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風向きを変えたキミの笑顔。「ゼルダの伝説 風のタクト」
生涯大切にしたい作品ってありますか?
コケが聞かれたら真っ先に答えるゲーム。
それが「ゼルダの伝説風のタクト」
主人公リンクが喋る赤い船「赤獅子」とともに
風を操る「タクト」で風向きを変えながら
大海原を駆け巡る冒険。
さまざまに個性的なキャラクターに出会い
いい人も本気でダメな人も
とにかく濃ゆいアドベンチャーゲーム。
当時、ゲームがハイスペック化して
リアルになっていくことに寂しさと
むずかしさを感じていたぼくは
ゲームが少し退屈になっていました。
そこに現れた突風の如く現れた
「ネコ目リンク」
とことんデフォルメされた世界観。
冒険する好奇心を詰め込んだシステム。
ゲームに飽きて、粉々に散った
ぼくのタライとホース(ゲーム内のネタです)は
風タクと出会ったことで
ひとつになりました。
ちょうど給料日だったぼくは
「ゼルダの伝説 風のタクト」のために
ゲームキューブ一式とソフト、
周辺機器を丸ごと揃え一気に散財。
それでもこのタイトルテーマを聴いて
後悔よりも満足感で満たされました。
ぼくにはナゾのルールがあって
必ずゲームを遊ぶ前にオープニングを必ず見る
という鉄則もこの「風タク」から。
ぜったい2ループ聞いてゲームスタート。
気分がぜんっぜんちがいます。
丘の上から地平線を見上げて
舐め上げるように海原を映すテクニックに痺れ
カメラワークの自由さを感じて
ゲームキューブのスペックに酔いました。
トントン拍子で世界を救うことに
なんのためらいもなく冒険に出るリンク。
勇気とはこういうものかも知れないと
自分の感性と冒険者がリンクした時
ゲームの偉大さを教えてもらった。
決して怯まず
どこまでも爽やかで
世界には絶えることのない風が
ずっとずっと続いている。
オープンワールド的なゲームシステムだからこそ
風通しの良さがとにかく集約されて
何回でもこの海に帰っていく。
スタッフロールが流れた時
取り巻いていたゲーム業界の
「風向きが変わった」ことが
ぼくにはすごく嬉しかった。
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キミの笑顔は世界を救う。
リンクを貼っている「ニンテンドーミュージック」はニンテンドーSwitch online加入者のみが
聴けるサービスです。
Switchからでもポポイっと加入できますので
気になる方はチェケラ♪
だめだ。風タクはこんなんじゃ語りたりない。
コケでした〜。
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