お金の使い方|「必要だから」の罠
お金に関する本を何冊か読んでいくなかで、
森博嗣さんの『お金の減らし方』は気づきが深いと改めて思うことがしばしば。
お金の増やし方ではなく減らし方というのが森博嗣節が炸裂してますね。
一番印象に残っている箇所は
よくある投資・浪費・消費の三区分ではなく、
「自分の欲しい」と「それ以外」と私は解釈しました。
もちろん収入・貯蓄以上に無理やり欲しいものは買うのはNGです。
この本を読んでから私自身改めて「必要だから」て意外と罠があるなと、
「必要だから」で買うは本当に必要?と問い直すことが増えました。
広告で危機感を煽られたり、SNSで購買意欲を刺激され
「あ、こういうときはこれが必要なんだ」
「こういう便利なものがあるんだ」
「ないと困りそうだから買わないと」
「○○行ったらとりあえずこれ買っておく」
などなど
「必要だから」と名前をつけてしまうと買う理由が成り立ってしまう。
私の中でその「必要だから」は本当にしっくりきているか?
見栄や不安から「必要だから」と思っていないか?
こう考えると何となく「必要だから」で買ってたものをいくつかやめるきっかけになりました。
イベントや行事でスポットとして必要だけど欲しくはないもの、
必要だけど必要数はもっと少なくてよいもの、
親世代が必需品と思っても今の自分世代には必要じゃないもの、など
一方で、「自分の欲しい」に正直になりすぎて
ここ数年、私の場合は本やジュエリーを勢いよく買うようになりました。
※あくまで自由に使える自分の予算範囲内で
メルカリのおかげで本やジュエリーはたとえ失敗しても買い手がすぐみつかるのも勢いよく買う気持ちを後押ししてる気がします。また、メルカリでお手頃に本やジュエリーも買えますのでメルカリ様々
「必要だから」を減らして「自分の欲しい」を増やした結果、
以前と比べてトータル出費が減っているんだか増えているんだか、曖昧です。
でもお金を使った充実感、納得感は格段に上がってる実感があります。
これって結果的にミニマリズムに通じるなと思いました。
モノを減らし自分にとって価値があるモノやコトに時間とお金を使うと近い感覚がありました。
これからも
「必要だから」を問い直し、
「自分の欲しい」の価値とバランスをとって
お金を使いたいと思った次第です。