割れた筆からアートが生まれたよ

書道をはじめてもうすぐ１年。
生まれたての小鹿のようにプルプル震えていた腕も、だいぶマシになってきました。

楽しく続いているわけですが、先日筆の先っぽが割れてしまいまして。

自然と、影付きの文字になってしまう。

それはそれでオシャレだなと思ったりもするのですが、書道的にはよろしくないよねということで。

あー困った。どうしよう。

先生に聞いたら、「買い替えたら」と。

そうかー。直せないのかー。
でも、調べてみたら一応方法は出てきました。

筆が割れる主な原因は日ごろちゃんと洗えてないからだそうで（思い当たる節しかない）。

お湯につけて固まった墨を落とせば復活しますよーと。

これは、買い替える前に試してみる価値がありそうだ…！

ということでやってみました。
空きビンにぬるま湯を入れて、筆を入れる。

しばらくしたら、穂先からつつーっと墨が落ちてきました。

面白い！と思って持ち上げたら、墨が水の中で動いてさらに良い感じに。

筆が割れちゃったときはショック大きかったけれど、思わぬ楽しみがあってラッキー。禍転じて福と為すってね。

そして筆、復活しました！ヤター！
洗濯してお日様で乾かしたフカフカのお布団のような心地よさ。試してよかった。すぐ捨てないでよかった。ありがとうごめんね小筆さん。

筆はちゃんと洗わないと、という教訓も得まして、また引き続きお習字に励みます～