錆びた港のシロくん
新しい仕事に夢中でしばらく空を撮っていなかったのですが、いい空を撮れました。
(2018年8月11日撮影)
ライオンズゲートの影響らしき出来事はまだまだ続いています。
私の、光のツインレイと思われるシロくん。
シロくんと出逢ったのは2017年の11月から働いている倉庫。
2018年の3月いっぱいで会えなくなっていました。
ところがPOPライターの仕事を掛け持ちで始めた7月、倉庫の現場にシロくんが姿を現しました。
てっきり辞めてしまったものと思っていましたが、続けていたみたいです。見ないうちに体つきがたくましくなったような…?けれど元気が無くなってしまったようにも感じました、私もひと月ほど現場を離れていたから寂しかったのかな?なんて。復職はまだしていないようですが、すでに半ば諦めている、私にはそう感じました。
そしてライオンズゲートのエネルギーが落ち着いてきた、台風が逸れていったあとの8月11日。
シロくんとまた現場で会うことができました。
今回は同じ持ち場で一緒に仕事をしました。
あいさつすると相変わらずの爽やかな笑顔。話しかけると淡々とした態度。人前だと少しぶっきらぼう。ふとした時に目が合う。頼りにすると嬉しそう。
シロくんの浄化が始まって、会えなくなる直前まで、シロくんとはまともに話すことができない状態にありました。その時と比べると、話す内容は仕事のことくらいですがずっと穏やかに話せるようになっていました。今回はお兄ちゃんもいたので気持ちが落ち着いていたおかげもあると思います。ちなみにお兄ちゃんはシロくんにとってもお兄ちゃんのような存在です。
しかし、乗り越えていない課題はまだまだあるようで。
まず、会えなくなるしばらく前に私はシロくんに「話さない方がいいと思いますよ」と言われていました。おそらく噂されるのを恐れてと、"仕事中に話すのはマナー違反だ"と私が無意識に思っていたのが伝染しての発言だと思っています。それをまじめに受け取ってしまったために酷くこじれたのですが、今日までまだ私の意識の中に根強く残っていました。
これが災いしました。
現場はわりと雑談もOKなのですが、仕事中に雑談で声をかけることはほとんど諦めてしまったので不用意に話しかけられない。またなにかを訊く場合、お兄ちゃんに話しかける方が気楽になっているので2人が近くにいる時はお兄ちゃんにばかり尋ねていました。するとシロくんが機嫌を損ね、私の代理のような女の子が代わりに頻繁に話しかけにいくのです。それを見て私は嫉妬し、お腹が痛む。
本当は話しかけたくてしかたないんです。でも特に話したいことも浮かばないから話しかけられない。女の子が代わりに話しかけにいくのは、そんな自分を教えるためのように思えました。
お腹が痛むということは"胃痛い=言いたい"ということ。シロくんから腹痛が飛んできていたとすればシロくんも私に何か言いたいことがあったんだと思います。仕事中や帰宅後に頭の中でいろいろ聞いたけれど、、、やっぱり直接聞きたいなあ。
と、こうして振り返りながらBGMとして流れるのは、スピッツの"みなと"です。
勇気が出ない時もありそして僕は港にいる
彼は勇気が出ないまま、ずっと港にいる。消えそうな綿雲を抱えたまま。
そして私も港にいる。でもそれじゃいつまでも変わらない。本当の二人に出会えない。
そしたら、勇気を出してみるべきだよね。彼の作った壁なんて気にせずに。むしろ望んでいるのかもしれない、壁を壊されることを。
船にも乗らず。
シロくんを倉庫に留めているのは、また私が倉庫に留まってしまうのは、おそらく私がシロくんやお兄ちゃん、そのほかたくさんの人たちとずっと一緒にいたいと願ったからです。
シロくんは、ずっと倉庫で働くにはもったいない人。だからこそシロくんにはシロくんに相応しい仕事を見つけて欲しい気持ちもあり、一時期急かすようなこともしました。
ただ、本当に仕事が決まってしまったら会うことは難しくなるかもしれない。そう思うと次へうまく踏み出せない。
今は一緒にいられるから幸せ。
そう思うことでシロくんも穏やかになってくれたのかもしれません。けれどいつまでも倉庫にいられるとは感じていない。幸い私はダブルワークという形で細々と続けられるけど、シロくんはどうなっていくんだろう?
私が、連れ出せばいいのかな?
船を出したらいいのかな?
スピッツの"みなと"。
私がうさぎくんとの再会を望んだ頃の心境を歌っているように感じていましたが、どうやらシロくんが私を待ち続けるという心境を描いているようにも感じてきました。
二人を染めた朝焼けは、早朝勤務中に差し込んでいた朝日。
黄昏に二人で眺めた謎の光は、隣り合って互いの孤独を打ち明けあった瞬間に感じたプラチナと虹色の電流。
それにしてもシロくんは何者だろう?
だいぶ手放したつもりでいたのに久しぶりに会ったのに、どうしても気になってしかたなくなってしまいます。
一目で彼で頭がいっぱいになってしまう。
そういえばシロくんは風邪気味でした。腹痛が飛んできたのは風邪だっただけ?翌日も腹痛が残り、休日の夜には久しぶりにエネルギーも飛んできました。ここしばらくいろんな人のものが飛んできていましたが、その誰よりも強くて、ずっと聞きたかった言葉も聞こえました。"言いた(胃痛)かったこと"はこれじゃないかと思いました。
シロくんとは繋がっている。
光のツインレイだと思いながらなかなか信じきれずにいたけど、やっぱりそうなのかな。
すっかり記憶の片隅に置いていたのにすべてを赦していたのに、久しぶりにあえば一目見ただけで君で頭がいっぱいさ。
次は、苦しいよりも
嬉しいをつなぎあえるように
お互い成長しよう。
時々は空を見て。
その先に私もいるからね。#詩#ツインレイpic.twitter.com/djovryW6Om
しかし、そう呑気でもいられなくなってきました。
倉庫の人員は社員数名と直雇用パートと登録バイト、派遣で成り立っていて、私は現在登録バイト、シロくんやお兄ちゃんは派遣です。
10年余りを派遣を主力として稼働させてきた現場のようですが、ここへきて、登録バイトを増やし派遣を削ろうという話が噂としてあるようなんです。
いわゆる、派遣切り。
登録バイトを増やすと言っても労働時間に制限がある上、派遣で来ている半数以上が男性なのでもし仮に登録バイトへ変えるとしてもプライドが許すかどうか…
幸いシロくんもお兄ちゃんもそのほか仲良くしていただいてる人はみんな元々それほど日数を入れていないので大丈夫だと思うけれど…
どうかこれからも一緒にいられる道を見つけられますように!!!