ココロに太陽を!「コード・オブ・プリンセスEX」
陽キャ陰キャと昨今では区別されているけれど
どっちかと言えば明るい方が楽しい。
人それぞれだけど。
最近、お客さまとも会話することがおおくて
常々思うのだけれど
「女性って明るいなぁ」と感じます。
なんかココロが強いというか
内側にある日差しのようなものを感じます。
男子って静かじゃないですか。
楽しい人も多いですけどね。
ぼく、星の数ほどいる絵師さんでも
「西村キヌ」のイラストが大好きなのです。
水彩タッチなのに力強くて
でもどこか繊細で儚くて。
西村キヌ氏がイラスト担当!ってだけで
ゲーム買っちゃいます。
「カルドセプトリボルト」とか「サイバーボッツ」とか。
西村キヌ氏が描いた「テリー・ボガード」なんて最高にカッコよくて。
ゲームキューブのコントローラーがおかしくなるまで戦い続けました。
尊敬する西村キヌ氏が
イラスト、ストーリー原案まで担当したのが
「コード・オブ・プリンセス」
元は3DSでも発売していました。
それがSwitch用にパワーアップしたのが
「コード・オブ・プリンセスEX」
お城が陥落し落ち延びたお姫様、
「ソランジュ」が主人公の
ベルトスクロールアクション。
聖剣DXカリバー(デラックスカリバー)を持って生き延びよとのお父さんの言いつけを守るため旅に出ます。
ソランジュはほんとに明るいキャラクターで
落ち込んだり沈んだりしないため
プレイヤーもついつい気分があがります。
凛としていて、どの相手にも敬意を持っているというか、人をおとしめるようなことが全然ないんです。
毅然としたヒーロー感と言いますか。
世間知らずな感じもいい具合なんですけどね。
アクションは簡単なボタンと十字キーの組み合わせでさまざまなコンボに派生します。
また上、中、下段に「ライン」があり
上に下に移動しながら戦います。
こちらが一方的に戦えるのかというとそうでもなくて…案外ハメられてしまいやすいです。
しかし戦闘中のソランジュの掛け声がなかなかいいんですよ。
「お覚悟を」
「ワタクシが相手になります」
「この一撃で!」
と王女らしく品格がある掛け声なのです。
かと言ってダメージを受けた時は
「あ〜れー」
「いやぁ〜ん」
「やぁ〜めーてー」
と急にしおっぽくなってしまうんですが、なんか嫌味がないんですよ。
どこか気が抜けているというか深刻さがなくて、いい感じで脱力系?なので
ハメられてもクスッとしちゃう。
むしろハメられている方がキャラが立つ感じです。
敵の数もそうそうに多く、まとめて倒したいところですが、レベルが低いうちはガードやライン移動でダメージをかわしながら戦うのがベスト。
仲間も多く、盗賊のアリー(1番左)
ゾンビじゃないよネクロマンサーだよの
レディーゾゾ(ピンクの彼女)
人生なめきってる遊び人、将来は賢者になるらしいアレグロ(緑の彼)
他にも幻獣拳UMA48(幻獣拳、未確認生命体の動きを模した拳法使い)のMr.T
ギャラクシー一刀流、
月影シューティングスタ一之助など
個性しかないキャラクターしかいません。
感のいい大人たちはお気づきかもしれませんが
「大体パロディー」です(笑)
まぁでも「パロディー」は最大の賛辞だ、とも言われてますし、いいじゃないですか。
こういうのも。
元ネタ知っているとけっこう笑えますし。
締めるところは締めてくれますから
ストーリーも全体的に明るめで重たくないので
サクサクと遊べます!
お気づきのみなさま、オールドゲーマーのあなた、
かつて「セガサターン」という名機で
「ガーディアンヒーローズ」をプレイしたことがあるのでは!?
そんなあなたには
うってつけの一本!
プレイしたことがなくても、
ソランジュに会うたびにココロが明るくなります!
たまにいますよね。存在が太陽みたいな人。
どちらと言えばぼくも陽キャですが
ソランジュの域には達していません。
まだまだですね〜。
見習おうっと!
コケでした〜。