やさしいお金の話。
こんにちは!ねこじ先生です!
これから、やさしいお金の話をしていきたいと思います。
皆さんはお金の話と聞くとどのように感じるでしょうか?
お金は必要なもの。
お金はきたないもの。
お金さえあればなんでもできる。
お金はなくても愛さえあれば大丈夫。
などなど。
色々な意見があると思います。
僕はというと、「お金はあるに越したことはない」と考えています。
僕はお金を稼いでいい車が欲しいとか、高級時計が欲しい、かっこいい服が欲しいなどという物欲というものがあまりありません。
しかし、何か贅沢したいと思った時に全くできない状態というのは気持ち的に嫌だなと考えています。
もし、妻がこの服が欲しいなーとか、家族で旅行に行きたいなーとか、息子が歯医者になりたいと言ってきた時にお金がないから我慢しなさい!と言わないといけない状況になるのはなんか寂しい気持ちになります。
僕自身は贅沢にそこまで興味はないのですが、家族には不自由のない生活はさせてやりたいと考えています。
僕の贅沢の基準はかなり低い方だとは思うのですが、例えばコンビニでお財布の中身を気にせずに買いたい物を買えれば十分に贅沢なのではと考えています。
人によって贅沢の基準は違うと思いますし、だからといってお金を使う贅沢をしてはいけないというわけではありません。
贅沢するために仕事を頑張ったり、稼ぐモチベーションとしては大切なことだとは思います。
しかし、いくら稼いでも贅沢し過ぎては貯金はできません。
このバランスが生きていく上で重要なのかなと思います。
収入と支出のこのバランスを皆さんは意識しているのかということです。
入ってきた収入でどのように暮らしていくのか。
この収入から支出がどれだけ出ているのか、貯金はどれだけしていけばいいのか。
浪費ばかりしてお金が貯まらなかったり、ひどい場合は借金してでも浪費する。
このような状況にはなっていないだろうか。
できるだけ早い時期からこれからの人生設計についてざっくりといいので考えてみる方がいいと思います。
例えば、毎月の収入から毎月の固定費はこれぐらいだなとか、子供の教育資金はこれだけいりそうだから毎月いくらずつ貯めていこうかとか、将来の老後ためにいくらずつ貯金をしていこうとか、このようなことをしっかりと考えたことがあるのかなということです。
こういうのを聞くとちょっとドキッとした方もおられると思います。(笑)
でも、安心して下さい。
ほとんどの方がこのようなことを綿密に計画立てて実行しているわけではないです。
僕自身、お金に対する考え方を意識し始めたのは30代前半です。
矯正科の大学院にいると給料はもらえずに奨学金で生活していたのと、お金よりも矯正治療ができるようになりたかったのでお金の勉強をする余裕が全くなかったんですね。
でも、大学院を卒業すると給料を貰い始めました。
すると、税金ってそこそこ取られるんやなーとか、社会保険料も結構取ってくるなー、とかが分かってきたのです。
でも、給料を貰い始めてすぐに気付いたわけではありません。
給料を貰い始めても何も考えずに半年以上経った時に、先輩が「所得税やばいー。」とか「厚生年金取り過ぎー。」と言っていたのです。
いや、いくら税金が取られるとはいえそれ以上に稼いでるんでしょって思っていたのですが、僕の予想以上に税金が取られていました。
その時に、お金を稼ぐことと、それに伴う税金との関係に興味が出てきました。
お金を稼いでいる先輩が叫ぶほどの税金?
稼いでいる人ほど税金が高くなるとは聞いたことはあるがほんとにそうなんや。
それならば稼がなければいいのか?
いや、それは違うと思う。
住民税って何?
厚生年金って何?
社会保険って何?
