かくれ◯◯弁(方言)
かくれ◯◯弁ー私の造語である。今回はネイティブのかくれ土佐弁について。全国的に知られている「〜ぜよ」とか(注:坂本龍馬と夏目雅子とスケバン刑事しか使ってない)、「〜しちゅう」「〜なが」みたいな普段使いの土佐弁ではない。おそらく土佐人が土佐弁と思わずに使っているであろう土佐弁のことである。
例えば、
・せいもんじゅん
→体育とかで背の順に並ぶことを言う。保育園・幼稚園から小学校まで、ずっと先生が使っていた。
・ぐっぱのそろいぞね
→ジャンケンの一種。標準語訳「グーとパーの揃いですよ」。以下かけ声「ぞうね」と続き、手を出していく。途中「かえぞうね」で、出す手を変える。皆が変えると全く意味がないので、時々変えない人がいるのがミソ。
・どれにしようかな、うらの神様の言うとおり
→全国的にもよくあるおまじないの文句。「うらの神様」とは何ぞや?
・い〜やーやーこーやや〜先〜生に言う〜ちゃろー
→標準語訳(?)「あ〜らーらーこーらら〜先〜生に言ってやろー」。千葉出身の友達はこう言ってたから多分これが標準語。
・ひーとりもんがーオニぞうね〜
→これもジャンケンの一種。みんなの中でひとりだけ違う手を出した人が、オニになる決め方。これもみんな同じだったら「ぞうね」と続き、「かえぞうね」となるんだったかな?
・すけした
→「下敷き」のこと。年配の人がよく使う。
・さし
→「定規」のこと。県外で通じなかったので驚いた。
・バラがたった
→「薔薇が咲いた」ではない。トゲが刺さったの意味。若い人は使わないと思う。
一応思い出せる範囲で書いてみた。多分まだまだあると思う。皆さんの「かくれ◯◯弁」は何ですか?全国の人に聞いてみたい。
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