「なんで覚えられないの!?」の言葉の裏側
心の余裕を取り戻す
子供が同じミスを繰り返すことで、つい我慢の限界が来て怒ってしまうことは、経験したことがある方も多いんではないでしょうか。
でも、ふと立ち止まってどうして自分が怒っているのか考えてみてください。
「なんで覚えられないの!?」の言葉の裏側に、色んな気持ちが入り混じっていませんか?
たとえば、私は「なんで覚えられないの!?」の言葉の裏側に、こんなモヤモヤが隠れていました。
ざっくり言うと、「親に余裕がない≒親の限界まで来ている」状態ですね。
なので、ここまで来たら、一旦落ち着いて、親の心身に余裕をもたせてあげないといけません。
余裕を取り戻すために、セルフケア🧘🏻💚ができる人は、もちろんそれもアリですが、正直これ以上、家事・仕事・自分の時間を減らすのは無理だから限界が来ている訳で…
削れる時間は「子供の学習時間」です!!!
大丈夫、ここを削っても学習効果は下がりません。むしろ上がる可能性の方が高いです。
学習のプロセスを理解する
以前の記事でも書きましたが、私達の脳はデフォルトでどんどんものを忘れていくように出来ています。
なので、子供が同じミスをするのは当たり前です。
でも、その当たり前を利用して、ちょうど忘れそうな頃を見計らって思い出させてあげると、記憶の定着につながります。
また、「机+紙+えんぴつ」の勉強スタイルではなく、ゲーム感覚で楽しめる短い学習を繰り返すスタイルに変えてみてください。
イヤイヤ勉強をダラダラするよりも、楽しいゲームを5〜10分だけ、一日間隔を開けて2〜3回する方が親子の負担も少ないです。
そして、このスタイルで短時間勉強をコツコツ続ける方が、定着効果が高いことが多いです。
新しいことを詰め込みすぎない
たくさん覚えてほしいことがあるからといって、新しいことを詰め込みすぎると、達成感を得るのが難しく、モチベーションの低下につながります。
大人でも、母国語以外の言語で本を読んでいる時に、5%以上知らない単語が出現すると読み続けるのが苦痛になってくるそうです。
なので、教える側からするとかなりゆっくりのペースで進むのでヤキモキしますが、学習内容には「既に知っていること」をたくさん混ぜてあげてください。
その中に少しだけ「新しいこと」を入れていく。その「新しいこと」の定着具合によって、次の「新しいこと」を入れる量を調整していく。
本当に短い時間の学習でいいので、この繰り返しが大切です。
子供の学習に対して親にできる重要な役目は、子供の学習プロセスと学習状況を理解して、学習のタイミングと量をうまく調整してあげることではないかと思っています。
中々思うようにいかないことも多いかもしれませんが、無理なく続けられるバイリンガル・マルチリンガル教育を、一緒に頑張りましょう💪🧡
.┌┐ / / ./ / i | ( ゚Д゚)<そんなバナナ |(ノi |) | i i \_ヽ_,ゝ U” U