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「ISFP-A冒険家」の夏休み。オトナのシットリ自由研究『フォーエヴァーブルー ルミナス』

自分とはなにものなのか。現代社会の大きなテーマに聞こえる。なぜ"自分"を問われるのか。
簡潔に言ってしまえば「問われたから」である。
聞かれたらなのだ。

キミはなにものなんだい?」と。

大変に答えづらい質問だ•••。コケは銀河の端っこの太陽系第3惑星の地球にある日本という国の枠組みの中の都心とも田舎とも言えない街中のほんの小さな一角に定住している男子(オス)でそろそろレベルが42になる乙女座のしがない会社員だ。

キミはなにものなんだい?」の問いとはつまり、最後の部分だけが重要で「会社員のコケでかれこれ20年ほど社会人をしています」程度のことなのだ。

会社員であるとともに乙女座でゲームが好きでSwitchをたくさん持っていて言葉に取り憑かれnoteを書いていておっぱいが好きで•••なんて節は問われていないのだ。


もし「会社員」という服を脱いだらコケには何が残るのだろう•••。なにも残らないかもしれない。それでもいいのかもしれない。乙女座は残るか。ゲーム好きも残るか。コケはなぜ乙女座なのか。


乙女座のゲーマーはなにを「コア」にしているのだろう。問われたことにより地球の端っこからスタートした"ベールに包まれた自己探究の旅"は、より深く馴染みのない大人の宿題のようなものか。

「キミはなにものなんだい?」なんて今の時代に始まったわけではなくブッダの時代から元々あった課題だ。歴史の流れの中で今よりも物騒な世の中で「自分探し」を行っていた。まぁ仏教では「自分なんてない」と説いたわけだが。

こんなことを書くとワクワクしてくる。
知らないことがわんさか湧いてくる。

コケのコアにある、とでも呼べるものが共鳴しているのが伝わる。ベールを脱いだコケは世界に転がる記憶と記録を求める好奇心と知識欲のカタマリの「冒険家」だったのだ。


いささか気になる箇所もあるが気に入った。

好奇心をオトモに

よりベールの濃い自己探究のために

冒険家は海に降りた。


宇宙よりも謎とされる海の世界。
宇宙開発がドンドコ進むのに地球の資産である海についてはほとんど知られていない科学の世界。

光も灯せない海底で
なにものでもない」彼女と出会う。


サポートAIのSerA。

女性ボイスだが性別はコンピューターにはない。AIの割には心配してくれたり情けない行動には叱ってくれたりする。時々イントネーションの乱高下が気になくもないけれど、どんな時にも支えてくれる頼もしい存在には変わりがない。


冒険」には「仲間」が必要だ。
それも"頼もしい"仲間が。



深海と呼ばれる水深はおよそ100mほどからだという。意外と浅い気もするが、人間は「高さ」には疎い。目が両方とも前にある故に距離と奥行きは感じとれるのは「目安」となる対象物が平行的に羅列されているのが社会だからだ。


空と海には対処物がなく、距離の目処が付きにくい。またこの社会は整えられている。ランダム性を排除していくのも社会であるだろう。カオスの発現をなるたけ好まない。それが常識になって、いつからかアタリマエになっていく。

アタリマエに整備されたもの以外は異端と呼ばれると悪魔だとかモンスターだとかデビルだとかゴーストだとか妖怪だとかと分けられ区別していく。

こんなおさかなもこれらのどこかに属する異端児なのだろうか?

「シーラカンス」と名付けられてはいるがそれだって人間がつけたあだ名に過ぎない。彼らに名前はなく肩書きも存在しない。ただ海にいるだけの生物である。しかしそれでは「キミはなにものなんだい?」と困るのが人間。この生き物に「シーラカンス」とラベルを貼ったのは人間の都合なのだ。

名前のなかったキミは、なにものなのだろう?



海底のおさかな、というと熱帯魚のような派手な装飾をしたカラフルな体色を思い浮かべるけれど、それはほんとにわずかな魚類であり、だいたいがオスが婚姻色をまとい、オスがメスになる性転換(正確にはなんて言ったっけな)も頻繁に行われる。だいたいはみんな地味だし、シットリした生活をしている。


面白いのが「フォーエバーブルー ルミナス」の海には「淡水」と「汽水」と「海水」「古代魚」のおさかなたちが同じ海で見つけられることだ。生活圏がみんな混ざっている。ウグイのとなりで古代のおさかなが泳いでいる。

探索する海にもよるが地形も都度都度変化していくのも冒険心が掻き立てられるものだ。



どこに行くのも進むのも諦めるのも切り上げるのも自分しだい。行ったり来たりをただただ好奇心だけをフラッグとして掲げ、くくり抜けるだけ。

道先に出会うおさかな達は、
ほんとに地味だったけれど。


風のタクトのジャブジャブさまの元ネタかな?

デッカいナマズにも


アジ、と言いながらも83cmもある。
ちなみに水玉模様のギンガメアジにも出会った。


さらにさらに、奥へゆこう。
ここでは自分もカタチを成さない。
自分とそれ以外もない。
乙女座のコケも、もういない。

全部が溶けていく。暗闇に重なっていく。
夜に溶けていく。深く。深く。。。

"なにものもでもない"深海に
"なにか"が待っている。

幽霊の気配を辿るような
見てはいけない存在が、深海へと誘う。

深く。。。

深く。。


。。。。。

。。。




キミは!!




バチコン明るいニシキゴイ!!

あなたなにしてるの!?
深海でなにしてるの??

あ!!わかった!!
あーたポケモンでしょ!!
コイキングなのね!?

もうすぐギャラドスに進化するところなのね〜。
コイは200年生きると龍になるって言うものね!!
野生ポケモンはこんなところで進化狙っているのか〜。

お!!

ひいてる  ひいてる!


なんだかもう龍神サマじゃない??
神格高そうじゃない??

そういえば今年は辰年だね。縁起よいですねー。
龍とは「水源」のことでもあるからあながちずれてもいないんだよね。

西洋と東洋では龍のカタチがちがうのも面白いのだけれど、それはだn•••

アユ!!



サケ!!


美味しそう!!
(語彙崩壊)


もっと深く潜りたいが今日は帰ろう。

おなかが空いては冒険は出来ぬ。
深海には肩書きも社会人もなにもない。
しかしここには「この世の全てが置いてある
多様性と神秘に溢れている。

探せ!!

とか言ったら伝説の海賊になってしまうな•••。
やめとこう。



あなたに隠されたコアを
アンベール」してみよう!



2回目やったら「提唱者のAタイプ」でした。

ほんとの自分って•••(笑)??

神秘のベールを剥がす夏休みに。

コケでした〜。

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