あたらしいおくすりのこと。(ルネスタレポ)
今でこそ、自営したり(病気で廃業せざるを得なくなっちゃったけど)結婚したり、割とフツウと思われる生活を送っている訳ですけれども、そりゃーもうヒドい時がありまして。
なんてゆーの?ヤンデレ?(←デレ?)メンヘラ?(メンヘル板はあったけど、メンヘラなんて言葉はまだなかったな。)
うん。まあ、とにかくひどかった。
しかし『割とフツウ』になった今も、しつこい不眠にはつきまとわれているのです。
てゆーか小学1年生で夜11時まで寝れないっていう子供だった時点でそもそも不眠だよね。(ベッドで狸寝入りを決め込んでいました。)
で、今回入院に当たって、重篤でもないしIBD病棟でもないし。
飲水できるようになるまで、点滴ではアタラックスP(アレルギー薬だけど副作用で傾眠作用がある。)しか入れてくれない!マイルド過ぎて気休めにもならない!
頼み込んだらセレネース出てきたけど。セレネースも効かないの知ってるし。
IBDではロヒプノール(サイレースとも言う。フルニトラゼパムだね。)入れてくれてたけど、点滴で入れると呼吸止まるくらいの沈静かかるらしくて朝まで指に何か計器付けられるし、今回の脳外メイン病棟ではそこまでやってくれないんですってー!
(てゆーかそれでも経口より全然寝れなかったのは何故?)
で、眠れない夜を過ごしていた訳ですけれども、飲水可能になったら経口薬も解禁じゃー。わーい。
で、お薬手帳は持ってってたので(入院しそうな感じがしたので)病院で出してもらう事にしたんですが、アモバンが病院内では扱いやめちゃったらしいんです。
やー。困るなあ。アモバンは入眠のキモなんですよ。
超短期の眠剤でね、一度経験するとこれなしじゃいられなくなるっていうブツです。ご多分に漏れずわたしもハマった。
で、代わりの薬は「ルネスタ」
ん。初耳。早速調べてみると、アモバンの後継らしい。2012年認可。
有効成分のエスゾピクロンは、ラセミ体(R体とS体の等量混合物)のゾピクロン(アモバン)を光学分割して得られるS体です。薬理活性の大部分はS体によるものなので、従来のゾピクロンの半量で同等の効果がえられます。なお、作用的にはゾピクロンと違いがないと考えられ、欧州では新薬として認められませんでした。
いやーしかし、もうアモバン飲んで数年。
苦味とか、半分だろうとどうでもいいレベル。
飲んでしばらく寝れないと、確かに苦味が出てきて「あー、ヤバいなー。効いてきてるのに寝れない。」て思ったりもしますが、それでウエェってなるほどでもありません。
それにしても、看護師とか医者は意外と(?)薬の使用感(てゆーか味)の事は知らない。
病棟看護師さん、アモバン苦いの知らなかったし(精神系の病棟なら知ってるかも)、大建中湯も「ショウガの味しておいしー。」て先生に言ったら、皆「そうなの?」て言ってた。
で、外出ていつも行ってるクリニックでアモバン処方してもらう時に、院内でルネスタだったよって話してみた。
「ルネスタ?あぁー、新しいやつね。効きは同じでしょ?薬価は高いよ。新薬だからゾロもまだ出てないし。」
だそーな。
うんむー。よっぽど新しい機構の薬ならともかく(SSRIからSNRIになったよ!とか)、わざわざ高い薬買う必要性はないな。
実際、効果にあまり違いはありませんでした。
良い意味でラッキー。
なのに薬価が高くなってるとは残念。
お試しできるのはいいですね。
入院中だったから、合わないと思ったらすぐ処方変えてもらえるし。
あ、でも、それこそSNRI(鬱薬)とかは効かないとか言ってすぐ変えないでね。効いてくるまでに2週間とかかかるし。
たまに患者の言う事ばっかりホイホイ聞いて、さっさと処方箋変更しちゃう医者がいるので。
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