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きれいに書くのはやめた
私は、はじめ『あたたかいろ』という名前で記事を書いていた。名前の由来は、あたたかい毎日を送るための記事を書いていくことからだった。
実際に、私の過去の記事を見ていただけるとわかる通り、なんだか良いことばかり書いてある。
なるべく事実にそくして書いてあるのは本当だけれども、記事の内容としても『こうした方がいい、ああした方がいい』ときれいごとばかりだった。
けれども、自分で決めたスタイルだったし、それを守って書いていくことが正義のように感じていたので、書き続けていた。
ある時、ふと糸が切れたように書くのが辛くなって、書かなくなってしまった。なんか、つまらないし、疲れるし、書きたくなかった。
ところで私は、父に厳しく育てられたせいもあって、どちらかというと気持ちを抑え込むタイプだ。ささやかな父への抵抗として、父に対して絶対に感情を表現しないぞ!っとしていたからだ。
自分が無邪気にしている姿を、父に見せると喜ぶと思ったので、それをしなかった。なるべく無表情でいた。
大人になってからもその後遺症は残っていた。自分のことになるとどうしていいのか分からなくなるのである。何を話したらいいのか、どうしたらいいのか、何が楽しくて、何が嫌いなのか?
私は、人と接するときはだいたい聞き役になる。なぜなら自分のことを表現できないから、必然的に聞き役になっている。
けれどもある時それをし過ぎると、辛くなることを知った。頭がパンパンになり疲れてイライラする。なんで人のために自分が犠牲になっているの?
そしてこうも思った。もっと自分の話しもしたいと。息がしたいと。そう思ってから、周りからのアドバイスもあって、こうしてまたnoteの記事を書いている。
でも今回はスタイルが違う!!!自分の生身の声を表現するように心がけている。
無理に敬語を使ったり、いい風に見せたり、キレイにまとめたり、そんなことはやめた!
口語でもなんでも、自分の内側から発生する声に従って書いていこうと思っている。でも、そうして書いていくと気持ちがいい。
事実に即したというか、体験をそのまま写しているからだと思う。いまは、このスタイルで書いていこうと思っている。
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