マリオをプレイするということ。「NEW!スーパーマリオブラザーズDS」
3月10日は「マリオの日」だそうな。
3月、「mar.10」でマリオ。
マリーお!みたいな読み方。
おはようございます。コケです。
ゲームばかりしております。
RPGも好きですが、マリオも大好き。
基本ゲームの好き嫌いはあまりありません。
まったくないわけではありませんが
どんなことでもそれは個人の好み。
ふもふも思うことをつづったところで
ゲームの面白さの足を引っ張るだけ。
それよりも「このゲームってこんなところが面白いんだよね!」と考えている方がいいと思っています。
ちょっとえらそうですけど(テヘ)
ぼくも元々、マリオは苦手でした。
ついつい先を急いでしまう性格で
なにも考えずに突っ走って
コインとかデタラメに取りながら
なんとなくクリアしていく。
でもある時「それをやめてみようか」と
天からのささやきが。
「意識して」コインをとり
用意された敵たちの倒し方を考えたりしてみたのですね。
基本ファイアーでたおすだけだったのですが。
あえて踏んでみたり、ね。
そうすると逆に見えてくる。
「いかにもファイアーでたおしてね!」と
言わんばかりのステージだけど
「実はこうもできる」と。
「こっちもやれそう」とかです。
そういった仕掛けを
作り手さんたちが試行錯誤して
1本のゲームが出来上がっている。
で。
そういう「なぜだろう」精神で
ひとつのソフトを見ていると、
だんだんと違う視点が出てきます。
ゲームってすごく時間のかかるクリエイティブ。
開発者の方々が
「あーじゃないこーじゃない」と何ヶ月、何年もかけて「OK!」となって世の中に放たれます。
思いつきで1発OKで
作れるわけではないじゃないですか。
よくはわかりませんが、
たくさんのプレゼンやら企画やらがとおって
よーやく「作ってみようか」となって作品としてカタチができていく。
世の中に出てくるゲームは
全て完成品。
ぼくらはその完全に出来上がったゲームを
遊ばせていただいているわけですね。
では違う視点とは。
まぁその逆です。
世の中に出てくる大多数のアイディアに対して
「ダメ出し」のアイディアはどれくらいあるのだろう、と。
クリボー1体にしても「なんとなく」で
配置しているわけじゃないと思うんですね。
わかりませんが。
なにかしらの意図がかならずある。
なにかの仕掛けがあるのなら
クリボー1体にどんな意味があるのだろうと。
気にしなければ
まったく気にもならないクリボー。
でも気にしだしたら
とにかく気になって気になってしょーもないのがクリボー。
「なんかあるんじゃないか?」と考えることで
クリボー1体でもたくさんの意味が生まれますよね。
踏む、スルーする、ファイアーで、特殊アイテム
連続アップ、ドッキリ…または「なにもない」
「なにかあるんじゃないか?」と思わせることで
なにがしかの緊張感が生まれるので、あえてそこで「なにもない」ことも必要。
だって今後のステージでクリボー見かけるたびに
「なにかある」がクセつきます。
なにかある?vsなにもないかもよ?
開発者とプレイヤーとの
「たたかい」がはっせいするのですから。
面白いですよ。
で、だんだんと慣れてくるので
ここいらへんでフックが来るだろうとか
そうすいすい行かせようには作らないだろうなどと、目線が「ゲームそのもの」から
「開発者」のクセみたいなものに変わります。
マリオでいうと「スターコイン」の配置。
スターコインはステージに必ず3枚配置されていますが、これがけっこうクセのあるところにおいてあります。
もし昔のように
「なんとなくマリオをしていたら」
スターコインなど全く気にしなかった。
取れればラッキーだし
ないならないで特に困りませんし。
でも配置の仕方やクセを見分けていく面白さってあって、どうやって取ろうかの「試行錯誤」がマリオの奥の深さだと思うんですね。
なんといっても究極的には
「取らなくてもいい」んですから。
むずかしいから故にチャレンジしたくなる一方、
むずかしいからこその「あとまわし」もできる
ゲームデザイン。
やるかやらないかは
君次第!ってとこですかね。
ぼくはステージに配置してある
スターコインはかならず全部見つけてから
次にいきます。
フルコンボ〜!!
思い残すことなし!
またプレイする時もあるでしょう。
その時は今とはまたちがう遊び方をしているかもしれませんけどね!
今回のお話しはおしまいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
コケでした〜。