![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129480784/rectangle_large_type_2_b691d28ce26de59c7a5e7b1b0f08cefd.png?width=1200)
書き始めるまでの長い道のり/【第2回】京都ライター塾受講レポート
江角悠子さん主催の京都ライター塾、第二回目の講座が行われたのでここにレポートを記す。
web会議に入室すると、メンバーの顔がずらっと並んでいる。初回は期待と緊張が混ざったような少し固い雰囲気もあったが、2回目となると画面越しでも和やかな空気感が伝わってくる。初回の他己紹介やペアワーク、講座中の発言を通して、それぞれの人となりが見えてきたからだろうか。
初回は書く前の心構えや、まずは情報発信をすることなど、スタート地点に立つ前の話が中心だったが、今回からいよいよ実践的な話に入っていく。心なしかメンバーも前のめりに見える。わたしがそうなだけなのかもしれないけれど。
さて、第二回のテーマは「インタビュー原稿の書き方」だ。
いきなりインタビューなんだ!と少し驚きがある。もう少し慣れてから書くものなのではなかろうか、という漠然としたイメージがあったからだ。
えずさんは、書くということはすべて、人に話を聞くことにつながるという。人物も、店も。エッセイだって、自分へのインタビューだ、と。
だから、誰かの話を聞いて言語化することができるようになると、あらゆる文章に生きてくるというのだ。
では、どのように書いていくのか。
ここで、ある記事が画面に映し出される。ホテルの紹介記事だ。
「どんな特徴がありますか。」
特徴なんて気にしたことがない。はて、まずは概要があって、部屋の説明があって…ということで合っているのか?
ここで、何人かが指名される。ぱっと記事を見て答えられる瞬発力。皆さんすごいなー。当てられたらどうしようって思ってた、正直。いかんいかん。失敗を恐れてはいけませんですね。
要は何かをするなら、まずは理想のお手本を見つけて、それを分析して、真似しましょう、ということだ。パクリではなく、真似。えずさんは、「内容が違うのだから、構造を真似してもパクリにはならない」と言う。
表現をまるっと使うのではなく、もっと本質的な、構造を真似する。ビジネスでも茶道でもなんでも、まずは型を覚えるのが大事っていいますもんね。いきなりオリジナルでやろうとしてはいけない。というか無理。世の中、先人たちの知恵と努力の結晶がそこら中に散らばっているのだから、まずはそこから学ばないと、ということですね。
さて、分析ができたと仮定して、じゃあいよいよ書くぞとなったら。インタビュー原稿が出来上がるまでの道のりは、結構遠い。
インタビューする
原稿を書くための準備
書く!
推敲
ここでえずさんが、書くは3番目で、書く前には事前の準備が必要だ、と話す。
具体的には、
読者となるターゲットや記事を通して何を伝えたいのか等を考える
インタビューで素材を集める
素材から構成を考える
ああ、考えることがたくさんだ。
さらに書きあがっても終わりじゃない。推敲が待っている。
初心者にとっては果てしない道のりに思えてしまう。が、一個ずつ積み重ねていくしかないですね。課題がんばるぞー。
第一回レポートはこちら↓