〔雑記帳〕とにかく歌いたい！

私は歌が好きだ。童謡からアニソン、昭和歌謡に80年代洋楽、フォークソングにJ-POP、いいなと思うと何でも聞きたくなる。

更に、歌うのも大好き。台所や車の中、風呂場で歌うと、気分スッキリ、上機嫌になる。安上がりでとても有り難い気分転換だったのだが、最近、歌おうとすると問題が出てきた。それも次々と。箇条書きにしてみよう。

1.歌が難しすぎる
　とにかく難しい。「白日」や「KICK BACK」は、初めて聞いた時に歌うことは諦めた。良い歌だな～と思いながら、指をくわえる気分で聞いている。

2.声が出なくなった
　これは年のせいだろう。昔は軽々と出ていた高音が、ずいぶん出にくくなった。歌いたいように歌えないなんて、昔は考えもしなかったのに。「みずいろの雨」「愛、覚えていますか」は、もう無理だ。

3.息が続かない
　これも、年のせい。そして運動不足。怠惰な日々が、私から肺活量を奪っていった。と、それっぽく書いたが、要は怠けすぎ。「ラブストーリーは突然に」のサビで目眩がしたし、「群青」は歌詞を見ながら軽く口遊んだだけで肺の中の空気が無くなった。

4.歌詞が覚えられない
　はい、これも老化。昔なら少し聞けば覚えていた歌詞もメロディーも、覚えるのに時間がかかる。覚えるまでは、鼻歌も歌えないから困る。「廻廻奇譚」は、未だにサビしか覚えていない。つまり、もうきっと覚えられることはない。

と、以前は楽しい気分転換だったのに、楽しくないことが増えてきた。「あ、何だっけ」と歌を中断したり、息が上がって歌えなかったり。それでも歌いたい時は、昔の歌にシフトする。大丈夫、まだまだ歌える歌はあるから、これから少しずつでも増えたら嬉しいな。