大長編ドラえもんへの愛を語る「ドラえもん ギガゾンビの逆襲」から「魔界大冒険」編!
ワタクシことコケ。
ゲームについてふもふも思うことをつづっております。
ゲーム大好きなんです。
で。
アニメやマンガが主体のゲームってあるじゃないですか。
いわゆるキャラゲーってやつです。
ぼくね、
ドラえもん大好きなんですよ。
特に「映画」の元になる
「大長編」ドラえもんが大好物!
普段の平和な町でののび太とドラえもんの
トンチの効いたドタバタ劇もスキなのですが
ひとつの大筋を辿っていく大長編は
トンチもドタバタもない真っ向勝負なストーリーが、たまんないです!
実はコレ「ゲーム」になっていて、
しかも「アナザーストーリー」として
描かれているのが
「ドラえもん ギガゾンビの逆襲」
なんと!大長編10周年企画として描かれた
「ドラえもん のび太の日本誕生」の中の
未来人「ギガゾンビ」が復讐にやってきた!
タイムマシンで異変を感じたドラえもんたちは
タイムマシンで過去に向かう途中
「時間の嵐」に巻き込まれ、みんなともバラバラ。道具もなくしてしまったドラえもんが、目を覚ましたのは、「ぼくの家!」
そう!主人公は「ぼく!!(アバター)」
なんかわかりませんが、どうやらドラえもんと知り合いらしく、ナチュラルに冒険に出かけられる間柄!
もう、ヤバくない?
ドラえもんとお散歩できますのです。
もうそれだけで天に召してしまいそう。
しかもBGMは初期ドラ!
星野源とかじゃないんです!
ドラえもんと言ったら!とってもだ〜いすき〜♪
のオープニング。
泣けてきますよね〜…。
ちなみに「大長編ドラえもん」の主題歌は
作者の藤子・F・不二雄氏が亡くなるまで
武田鉄矢氏が書いたり歌ってたりしておりました。え?鉄也じゃ渋いのかって?
なに言ってるんですか。
名曲しかねぇんです。
名曲しかないんですよ。
めいky…まぁいいか。
実は鉄也氏ご本人も悩まれていたようなのですが、藤子氏が彼の大ファンということで、お願いしまくっていたという逸話があります。
壮大なストーリーの最後に流れる鉄也氏の歌…。
これぞ大長編の醍醐味…。
まゲームで流れたかは忘れましたが。
ドラえもんと友達設定ってだけでおいしすぎるんで。もうそれ以上望まないのが大人ってもんです。
しかし。
このゲームはRPG。
大長編ドラえもんの世界を舞台に
離ればなれになったみんなと道具を探しながら
異変が起きている元凶を倒しにいきます。
今回はその舞台となった
「大長編ドラえもん」の「推し」を
すこぶる語り明かそうとすることにします!
一章はなんと!
「ドラえもん のび太の魔界大冒険」!!
いきなり魔界大冒険!はぁあああ!もうこれ語るんですかそうですか。
魔界大冒険とは「もしも魔法の世界があったなら…」とのび太がドラえもんにお願いして「もしもボックス」で魔法の世界を体験するストーリー。勉強しなくてもいいかもしれない、少しでも楽がしたいのび太は、魔法の世界のラクチンさを求めて魔法の世界にいきます。
が、魔法の世界は魔法の勉強があり、いっさいがっさい覚えられないのび太は、元の世界に戻ろうとしますが、不思議なネコ「みよちゃん」に出会い、世界を救う旅にでます。
ぶっちゃけて言いますと
みよちゃん、コケの「初恋の子」です。
普段はかけられた魔法のせいでピンク色のネコなのですが、月に灯りの下にいるとお姉さんの姿に戻るんです。
月の灯りに照らされた女の子。
ドキッとしないわけないじゃないですか。
してやられましたねー。あれは。
そんなみよちゃんと、魔界に乗り込むのび太たちなのですが、道中悪魔たちに囲まれて絶対絶命のピンチ。洞窟に逃げ込んだのび太とみよちゃん。
「あなたが救わなかったら…だれが…!だれが地球を守るの!?」と怒るシーンはココロに突き刺さります。のび太に地球を任せる…。
みよちゃんの犠牲のおかげで生き延びたのび太。絶対に戻るから…!と泣きながら走る姿は今でも忘れられません。
まぁそんな大イベントがあったにも関わらず
「もしもボックスでさらっと元に戻そう」とするドラえもんがまたいい。
すると、のび太は気がつきます。
「捕まったみんなはどうなるのさ」と。
すかさずドラちゃんは
「関係ない。あっちはあっちでこっちはこっちだから。」
…ドライすぎません?(笑)
サイコーですよね。
のび太があんなにわんわん泣きながら逃げてきたにも関わらず、「関係ないよ」「道具の世界だから」と。
悪魔もみよちゃんも、もしもボックスの見せた世界だから空想でしかないんだ、だから危険を冒してまで助けに行かなくても、元の世界に戻せば全部なかったことになる。
「さ。戻そう」
なんのてらいもなく。
幼きコケ少年はこの時はじめて
「怒り」という感情を覚えました。
のび太が止めてくれたので、なかったことにはなりませんでしたが、もしあそこでサクッと戻していたら、みよちゃんたちはどうなっていたのでしょう。
アニメ版では一回エンドロール流れますし。
ちょいちょいドラえもんってクールな面があって現実主義と言いますか、なにかココロの大事なものが欠けていると言いますか。
のび太が魔法世界を作ったから、魔法世界が大変な目にあって、他のみんなやみよちゃんが魔界で捕まったことを踏まえて、
「さ。元に戻そう」
…って言えます!?
