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就活を終えて気づいたこと~エージェント勧誘じゃないよ~




はじめに

散々悩み苦しみ病んできた就活が晴れて7月に完全終了した。万歳。
本当はすぐにでもnoteに、さして需要のない喜びのコメントを掲載したいところだったが、ESを書き疲れたのかキーボードに手が伸びず放置すること3か月。
ようやく書く意欲が湧いてきたので、25卒就活を通して感じたことをゆるゆると記していきたい。

ちなみに「私は就活エージェント利用した。ここから飛べるから活用してみてね!」系じゃないのでご安心を。こういう文言で世界が溢れているの嫌すぎて「就活エージェント」をミュートした人が書いております。

気づき①自己分析が大切、は本当

「就活何からやればいい?」
「自己分析!」
辟易するほど耳にタコ、この流れ。思っていた以上に大切なことだったと気づいた頃には、面接をすれどすれど落ち続け毎日病み散らかしpartyを繰り広げていた。

自己分析、言い換えれば「『自分』の言語化」だと今になって思う。何をやってきたのか、なぜやってきたのか、何が好きなのか、なぜ好きなのか、何がしたいのか、なぜこの道を選んだのか…。
自分の過去と現在と未来を見つめて、「なぜ」と問い続けることで、何を伝えるにしろ、初対面の相手にもわかってもらえる「自分」を確立できるのだろう。

しかし自己肯定感ギリギリで生きる私にとって自己分析など、振り返りの過程で黒歴史を見つけ出し、他人と比べ、なんでこんなちっぽけな人間が生まれてしまったのだとまた自分を嫌いになる行為でしかなかったことは、特筆すべき事柄でもないため割愛する。


気づき②信じられるのは自分だけ

登録した記憶のない就活サイトから届くメール、意味のない「内定率9〇%」のニュース、どうしても大手に行ってほしそうな大学からのお知らせ、「早期選考の最終面接5社目行ってくる!」などのツイート、これら全て、大して気にすることはない。

会社や人事も同様だ。
ある日のオンライン1vs1面接、私が本気で夢見てきた志望動機を話すと、見事に熱意が空回り。人事に、そうやってバーッと話されると受け止められない笑、(仕事関係者を)支えるとかじゃなくて一緒にやってく姿勢が必要なんじゃないの?笑(要約)と、鼻で笑ったような反応をされた。
一週間後に届いた不採用メール。
ハァ?行かねぇしww
と笑い飛ばしてやったが、自分の熱意が暖簾に腕押しとなったことが悔しくて少し泣いた。

志望動機を見つめ直すきっかけにはなったものの、働く大人たちの言い分全てを信じるより、自分の意志を信じていたいと思った出来事だった。


気づき③合う会社ときっと出会える

私の内定先は、初めから第一希望としていたわけではない。一度辞退しかけたほどである。しかし、神か?と言いたくなるくらい超絶優しく、就活生のことを一人の人間として見てくれる人事と話をするうちに、ここで挑戦してみたい、という気持ちが強くなっていった。
面接担当者の多くが、この人のもとで学んで働きたいと思える方たちだったことも大きかった。

「就活は縁」とはよく言ったものだが、良くも悪くもその通りだろう。
仲のいい友人と同じクラスや同じ部活動といった縁で出会ってきたことなどを考えると、その「縁」とやらを信じてみるのもいいのかも、と思った。

第一希望から内定もらえた!という字面を見るとコンプレックスを感じてしまいそうになるが、最終的に自分と一番合う会社を見つけられた!をできれば将来的にも誇りに思い続けたい。


気づき④入社日はみんな一緒

いつだったか説明会で誰かが言っていたこの言葉、
確かに!!!!!
という納得の頷きで首が痛くなるほどだった。

スタートはみんな同じなので、早期選考で決まった☆といったマウントなどフッwほざけ 
と言ってやりましょう。

というマウント大会はさすがにごく少数だろう。一番キツイのは周囲が内定を取り始めてなお自分が所謂「nnt」である状況だ。

初めての内定を手にした6月まで、常に不安がつきまとっていた。たった一つ内定があれば。頑張るから拾ってくれないものか。
そうならないための早期選考でもあるのだろうが、早いからすごい、遅いから優秀ではない、といった決めつけなど絶対にない。なぜなら入社する日は同じだから。
焦らず自分のペースも大事にしていたいところである。


気づき⑤推しは偉大

100億回病んだけど500億回私を救ってくれた。

最終面接を2社同時に落ちた翌日と翌々日にライブだったのは今でも大切で懐かしい思い出である。
選考に落とされようと、たとえ必要ないと言われようと、推しを好きなことだけは絶対に変わらないと、自分の軸を再確認させてくれた。

最終的に2つの道で迷い、我が人生における一大決心をしようとした際も、参戦したライブで強く強く背中を押してもらい、少なくとも現時点ではこうしてよかったと思える選択ができた。

つまり、就活で心が支配されることなく、好きなもので心を埋め尽くす瞬間も大事なのだ。本当に!!ちゃんと寝て!無理のないを就活して!適度に「好き」で心を満たす!このライフサイクル!大事!!


おわりに

こんなに自己肯定感低くて、大学とバイト以外は推しを追いかけて泣き叫ぶ私でも、どうにか就職先を決定できたので、全ての就活生のみなさまはぜひ大いなる希望を持って歩みを進めてください。さ、行くのです。

人間はここまで生きてきてるだけでえらいので、落ちてもあなたに価値がないわけではない、あなたは世界に必要だ!と大声で叫び、久しぶりのnoteを終えます。私が誰かにこう言ってほしかった夜があったので。泣

次からは、あれおかしいな卒論終わらないな~危機!内定が水の泡~noteでも始めるかな…。(卒論やれ)




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