アドラー心理学って難しいのよね
おはようございます。ベビーシッター兼保育士のねこばすです。
突然ですが、私は法学部を卒業後アパレル会社で長年勤め、それから保育業に転身しました。
法学部かすってもいない(笑)
今もし大学生に戻れるとしたら絶対に心理学部に入りたいです。
(因みに、さいきん心理学検定なるものの勉強を始めました)
なぜなら、全てのジャンルにおいて心理学はとても役に立つからです。
もちろん子育てや保育においても。
近年日本の子育て界隈ではアドラー心理学が流行っています。
流行っているという表現は語弊がありますね。
この心理学に共感して実践しようとしている方が大勢います。
でも、実際は彼の言うことを実践するのがとても難しい。
「人を褒めても叱ってもいけない」
「承認欲求の否定」
「トラウマは存在しない」
などなかなか強めな言葉が並びます。
大人である自分の人生を自分で変えようと思ってアドラー心理学を実践するのと、
子どものために取り入れるのでは難しさのタイプがだいぶ違うように感じます。
(浅い理解ゆえだったらすみません)
子どもを自立した人間に育てるために、アドラー心理学を実践する。
その時にまず大事になるのは、大人の意識の修正です。
子どもに対する意識を修正しないと始まりません。
「てことは、よほどみっちりと勉強しない限りパーフェクトに実践することはできないな☆」
くらいに思っちゃっています(笑)
そんな私も一つだけ常に意識しているポイントがあります。
「大人と子こどもは対等な関係」
大人と子どもは上下関係ではなくて、お互いへの信頼と尊敬を伴った対等な関係である、とうい考え方です。
その上で「課題の分離」「共同体感覚」なども意識・実践が必要なのですが、まずは上記かなと。
大人同士でやられたら嫌ことを子どもにしていいわけがありません。
日常でもあり得る場面だと、
◆体罰全般
(私は叩かれた記憶はありませんが、悪いことをして家から閉め出されたことは何度か。あれって今だったら体罰になるのかな?)
◆子どもの行動のコントロール
大人は何の説明もなく今集中していることをいきなり「もう行きますよ」と中段されることはありません。でも、子ども相手にはしてしまいがち。
◆謝らない
大人同士でも喧嘩をすることはあるけれど、自分に非があると思ったら謝ります。謝れないこともありませうが、その後の人間関係に支障が生じる可能性大。でも「大人が子どもに謝ってはいけない」と変な意思を持っている大人は多数存在します。
などなど。
大人同士でやられて嫌なことは、子ども相手にもしてはいけない。生まれた時が違うだけで人としての価値に違いはないのだから。
という単純な話です。
単純だけど意識していないとなかなか実践できないことでもあります。
なので、私は子どもと接する時に、ここを意識しています。
その上での「子どもが好ましくない行動をとった時にはどうするか」などですよね。
子育てや保育をする時には、まず子育ての目的と共に子育て観や子ども観を見定めることが大切です。
(どんな内容になるかは、もちろんご家庭により違います)
それを考える時にアドラー心理学はかなり参考になるので、まだ触れたことがない方は一度彼に関する本を読んでみてはいかがでしょうか。
はーー、本当に大学生になりたい。
別に年齢は戻らなくていいから、また大学に通いたい。
勉強漬けの毎日とか楽しそう。
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