「助けてから」じゃないんかい!
って子供ココロにつっこんでいましたよそりゃ。
軽い失望感も生まれました。
ドラちゃん…。
まぁなんやかんやでのび太が「出来ない!」と振り切って助けにいくのですが。
のび太って勇者なの!?と普段ののび太との違いにも触れられるのも大長編ならでは。
なにかの映画でスネ夫に「映画になると勇ましい」とかツッこまれてましたね。
この魔界大冒険の元凶、「大魔王デマオン」を倒さないことには地球の危機は救えないのですが、
心臓に「銀の矢」を打ち込まないと倒せないと知り、みんなが投げ込んでも高笑いしているデマオン。
そうそうラスボスってそうじゃなきゃ。
そうサクッと倒せては冒険の真髄がなくなってしまいますよ。
なにかウラがあるのがいいんです。
魔界について調べていたみよちゃんの父親、「満月博士」が魔界レキテイ」という辞書を調べることで心臓のことが発覚し、
「デマオンの心臓は宇宙にある!」ことを突き止めたみんな。
心臓が宇宙ですよ!?
夢ありまくりじゃないですか。
しかも心臓だけど「星」として宇宙に浮いているんです。探しようがないじゃん!
とか思いますが、ちゃんと位置まで調べ倒していた学者いたので、なんとかなります。
すげーな学者。
星とか言いながらめっちゃ心臓でしたけど。
しかも隠しているだけでバリアとかないんですね。もろだし。バリアフリー。
セキュリティーにちと問題あるのでは?
そりゃ打ち込まれたらひとたまりもないですよ。
どんな生物だってオープン心臓だったらどうしようもないじゃないですか。
そんなつめの甘さもかわいいのですけど。
魔界大冒険ってドラえもんあまり活躍しないお話しなので、後半ほとんど出てこないんです。
デマオンのトドメはジャイアンだし。
ドラえもんは科学信仰なので、魔法にはずっと懐疑的で疑っていましたし。
そんな大冒険をした「魔界」を
「ドラえもん」と旅をする「ギガゾンビの逆襲」
しかもみよちゃんもしっかりついてきてくれるサプライズ付き!
デマオンもちゃんと復活しているし、
あの悪魔もその悪魔も、なんなら魔法生物としてチラッとしか出てこなかったイソギンチャクみたいなやつまで!
燃えないわけがないじゃないですか。
しかも道中、ドラえもんに相談することができて「コケくん」って呼んでくれるんですよ!?
ドラちゃんボイスで
「コケくん」
脳内リフレイン止まらない!!
ぼくだって
「ドラえも〜ん!」って呼びたい!!
まぁあれはのび太の専売特許なので仕方がないか…。
ドラえもんギガゾンビの逆襲はターン制RPGなので、うんによって「かいしんのいちげき」的なものがあります。
なんだと思います?
なんとですね。
「がんばった」んです!!
かいしんのいちげきの時効果音が勇ましいものになり
「ドラえもんはがんばった!」と
表示されるんです!
「ドラえもんはがんばった!」
かわいくないですかコレ。
ドラちゃんがんばってくれるんですよ?
もう頭ペシペシしたくなりますよね!
どうせなら四六時中がんばってほしいところですが、なかなかがんばってくれないところも
かわいさ全開!
わかっててがんばらないのか!?
ネコあるあるか!?
ああぁだめだ…。
ドラえもんのことになるとつい熱くなってしまいます。
軽くサクッと書くつもりでしたのに…。
全然足りない…。
画像貼れたらもっといいのですが、ファミコンって画面黒いのが多いのでどうしても画面に背景が映り込んでしまい、ジダラクな生活モロバレなので、貼れませんでした。
レトロフリークでも買おうかな。
そしたら無駄にドラちゃんとの大冒険、ならぬ
大デートを語り明かします。
あ
デマオンは銀の矢を使うと弱体化して弱くなりますが、使わなくても勝てるんです。
だいぶ辛いけどね。
ドラちゃんにたくさんがんばってもらわないといけませんが。
レベルさえ高ければ楽しめるのもレトロゲームのいいところ。
レベル上げで大変なのが「お金がたまりすぎる」んですよこのゲーム。
別に困ったことはないのですが、通貨が
「どら焼き」なんです。
魔物を倒した数と、相手の強さに応じて
ドラミちゃんがどら焼き焼いてきてくれるのですが、こまめに受け取らないと
「お兄ちゃん365000個どら焼き焼いといたわよ」とかサラッというんですね。
365000個のどら焼き。
小豆生産農家さん大忙し!
…おっとゲームの時間だ。
もし機会があればプレイしてみてくださいね!
ドラちゃんに名前呼ばれてキャッキャウフフ出来ますよ!
こんな感じでニッチなシュミを語り明かす
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今回のお話しはおしまいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
コケでした〜。