〈それ〉がない日記⑦
20240120
日記が1週間つづいた。でも、1か月やらないと「たった独りのための小説教室」のつづきが読めない。まだまだね。
土曜日はすきだ。週末がくるのが楽しみすぎて、もはや水曜日の夜がいちばん楽しいのだが、それはともかく、やはり土曜日はすきだ。
下の子、ゼロくんが熱を出す。あぁ、めずらしく平日に水泳やらサッカーやらで週3回も習い事を入れてしまったからだな。がんばった。今日は妻も藤野まで遊びに行ってしまったし、1日中、家事の日。でもゆっくりと晩ごはんの用意ができるのは気が楽。ここ数年、毎週のように食べているおかずを作る。さすがに作るのに飽きてきているので、なにか真新しい食材はないかと開けてみて気づく。〈れ〉が入っていた。冷蔵庫の中でキンキンに冷えたビールと日本酒と〈れ〉。そういえば野菜室にはレンコンもあったな。ほうれん草はみそ汁に使いたい。ビールが好きだけど今日は冷酒にしておこう。スペイン風オムレツの具は全体的に和の方向に決定。土井善晴さんの「味つけはせんでええんです」を読みはじめたのも、きっと影響している。ネギ、ナス、ニンニクは大人用。コーン缶とジャガイモ・サツマイモをマッシュしたやつと、トマト。あと餅があったな。餅を焼いてトッピング。オーブン機能がついているレンジで210度29分。定番すぎるオムレツだけれど、家族が満足しているから良しとする。
今日は何もしなかった。それでもコーヒーを2杯飲んで、読書を30分できただけでもいいでしょう。国井桂さんの「ツユクサ」を読了。映画も観たい。とにかく小林聡美さんが魅力的すぎる。明日も忙しい。
彼の熱は下がるかしら。病んでいる人がいると、猫が寄り添っていくのがかわいい。猫って、そういうことがわかるのだな。そういえば雨の濡れ縁に、裏の黒猫がやってきた。わが家のテンチョウとコモンが興奮。静かにしなはれ。