〔詩〕星空
冬の夜はひとり星空を見上げる
キーンと冷え切った地球から
白い吐息を送るように
オリオンの強さは魅力だけど
短気で乱暴なのはいや、なんて
ヒロインを気取ってみたところで
ただの迷惑ないいがかり
どこかで読んだ知識なんて邪魔
星座たちの物語は古代人の創作
今この瞳に映る星の輝きに
神話など要らない
余計な飾りは全て捨てよ
無機質な光で自分を貫け
冴え冴えとした夜空に輝くのは
静かに命を燃やす星たち
それぞれの星にはそれぞれの物語
けれど
私がそれらを知ることはない
こんばんは。こちらに参加させていただきます。
小牧さん、お手数かけますがよろしくお願いいたします。
読んでくださった方、ありがとうございました。