お金に対しての疑問と同時に僕が何も分かっていないことに危機感と恥ずかしさを感じ始めました。
もっと言えば、他の先輩が「源泉徴収票がいるんだよねー。」と話しているのを聞いて、源泉徴収票って何やろ?なんか専門的なお金の話してるなー、先輩ってすごいなーって感じていたりもしました。(笑)
今、話していても恥ずかしい話なのですが、30歳ぐらいの時にこの状態でした。
言い訳ではないのですが、歯医者になってすぐに給料を貰い始めたらもっと早くお金の勉強を始めていたかもしれないですが、大学院に行くと矯正しか勉強しなくなるんですよね💦。
ほんとに閉鎖的な空間でしたね。
社会人の常識が全く通じない世界でした。
まあとにかく、お金に興味を持ち始めるのが遅かったので、そこからは少しずつではありますが勉強していきました。
毎日のように勉強し始めるとお金の勉強が趣味みたいになってきたのですが、ある日、仕事先の院長にスタッフに矯正の知識を教えてやってくれと頼まれました。
器具の名前だったり、補助のやり方や治療の流れなどを教えてほしいとのことだが、月に一回でいいから半年ぐらい続けてほしいと無茶ぶりをされたのです。
矯正のセミナーとかをやっていたことがあるので特に苦労した訳ではないですが、ドクターではなくスタッフに矯正の話を半年もできるわけがないです。
ですので、矯正の話を1時間したらお金の話も1時間ほどネタでやってみたのである。
すると、思いのほかウケがよかった。
それからは、矯正の話はいいからお金の話をしてほしいような空気になってしまいました。(笑)
お金の話とは、
1.税金について
2.社会保険について
3.お金の貯め方について
4.日本の現状について
5.安全な投資の始め方について
6.投資の出口戦略について
7.教育資金、老後資金の貯め方について
8.ライフプランの立て方について
ざっくりとこのような感じでパワーポイントでまとめて説明してみました。
そうすると、ほとんどのスタッフがお金の知識がゼロに等しいような状態でした。
その中でも僕が感じたのは、若いスタッフは税金の話には興味があるが、老後の話にはあまり興味がなさそうな感じです。
まあ20代の子が60歳以降のことを考えるのはちょっと無理があるかもしれません。
しかし、40歳以上のスタッフの食い付きはハンパないものがありました。(笑)
自分の将来にすぐに関わってくることに関してはやはり興味が出るのでしょう。
分からなくはないですね。
結婚もしてないのに、子供の教育資金の貯め方を聞いても全然実感がわかないですからね。
しかし、これらのお金の話は生きていく上で必ず必要になってきます。
特に税金のことが分からないと国に好きなだけ持っていかれます。
保険や投資のことを勉強しないと、保険会社や銀行、証券会社、郵便局などに無駄に高いお金を払うことになるのです。
今まで疑問に思っていなかったり、当たり前だと思っていたことが本当は軽く騙されていたと気付いたりもします。
何か物を売る時に少しでも高く売りたいとは思わないですか?
どの業種であれ、何かを売る時に高く売ることができれば自分や会社の利益になります。
ですので、高く売るのが悪いというのではなく、高く買ってしまっているのが悪いのかもしれません。
世の中とはそういうものなのです。
だからといって文句を言っても誰も助けてくれません。
政治家に言っても何もしてくれないですよね。
警察に高く買ってしまったんですけどーって言っても、何もしてくれないですよね。
それと同じなので、自分で知識を付けてこの世の中を生きていくしかないんです。
そのためにはお金の勉強をしないといけないのです。
僕も最初は何も分からずにただ矯正治療をして、なんとなく給料をもらって、なんとなく貯金していけばいいのでは?と考えていた時もあったのですが、それだけだとなかなかお金も貯まらず、なんとも言えない不安感がずっと付きまとっていました。
このように漠然とした不安がある人って結構いませんか?
子供の教育資金はどうしようとか、住宅ローンを返すのが大変、老後資金はどうしよう、などの不安があると思います。
それはたぶんお金の勉強をしていないからそのような不安がいつも付きまとっているのです。
これって普段生活してても、なかなか凝視したくない不安なんですよね。
この不安に真っ向からぶつかっていく人ってあんまりいないと思います。
見て見ぬ振りをして過ごしているかもしれないですよね。
でも、この不安から脱出するためには勇気を持ってお金の勉強を今日からでも始めた方がいいです。
すぐには理解することはできないと思いますし、僕も完璧に分かっているかと言われるとたぶん分かっていない所もあると思います。
でも、お金の勉強を始めると気付くと思うのですが、周りの友達と話してても、お金の知識がほとんどないことに気付きます。
なぜならほとんどの人がお金の勉強をしていないからです。
だから勉強しないといけないというよりも、自分がお金の勉強をすることにより、自分の周りにいる友達や家族をお金の知識で助けてあげることができるのです。
こういう時はこうした方がいいよとか、その保険は見直した方がいいよとか、お節介に思われるかもしれないですが、周りの人に感謝されることが多いです。
ですので、自分のためだけではなく、友達や自分の周りにいる人を助ける気持ちで勉強してもいいかもしれないですね。
今日から勉強しないとダメ!とか、明日からとか言ってたらダメ!とかいう意見もあるかもしれないですが、僕はやさしいのでいつからでもいいと思います。(笑)
この話を聞いて、いつかは勉強しないといけないと意識できたら上出来かなと思います。
これからできるだけ分かりやすい言葉を使って、お金の知識を伝えていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
皆さんの生活が少しでも豊かになるように一緒に勉強していきましょう。