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最近作った詩(不作)
煙草
昼過ぎに、起きて髪の毛身だしなみ、
整え外へ飛び出した。
赤い太陽青い空、今日が始まる小雀の、
さき居た部屋には数本の、
花がゆらゆらひとりでに、
佇み孤独に唄ってる。
ぽっくり屋根の雀の巣。
昨日歩いたこの道を、
一昨日の足で踏み締める。
向こうに見える、山の裾、
別の色で見てみたい。
鯉のぼりが這う
しろい嘆息で。
自己同一性
おまえを嫌いだという。
嫌いと言った意味が好きだからと
「人それぞれだよね」っていう人は本当の意味での差別主義者だと思う
そんな人は資本主義的自由経済にまんまと包摂されろとも思う
夜明け前 明日の夕方 の予定を
立てたがきっと 夢に溶けてく
色んな"カルタ"を作ってみた
失恋カルタ「金閣寺」
"キ" 昨日みた夢の話、毎回登場人物をはぐらかしてたよね。
"ン" ん?っていうの、モテ仕草だと思ってるんだろうけど、正直ばればれだしめんどくさかった
"カ" 「確実に」が口癖なの本当に嫌いでした
"ク" くよくよして常に首を項垂れて歩く様子、嫌いじゃなかった
"ジ" 「磁石って僕らみたいだよね」NかSか、それとも同極なのかを考えては眠れない夜がたくさんあ
デカい穴と『光の方へ』
「次の夏には、好きなひと連れて月までバカンスしたい」
そんなんじゃない
『次の夏には、好きなひと連れてデカい穴までバカンスしたい』
これだよ馬鹿たれ。
大学生活で夢見た理想の生活形態。
それを実現させてくれたのは唯一の「デカい穴」。
誰もがその空間に足を踏み入れると、温かい抱擁の客達と店主の饒舌に時間は穴に吸い込まれ、違う話題の島々が柔和な諧和を生み出す。
僕はこの文章を涙を堪えながら