追ってnoteに残せたらと思います。
BIG4税理士法人で血眼になり働く
就職はBIG4系の税理士法人にしました。
理由は新卒のうちは大きな法人に行くべきかなと思ったからです。
私は東京事務所ではなく、大阪事務所での勤務であったため、小規模で、税務申告のみならずアドバイザリー、タックスヘイブンや税務DDなど幅広に対応することが出来ました。
国際税務などを含めた税務をとにかくザザっと経験してみたいという方には、BIG4の東京以外の事務所もおススメです。
BIG4での仕事は激務そのものでした。残業時間が100時間超えは当たり前。
月曜日に上司より
「昨日(日曜日)、事務所いなかったのねこころさんだけだったよ~」
と言われたのが印象的です。
※今は改善していると思います
激務ではあったものの、税理士法人での仕事は毎日が学びの連続で楽しかったです。一方で、税務がどれだけ頑張っても、売り上げが上がらなければ会社そのものの成長に限界がある点に課題意識を持ちました。
その点について、自分も何とかできるといいな…と思い始め、コンサル会社への転職を決意します。
外資系戦略コンサルに転職、答えのない世界に戸惑う
激務の傍ら転職活動も頑張り、何とか外資系の戦略コンサルより内定をもらいました。
転職後、働く中で一番最初に戸惑ったことは「答えがない」こと。
税務の世界は、税法というルールがあって、税額という確定事項がある一方で、
コンサルの世界では、ルールは自分たちで作っていくもので、当然答えなんてない。
ゆえに最初は戸惑いました。
ただ、税理士法人の残業環境で培った業務スピードをいかしアジャイルに働きまくった結果、何とか評価を受け、順調に昇進していきます。
働くんだ!離婚なんて関係ない!
順調に戦略コンサルライフを送る中、プライベートがうまくいかなくなってしまいました。
当時の旦那とは税理士時代に出会ったものの、コンサルに転職したのち、考え方やスピード感が合わなくなり離婚。
しかし、仕事が楽しかったので、離婚後も楽しく一人で過ごせました。
ライフワークバランスを崩す
ところが、訪れるのが年末年始。休みの長さに、「趣味=仕事」の私は何をしていいか、わからなくなります。
「結婚は一生遊べる親友探しだ」
という言葉をお聞きし、再度前を向きマッチングアプリを開始。
そして、よくぞ出会えた!と思えるような素敵なパートナーに出会えました。
次こそはパートナーを大事にしたいなと思い、プライベートの時間を大切にし始めました。
そうすると、仕事との両立がうまくいかない、、、。
18時まで働き、パートナーとご飯を食べ、22時に帰宅。そこから仕事を再開し朝の3時まで戦い朝4時に就寝。というようなとてつもない生活を歩み始めます。
幸か不幸か、体力があったため、その生活を4か月程度こなせてしまいましたが、途中より「死にたい」という気持ちが自然と湧くように…。
パートナー・友人より心配され始めます。
休むんだ!話せない寝れない食べれない!鬱だ!
パートナーと花火大会に行った帰り道、
「明日からの仕事がしんどい」
と、めそめそしていると、
「診断書もらって休職すればいいじゃん」
との一言。
自分にはない発想だったのでびっくりしつつ、休職を決意しました。
休職を実行する朝、突然私の様子が変わりました。
人が言っていることが理解できない、
当然話せない、
外がうるさすぎてコワイ、
味もわからない、
電車にも乗れない、
店員さんとも話せない
という形で大混乱に。
職場への連絡も不可能で、パートナーに職場への連絡を代行してもらい、病院に行き、無事診断書をゲット。休職が確定しました。
そこから2か月程度は鬱どまんなかで暗いトンネルの中にいるような気持ちでした。本当に治るのか、自分は終わってしまうのではないかと不安でした。
しかし、時間はすごいもので、徐々に回復。
今は電車にも乗れますし、店員さんとも何とか話せるようになりました。
支えてくれたパートナーと友人には大感謝です。
フリーランスになり再出発
今は、自分が本当に楽しいと思えることだけをやることをモットーに生活しています。
まだ、頑張りすぎてしまいパンクする日があったり、精神的に不安で不安でしょうがない日もあったりしますが、日々回復に向けて精進している最中です。
長くなりましたが、このような形でねこころは日々進化しています。
これから、今までの軌跡とこれからの成長をnoteに残していけたらと思っています。
どうか応援してくれましたら幸いです。