質問へのお返事1/猫の「AIMタンパク」関連食は慢性腎臓病の予防食のみでした/次は皮下点滴がこれ以上できない状況です。
コメント欄への2つの質問にお返事をします。
現在は猫の「AIMタンパク」関連の慢性腎臓病「治療食」はなく「予防食」のみのようです。
次に皮下点滴がこれ以上できない状況になぜなるのかにお返事をします。
2つの質問
ある方からコメント欄に、2つの質問が来ました。
切実な感じがしたことと、同じ疑問を持っている方が多いのではないかと思ったので先にこの記事を投稿します。
「AIMタンパク」関連の慢性腎臓病予防食について。
その1つは、その方の猫ちゃんが腎臓病だとわかり「AIMタンパク」関連の腎臓病食にはどのようなものがあるのか知りたいとのことです。
残念ながら、現在は猫の「AIMタンパク」関連の慢性腎臓病治療食はないようです。
今ある「猫の「AIMタンパク」関連慢性腎臓病予防食」は慢性腎臓病と診断される前の段階で、慢性腎臓病に移行することを予防するためのものです。
それは、猫の「一般食」にAIM活性化物質である「L-シスチン」を配合したものです。
猫が慢性腎臓病と診断される前の段階で食べるものであり、慢性腎臓病になるのを予防するための「AIMタンパク関連の慢性腎臓病予防食」です。
人間では慢性腎臓病(CKD)のステージが上がる(腎機能が悪化する)と治療食の内容が変わります。
猫も同じく「慢性腎臓病のステージ(ステージ分類もあるようです)」によって治療食の内容が変わるようです。
慢性腎臓病と診断された後は「通常の治療食」を優先する方が効果的だと思います。
ちなみに、うちのシロが食べているペットフードは以下でした。
・マルカンの「AIM 30」シリーズ
・いなばの「for AIM」シリーズ
もう1つの質問/皮下点滴について。
次に、腎臓病の治療に皮下点滴があるが、いつかもうこれ以上点滴ができない状況になるのはなぜか?という質問を考えてみます。